『Spell Driver』より四人
※コメントは書き手のもの


◎ギルト・シオン
 男。十八歳。髪、目共に黒色。十五の時、言葉を力に変える『スペルドライヴ』の能力に覚醒し、その力を気にしながら育った。未来に希望が見出せず、父親の提案で二年間という期限付きの旅に出る。争いを嫌い、人の悲しみを共に悲しむ事の出来る優しい性格だが、非常に脆く臆病でもあり、危機に直面すると萎縮してしまう事が多い。物事を落ち着いて分析しようとするが、その反面、ここぞという時の決断力に欠ける。本来は誠実な性格だが、裏を返せばバカ正直でだまされやすい。それゆえ、周囲に対して閉塞的で、他人と距離を置きがち。仲間達と旅をするうち、次第に勇気と強さを身に着けていく。


◎キザミ・コウリュウ
 男。三十三歳。金髪碧眼。子供のような純粋さを残した大人。吟遊詩人として新しい詩を書くため、心に新しい刺激を求めてスペルドライバーを探していた。未知の探求のためだけに新たな旅に出る事を決められる情熱家である。しかし、詩人という自分の趣味だけで食っていく事は難しい事を自覚しており、副業として賞金稼ぎをしている。銃器の扱いに長け、独自の暗殺技術を極めている。明朗快活な性格で、誰とでも特別気負いする事なく付き合う事が出来る。加えて、危機的な状況に置かれてもジョークを飛ばせる程、肝が座っている。


◎ミクシー・ライザー
 女。十七歳。髪、目共に真紅。四歳の時、奇獣を支配下に置き、自身の肉体と融合させる『ハーモニクス』の能力に覚醒、そのせいで両親に捨てられる。その後、餓死寸前のところをマティアに拾われて育てられた。そのため、彼女を母親のように慕っていた。勝気で荒っぽく、ワガママで自己中心的。気に食わない相手は徹底的に叩きのめさないと気が済まない。喧嘩っ早く、口より先に手が出るタイプ。誰に対しても高圧的に接するが、それは幼い時から人の冷たさを知ってしまったゆえか。仲間と共に行動するうち、次第に協調性を取り戻していく。宝石や装飾品などには他の女の子同様に興味があるが、自分には似合わない事を自覚しているようで、普段はそれを押し隠している。


◎エア・エルグリム
 女。十八歳。クリーム色の髪とセピア色の目を持つ。幼い頃から技師である父の背中を見て育ち、自分も技師になる事を決めた。父譲りの手先の器用さで銃器類のメンテナンスが出来る。幼少時、暴漢に襲われた父を、突然覚醒した神秘の力で救ったという。その姿は白き翼を持った天使のようであったらしい。穏やかな性格で包容力があり、おっとりとしているが、意外と活動的な面も。芯が強く、絶望的な状況になってもくじけまいとする強い意志を胸の内に秘めている。悩むギルトを一番親身になって支えてくれる。


◎レイジ・レクサス・レヴォリアム
 男。二十歳。ハーモニクサー。銀色の髪、左目が金色、右目が空色のオッドアイ。世界で最も科学が発展した都市『レヴォルード』の若き領主。両親を早くに無くし、若干十四歳で領主となる。頭脳明晰の上に運動神経抜群で、部下達を統率する一方、自身も戦闘に参加している。生まれ持った自身の力に興味を持ち、ハーモニクスの研究も行っている。同じ力を持つミクシーには好意を持っているようだ。


○パーティ
 この物語の基本メンバー四人。ギルト君が随分怖い顔をしていますが、苦労が絶えないせいでしょう。


○バトルシーン・イメージ
 戦闘場面のイメージです。「ベギラマー!」とか言ってませんからね。後ろのヤツも裏ページのシャドーではありませんよ。
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