最終幻想16 …… 2023.7.15 | ||
「いやー、『FF16』面白かったな」 |
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「あ、クリアしたんですね」 |
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「割と集中的に時間取って遊んだけど、 1周目でも中々のボリュームだったね」 |
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「ブログの方でも高評価してましたね」 |
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「さすがに、全く気になるところがない、 ってわけではないが、 傑作評価はしていいんじゃないか?」 |
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「ちなみにその気になったところは?」 |
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「操作周りだと、キーコンフィグとかかな。 ロックオン対象の切り替えが不便なのと、 操作タイプに「これがここだったらいいのに」、 って思うのがあった感じ」 |
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「ロックオン対象の切り替えはR3押し込み操作ですか」 |
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「ケアルとかプロテスとかを使う 支援系の敵を狙いたい時に、 切り替えが順送りとかだと後回しになったりとかするんだよな」 |
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「カメラ操作と競合しちゃうからかなとは思うけど、 ロックオン中は対象中心に捉えるように カメラ操作無効化して、右スティックの上下左右で 切り替え対象選べる感じでも良かったんじゃないかな」 |
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「『ガンダムブレイカー3』辺りがそういう操作でしたっけ?」 |
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「スティック左右でその方向にいる敵に順次切り替え、 スティック上で優先ターゲット、スティック下で近い敵、 ってこれ結構理想的だったよな」 |
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「キーコンフィグは自分で入れ替えるのではなく、 操作タイプ選択制なんですね」 |
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「近接攻撃と魔法攻撃があって、 近接攻撃後にタイミング良く魔法攻撃入力すると マジックバーストっていう追撃が出せたりするんだけど、 近接にも魔法にもチャージ攻撃があってね」 |
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「デフォルトのタイプAだと、 □が近接攻撃、△が魔法攻撃になってるんだよな」 |
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「それだと両方チャージしながら動くのは大変そうですね」 |
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「そうなのよ」 |
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「マジックバーストはチャージ魔法とは同時に使えないから、 そこまで問題ってほどでもないんだけど、 △だと魔法チャージしながら✕でジャンプしたりするのは 厳しいんだよな」 |
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「こう、コストやリソースなしに使える 近接攻撃に連撃もチャージもあって、 遠隔の魔法攻撃にもチャージがある、 ってなると個人的な理想は『ロックマンZX』みたいな 操作なんだよね」 |
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「となると、□に近接攻撃、R1に魔法、 みたいな感じですか?」 |
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「そうそれが欲しかった」 |
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「□と×はコントローラーを握った際の 親指の形と位置的に押しやすいからいいんだけど、 □と○、とか、△と×、とかは押しにくいからね」 |
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「そういう操作タイプがなかった、と」 |
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「アップデートでちょっと増えはしたんだけど、 理想としてるものはなかったんだよな」 |
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「タイプCが一番近かったから それに慣らしちゃった感じかな」 |
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「操作系以外に気になったところは?」 |
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「ラスボス戦に盛り上がりが もうちょっと欲しかった、ぐらいかな」 |
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「この辺はネタバレせざるを得ないから ちょっと詳しく語りにくいんだけどな」 |
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「ストーリー展開に関わるものだと仕方ないですね」 |
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「まぁ、そこは個人の好み的なところもあるし、 受け取り方とかによっても変わってきそうではあるからなぁ」 |
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「盛り上がってない、ってわけじゃなかったしな。 期待感が上を行き過ぎちまったってところか」 |
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「なるほど……」 |
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「後は召喚獣同士のバトルをもっとやりたかったとかかな」 |
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「人間状態でも、召喚獣状態でも、 操作感がかなり気持ち良くてな。 召喚獣バトルは特に戦ってて楽しかったわ」 |
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「召喚獣アビリティも当初は少なく感じましたけど、 どれも特徴がしっかりあって、 捨てるものがないから程良い悩ましさになってましたね」 |
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「選択肢も多過ぎると複雑さや煩雑さに繋がり兼ねないし、 絞り込むことでシンプルで分かりやすく、 それでいて選ぶ楽しみも残したって印象だね」 |
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「単純な数値やパターン変化させる難易度選択じゃなく、 サポートアクセサリで調整するってのも、 今の時代に合ってる気がするな」 |
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「使いたい人は使えばいい、 使いたくない人は使わなくてもいい、 ってやつですね」 |
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「ジャストガードとかジャスト回避だけ苦手、って人には オートスローはありがたかったもんね」 |
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「カウンター系アビリティとか 成功させられるとほんと気持ちいいからな」 |
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「後は映像表現は見事だったね。 ロードなしで進む場面や状況の変化とかも 最新世代らしさを自然に感じさせてくれる」 |
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「表情の変化や仕草、間の取り方で、 文字やセリフにしない表現も多くて、 それらの読み取り方で印象が変わるところも多いですね」 |
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「細かな表情の変化で内心や感情を読み取らせる、 そういうところに言外の意味を含ませる、 ってのも、ここまでのグラフィック表現が できるようになったからこそ可能になった技法だよな」 |
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「普通は解釈のブレを少なくするために ちゃんと説明描写みたいなのしますもんね」 |
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「読み取れなかった人には理解されない可能性がある、 って結構大きなリスクに感じちゃうしね」 |
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「まぁ、確かにそれはあるよな」 |
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「はっきり説明しない描写をするとなると 違う解釈をする人も出てきてしまうでしょうしね」 |
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「今はSNSで解釈を広めてくれる人もいたりするから、 そういうのを期待して、ってのもあるかもしれないね」 |
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「確かに、FFなら話題性もあるしな」 |
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「話題性というと、 逆の意味でも話題になってしまったりしまいますけど」 |
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「まぁなぁ、今回は完全にバトルをアクションにしたし、 キャラを育成するような要素は薄いっちゃ薄い」 |
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「ネガキャンも多いんだよねぇ」 |
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「名の知れたタイトルだとどうしても そうなりがちなところはありますけど……」 |
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「ストーリーやゲーム性にも好みってもんはあるから、 個人的に合わなかった、 ってのは仕方ないとは思うんだがな」 |
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「中には、「ネガキャンするためにプレイしてないか?」 みたいなのもあったりするしなぁ」 |
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「楽しい時間を過ごすための 娯楽のはずなんですけどね……」 |
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「まぁ、今回は表情とか仕草とか、ちょっとしたことから プレイヤー側が読み取ることによって 物語に深みが出るところが多いから、 ちゃんと遊んでいない人は分かりやすい気がするけどな」 |
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「ゲームを遊ぶなら、 楽しむために遊ぶ方が良いですよね」 |
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「擁護のしようがないクソゲーもあることは認めるけどな」 |
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「うん、まぁ、そうね……」 |
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「いくつかそういうのもありましたね……」 |
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「『Newガンダムブレイカー』とかな……」 |
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「『ガンダムブレイカーモバイル』も 終わっちゃいましたね……」 |
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「『アーマード・コアVI』が控えているとは言え、 ロボカスタマイズゲーはもっと欲しいなぁ」 |
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「プラモではそういう組み換えや カスタマイズ前提の結構増えてきてるんだけどなぁ」 |
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「企画、通らないんですかね……」 |
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「バランス調整とかも難しそうなのは分かるけどねぇ」 |
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「何かしらカスタマイズする要素のあるものって、 使われないものとか出がちだよな」 |
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「性能とか、使いやすさとか、 傾向は出そうですよね」 |
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「ものによっては産廃とか 呼ばれたりする時もあるよね」 |
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「カスタマイズするものじゃなくても、 選択肢の多いゲームだとありがちな気がしますね」 |
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「ソシャゲーとかブラウザゲーとかの ガチャゲーだと特に多いイメージあるわな」 |
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「差別化しようとした弊害なのかもしれないけど、 ガワだけ違うみたいなのばかりになっても 面白くないし難しいよね」 |
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「キャラクターの多いゲームとかだと 大変そうですよね……」 |
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「スマホゲーとかだとキャラゲーと割り切って 好きなの使う、とかでもいいんだろうけどな」 |
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「スマホゲーには もうそこまで複雑なゲーム性も求めてないしねぇ」 |
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「そうなんですか?」 |
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「ぶっちゃけデイリー消化とかに時間かかるのが だるく感じてきてるわ」 |
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「イベントとかにもできるだけ時間はかけたくないかなぁ」 |
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「短時間でぱぱっと遊べるようなのが良い、と」 |
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「本格的なゲームは腰据えて コンシューマハードとかPCでやりたいんだよな」 |
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「そういう人って今は少数派なのかなぁ」 |
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「どうなんでしょうね……」 |
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「エンタメ系全般が限られた時間を取り合うような 感じになってきちまってるからなぁ」 |
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「最近は個人制作したものを発信しやすくもなってますしね」 |
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「インディゲーとか同人ゲーとか、 侮れないクオリティのもの増えてきてるしね」 |
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「ふとPSストアとか覗いて眺めてると、 こんなのあったのか、って思うようなの多いんだよな」 |
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「企業のタイトルはある程度宣伝されたりしますし、 目や耳に入ってきやすいですからね」 |
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「多少はアンテナ張ってるつもりだけど、 見落としは結構してる気がするかなぁ」 |
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「よほど興味をそそられないと チェックもしないしな」 |
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「発信しやすくなった分、 埋もれやすくもなっちゃってますしね」 |
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「時間を取り合う関係上、あれもこれも、 って買ってもやれるか分かんなかったりするしね」 |
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「やらないのに買うのも お金が勿体ないですしね……」 |
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「湯水のように使える富豪じゃねぇしな」 |
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「そんな中でも『FF16』は やって良かったなって思える作品だったよ」 |
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「FFは6が最高だと思ってるが、 それも思い出補正とかもかかってるのは否めないし、 同じように思い入れとか楽しんでるって点では 現在進行系の14とかも劣ってないしな」 |
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「当時可能な技術の限界の中で作られたもの、 という点では同じですもんね」 |
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「そもそもナンバリングそれぞれで 世界観もシステムも毎回違うからな。 時代に合わせて物語を体験することに特化した16は これはこれでRPGの到達点と言っていいんじゃないか?」 |
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「RPGってアクションじゃないゲームって イメージを持ってしまいがちですけど、 役割を演じるゲームというのが直訳ですもんね」 |
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「個人的には好評を得て売れて欲しいなぁ」 |
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