２０２２　……　２０２２．１．１５
	「明けましておめでとうございます」
	「今年は寅年だってね」
	「そういえば干支を気にすることも あまりなくなったな」
	「最近は個人的な年賀状も出さなくなりましたしね……」
	「LINE、Discord、Twitter、 そういう繋がりのあるところで 済ませてしまえるようになってしまったからな」
	「その方が簡単だしねぇ」
	「年賀状を買ったり 印刷したりする手間もかからないからな」
	「アナログにも良さはありますけれどね」
	「お年玉年賀はがきなんてのもありますしね」
	「当たった試しがないけどね」
	「そもそも当選番号を照会するの忘れたりもするな」
	「その場で当選が分かるものじゃないからな……」
	「通知が来るようなものでもありませんものね……」
	「その点、スマホゲー、ブラウザゲー辺りは かき入れ時だよね」
	「福袋ガチャ的なやつか」
	「最近は、そこで最高レアのキャラ確定だったり、 選択できたりするのが買えたり、 ってのが定番になったな」
	「そういうのをやらない方が 不満出そうな感じですよね」
	「ユーザーもそれに慣れてしまった感ありますよね」
	「逆に言えば、そういうのを狙って待ってて、 それ以外では普段課金しない人とかもいるだろうしね」
	「そういう意味では、やはり 資金回収狙える機会ではあるな」
	「とはいえ、そろそろガチャ的なシステムでの 資金回収もそこまで儲からなくなってきている気はするな」
	「出始めた頃と違って、ゲームそのものの出来にも、 キャラにもクオリティが求められるようになりましたもんね」
	「未だにガチャゲーは儲かる、 なんて思っている経営者もいるようだが、 かかるコストに対して単価を上げられるかというとな」
	「1回いくら、が高い、って感じちゃうようだとね」
	「本来なら、質に見合う値段か、 を見るべきですけど、 ガチャゲーが溢れている今は他と比べちゃいますしね」
	「質で黙らせられるぐらいのものになっているか、 というとな」
	「他よりちょっと優れているぐらいだとな」
	「かと言って、 圧倒的な差をつけるぐらいのクオリティにすると 今度はコストもかかるわけで」
	「難しい問題ですよね」
	「いや、そこまで難しい話でもないだろう」
	「と言うと？」
	「簡単な話だ、 ガチャゲーなんてやらなければいい」
	「ガチャは悪い文明、ってやつかー」
	「資金を短周期的に回収していける見込みのある システムモデルではあるんだがな」
	「スマートフォンなどの性能が上がって、 ゲーム的に求められる表現や質も上がっている今、 かけるコストに対して利益は出るのか、 ってのが焦点になりますね」
	「それに、運営型サービスだと、 開発スピードや規模の維持も必要ですもんね」
	「ガチャゲーだと長く続けば続くほど キャラ増えてくもんね」
	「ゲームシステム的にもマンネリ化を避けたりも しないといけないしな」
	「長く続けるのってよく考えると大変ですもんね」
	「そこがいわゆる買い切り型との違いだな」
	「最近はDLCとかパッチによる調整とかするものも 増えてきてるみたいだけど、 定期的に、とかずっと、ってわけじゃないもんね」
	「そういうのって どこまで拡張見据えて計画しているんでしょうね？」
	「どうなんだろうな、 1年ぐらいは考えていそうな気もするが」
	「FF14は拡張リリースから1、2ヶ月ぐらいで 次の拡張の企画はもう動き出しているとか 言ってましたよね」
	「メーカーも大手だし、タイトル自体が かなり異例な状態になっているし、 参考になるか分からんな」
	「他もそのペースで 先の計画立てて動けているのか微妙だよね」
	「平均と捉えるのは難しい気がしますね」
	「まぁ、消費者として気にしてやりすぎるのも どうかと思うがな」
	「確かに」
	「開発運営の事情なんてユーザーには関係ない、 というのも間違ってはいないからな」
	「理解することで寛容にはなれるかもしれませんが、 欲求そのものは真っ当なものなら 否定されるべきではありませんよね」
	「技術的なできるできないはあるだろうし、 設計や管理のリソースなどの都合上、 そうせざるを得ないものはあるからな」
	「ゲームバランスに関しても、 開発に見えているものとユーザーが思うものとには 差があったりしますもんね」
	「一人で遊ぶものならまだしも、 マルチプレイだったりすると大変そうだよね」
	「万人を満足させるものはまず無理だからな」
	「技術水準が上がったことで ユーザーの目も肥えて来ているしな」
	「昔のゲームも面白かったと思うけど、 今やってみると不便さとかも目につくもんねぇ」
	「ドット絵にしたって、 当時のハード性能で表現できる中での 試行錯誤の成果なんですもんね」
	「味があって良いものもありますけど、 もっと表現の幅が広がればいいのに、 って思いはあったのかもしれませんよね」
	「実際、あっただろうな」
	「そうでなければ、 ハードの進化だってなかっただろうさ」
	「ドット絵の2Dアクションゲームも未だに出るけど、 時代に合わせて進化してるところはあるもんねぇ」
	「3Dのグラフィックなんかは、 ローポリでテクスチャも低解像度だと 今はドット絵以上に粗が目立つようになったしな」
	「当時はそれでも凄く感じられたんですけどね」
	「もうハイクオリティな映像表現に慣れてしまったからな」
	「テクノロジー依存型エンターテイメントというのを 実感しますよね」
	「小説や漫画、アニメ、映画と違う点だな」
	「アニメや映画は映像表現的なブレイクスルーは まだあるかもしれないが、 ゲームほど技術進歩によって 変化が起きるものはないかもしれないな」
	「映像的なものはVRやARとか取り込めば 変わる余地はある気がするよね」
	「そこから干渉できるようになってしまうと、 ゲームとの境界が曖昧になっていきそうですね」
	「メタバースというのも話題になってきているようだしな」
	「VRChatみたいなのでしたっけ？」
	「仮想空間の中で、アバターのような仮の肉体を、 VR的にもう１つの現実的なものとするようなものみたいだな」
	「ぶっちゃけオンラインゲームだよねそれ」
	「拡大解釈ではあるが、 まぁ似てはいるな」
	「確かに、 仮想空間内で作ったキャラを操作して 生活しているようなところはありますけど」
	「オンラインゲームだと、 ゲーム部分がメインですしね」
	「VRChatも齧ったから 可能性は感じる分野だとは思うけどね」
	「まぁ、実際のところ、 インターネットの行き着く先、 とは言われているようだしな」
	「何だかそういうネタの小説も書こうとしてなかったか？」
	「してるな」
	「早く書かないと ネタがネタじゃなくなっちゃいそうだけど」
	「ほんとに」
	「その前に詰まってるものも 解消しないと……」
	「今年は大丈夫なんだろうな……？」
	「何とも言えない」
	「頑張るぐらい言って欲しいところですけど」
	「そう言って結局去年がああだったからな」
	「危機感も持ち続けたら 慣れて薄れてしまいそうですけど」
	「慣れとは恐ろしいな」
	「いやまったく」
	「忘れたり中止したりしているつもりでもないのがな」
	「これでまた新作とかやりたくなったりしてるんですよね？」
	「これ以上増やしてどうするんだ」
	「具体的に固まってないから 思いとどまってはいるみたいだけど」
	「せめて何か消化してからにしたいですよね」
	「まずは『レガイア』だろうな」
	「今年こそは進められると良いんですけど……」
	「何とか時間作るしかないよね」
	「ともあれ、今年もよろしく」
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