時代の流れは他人(ひと)のせい ……2009.4.10
「さて、就職活動はちゃんとやってるか?」
「管理人(白銀)は落ちたよ!」
「ぇ……」
「現在2社受けて2社落ちたよ!
履歴書とかの書類選考でな!」
「おま、最初の段階じゃないか……」
「まぁ、事実だからしょうがないけどね」
「何だか、良い話聞きませんよね」
「就職氷河期だってさ。
意味解んねぇ」
「まぁねぇ、内定取り消しとか。
求人倍率とか、酷いもんだ」
「内定取り消しはさすがに腹が立つな」
「折角内定貰えたと思ったのに、
取り消されたら困りますよね」
「当事者からすりゃ、ふざけんな、って話だよな」
「全くだ。
一度決めたことを取り下げることほど
みっともないものはないぞ」
「時代が悪いとか言うけど、ねぇ……」
「そんなこと言われてもどうしようもないっつーの」
「生きる時代なんて自分では選べないですもんね……」
「本当だよ。
この時代に就職活動しなきゃならない
奴らにとっちゃいい迷惑だ」
「そればっかりは、自分のせいだとは思えないな」
「時代の流れとか、景気とか、
個人で変えられるものなら誰だって苦労はしないからね」
「こんな時代に誰がした」
「誰に責任があるんだか……」
「そもそも誰が望むんですか……」
「汚い大人をみなごろs」
;y=ー( ゚д゚)・∵.ダーン(銃声)
「はいストーップ!」
「あ……」
「そういうことは思っても口にしちゃダメだって」
「全く、思わず撃っちまったじゃないか」
「思わず……?」
「いてぇなぁオイ」
「もう10発ぐらい撃ち込んでやろうか?」
「その程度で俺は倒せんよ」
「まぁ、就職厳しいっていうのはどうしようもないね」
「どれだけ愚痴を言っても始まりませんよね……」
「気合で頑張れ、っていうのも酷な話だしなぁ」
「気合だけじゃどうにもならないことはあるからね」
「春なのに暗い話ばっかり……」
「面接行って、就職は諦めて進学した方がいい、
なんて言われた友人もいるそうだ」
「まぁ、それも一つの手か」
「まぁ、タイミングずらしたいって言うのも
あるにはあるかもね」
「もっと悪くなったりするかもしれないよ……?」
「どっちに転ぶかなんて解らんな。
これ以上悪くなったら相当やばい気がするが」
「まぁ、どうにかするしかないな。
希望の職種じゃなくても、後悔しなければいいだろ」
「そうだね。
第一志望の企業を落としちゃったから、
後は受かる場所探す方向だと思うよ」
「何とかなりますように……」
「ところで」
「ん?」
「エイプリルフールの俺は輝いていたと思わないか?」
「知り合いからはキメェと評判(?)だったが」
「その場にいれば射殺してたな」
「格好良くはなかったかな……」
「えー!?
ひでぇ!」
「そりゃあそうだろう」
「ならば、今、
この場でシャドー・ヴィ・ブリタニアが命じる!
我を崇めよ!」
「もういいって」
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