１５年も経ったらしい　……　２０２０．５．１５
	「早いもので１５周年なんだとか」
	「もうそんなに経つのか」
	「何と言うか、５月１５日で１５周年って言うと、 なんかちょっと特別感ない？」
	「確かに綺麗に数字が揃った感じはするな」
	「まぁ、そもそものサイト開設日を キリの良い数字にしたところはあったと思うんだけどね」
	「１日にしようかって案もあった気がするな」
	「定期更新日を設けようと考えた時にも、 毎月１日にしようかって思ったことあった気が」
	「正月とか更新がめんどくさいかもと思ってやめたんだよな」
	「月の真ん中だし、サイト開設日でもあるしで 毎月１５日にしたような？」
	「さすがにもうその辺はうろ覚えだな」
	「厳密に当時の記録とか残してたわけじゃないしねぇ」
	「そう言やさ」
	「うん？」
	「今回、配置逆なんだな」
	「配置？」
	「いやほら、毎年このタイミングって 最初に喋るの俺で左側だったじゃん？」
	「あー、そういうことね」
	「俺らの画像だって、 視線方向が俺左だと向き合うように書かれてるじゃん」
	「まぁ、そうね」
	「俺ら二人だけだと、順番の逆転って起きないし、 珍しいなと思って」
	「たまにはいいかなって」
	「じゃあ来年は戻るのか」
	「さぁ、気分次第なんじゃない？」
	「それもそうか」
	「フォーマットはある程度決まってても、 ここに厳密なルールなんてないしね」
	「しかし、なんつーか、 ２０２０年で１５周年で、色々とキリの良い感じなのに 世間はいまいちぱっとしないよな」
	「まぁねぇ……」
	「新型コロナがなぁ……」
	「そんなすぐに収束するとは思ってなかったとは言え……」
	「いつまでこんな調子なのが続くんだろうな」
	「まぁ、外出自粛自体はさほど苦ではないんだけどね」
	「家に籠もってると息が詰まるとか言ってるらしいが、 出かけられないとつまらない人は大変だよな」
	「基本的に引きこもっていても平気なタイプだしね」
	「家でゲームとかしてりゃいいなんて最高じゃん」
	「ねー」
	「これで働かなくてもいいなら もっと最高なんだがな」
	「収入なくなるのはちょっと……」
	「一生遊んで暮らせる金が欲しいな」
	「ほんとにね」
	「話題変えるか」
	「そだね」
	「つっても更新もできてねぇしな」
	「間に合わなかったね」
	「どうすんだよアレ」
	「やっぱり肝心なところを曖昧なまま書き進めるのは リスキーってことだね」
	「筆が止まってから再開させるのに 時間かかるんだよなぁ」
	「昔ほど速度も出なくなった気がするしね」
	「しかし１５年か。 振り返ってみるとどうよ？」
	「やりかけで止まってるのが多い、とは思う」
	「完遂する気がないわけじゃないんだけどな」
	「１つずつ片付けて行く、 って方針だったら良かったのかもしれないけど、 そうじゃなかったからね」
	「元々、応募して落選したものの墓場、 みたいな趣旨で作ったサイトだったもんな」
	「言い方……」
	「応募は結果が出るまでに時間がかかるから、 どんどん次の作品書いて行ってたんだよな」
	「『蒼光』みたいな、先がある程度考えられていたものも、 結果が出るまでは書き進められなかったんだよね」
	「捕らぬ狸の皮算用ではあるんだが、もし受賞したりしたら、 書籍化する前に色々と修正もあるだろうし、 応募したままの状態で続きを書いていたら困るかも、 って考えたんだよな」
	「それに、結果が分かるまではどこかに投稿したり、 アップしたりも厳禁だからね」
	「続きを書くよりも、 新作を書いて応募をした方が良い、 って思ったんだったな」
	「下手な鉄砲とまでは言わないけど、 数も重要だよね」
	「連射するにしても、質の良い弾の方がいいだろうしな」
	「数を書けば経験も積んでくことになるしね」
	「しかし、書き始めた当時からすると だいぶ環境も変わったよな」
	「と言うと？」
	「今でこそ、ネット上のマンガや小説が 書籍化商業作品化するのが当たり前になってるけど、 当時はそんなことなかったからな」
	「あー、そういやそうだねぇ」
	「なんつーか、ネット上で公開している作品は 見下されていたような空気感もあった気がするんだよな」
	「今ほどSNSというか、 ネット上での人との繋がりも当たり前じゃなかったもんね」
	「ネットの情報は信憑性がないとか、 発言の真偽は分からないとか、 所詮匿名のネット、みたいな雰囲気あったよな」
	「今じゃ、当たり前みたいにSNSで繋がってるし、 企業も広報に使ってるからね」
	「対象的にテレビや新聞といったメディアに 偏向報道してる感が強まってる気がするな」
	「ネット上やSNSでメディアの情報が間違っているとか、 加工されたり修正されたり編集されたりで、 事実と違うって指摘されるようになったしね」
	「昔からそういう工作はあったのかもしれないが、 ネットやSNSの普及で、指摘がしやすくなったんだろうな」
	「ネットやSNSで流れてる情報が本当に正しいのか、 って問題もあるにはあるわけだけど、 影響力は昔に比べて大きくなったよね」
	「良くも悪くもな」
	「適応して程好い付き合い方、距離感を持て、 ってことなんだろうけどね」
	「そうしてネット工作も盛んになったのであった」
	「まぁ否定はできないけど」
	「SFとかゲームとか好きな身としては、 こういう技術の進歩は歓迎したいけどな」
	「そうだねぇ」
	「電脳化技術はよ」
	「あ、そういや攻殻機動隊の新作アニメもやってるんだった」
	「ARISEもまだ見てなかったような……」
	「今年中にはPS5も出るみたいだし、 積んでるゲームも消化しないと……」
	「マンガはちょっとずつ崩し始めたしな」
	「アニメもね」
	「『BEASTARS』はアニメも原作マンガも面白いな」
	「アニメ２期楽しみだねぇ」
	「新型コロナの関係で製作が遅れたりしなければいいんだけどな」
	「実際に今放映中のものとか、 今年放映予定のものとかが延期したり 放映予定通りに行かなかったりしてるからね」
	「個人として外出自粛してる分にはさほど気にならないんだが、 楽しみにしてたりするものが延期になったりするのはな……」
	「エオカフェとかにも行き難い感じだしねぇ……」
	「気兼ねなく行けるようになるのはいつになるやら……」
	「ゲームとかもそうだけど、企業や組織として 大人数で製作するようなものはどうしても影響受けちゃうしね」
	「開発や製作が遅延して待たされるのは ユーザー、視聴者としては辛いな」
	「こういう事態にも対応できる社会の構築ってのが 今後の課題になっていくのかもね」
	「観光業とか飲食業とかもそうだが、 こういう事態に弱い社会構造になってた、 ってのはあるんだろうな」
	「これまでの発展経緯とかからすると、 どう対策すればいいのか、ってのもあるんだけどね」
	「細菌やウィルスの類は防ぎにくくて厄介だからな」
	「義体化とかしてウィルス効かない体にするしか……」
	「どうなるやら……」
戻る