6、エピローグ (写真:出撃! カバディズ・トレイン・トルネード!) 手前から新しい順に並んでいます。 ・サバゲ結果 ↑写真より奥から、 1、ファースト・カバディ:ヤマゲリラ 2、セカンド・カバディ:南澤@ 3、サード・カバディ:ハルマ・わげ 4、フォース・カバディ:宮ちゃん♪ 5、フィフス・カバディ:ウィリアムス・オガワ=シスタード(薩摩藩主・小川峻厳) 6、シクサー・カバディ:ブラック・ワイヤー(=くろひも) 7、セブンス・カバディ:しょぼ助 そして―― 勝者、ノブサン=ディスカバディー (写真:イエス=ノブサン) 磔の刑です。可哀想ですね。 * ノブサンは勝利の証として、「ディスカバディー」の名を手にしたのだ。 そしてなんと、カバディーたちに異端者として磔られているところなのだ! 「なんだってー! そんな馬鹿なことがー!」 ノブサンは磔られたまま叫んでいた。 しかし周りはカバディばかり。誰もノブサンを助けてくれるものはいない。 ノブサンは磔られたままグッタリしていた。 ちなみにネーミングの由来は、「ディス=〜ではない」と言うことを表すことで、「カバディではない」、ディスカバディーと言う名前になったのだ。 決して、この時期では懐かしくはない、日本人宇宙飛行士の野口聡一さんが宇宙へと飛び立ったNASAのスペースシャトルが「ディスカバリー」だったからそれに託けて決定したわけではないのである。ないのである。本当に。 そんなノブサンを取り囲むカバディたち。 彼らは互いにつけられた番号の整理をしていた。 つまり、 「番号!」 とヤマゲリラが叫ぶと、 「1!」 「2ぃん、」 「3ぁん」 「4ィット!」 「5わす!」 「6ばん!」 「な、7……(恥)」 なんてそれぞれに個性的な返事をしたり、または、 「番号!」 とヤマゲリラが叫ぶと、 「ファースト・ガンダム!」 「セカンド・インパクト!」 「ザ・サード!」 「THE・フォース!」 「フィフス(ツインとかエイルとか)!」 「(セブンティー)シクサーズ!」 「せ、セブンス・ヘブン……(赤面)」 などと各々、浮かんだ(少しばかりマニアックな)単語を並べ立てたりするのである。 そこでふと、宮ちゃん♪は気付いた。 「オガワさん! あんた、妹が居るって言うのに、ついに娘にまで手を出したのか!」 アッ! と全員の顔が驚愕に歪む! しかし当のウィリアムスは、 「娘だけど娘じゃないでごわす! 彼女たちは天使であり悪魔でごわす!」 「き、貴様ー! 『幼精』か! 『幼精』だな!」 「魔石とかそういうのを使って修行して育成するのかー!」 「しかもシリーズごとに娘が増えていくんですか!?」 「でも最終的には小麦粉やコットンなんかの商品アイテムをGジェネよろしく合成させることでパラメーターを育てていくのでごわす」 「か、確信犯かー!」 などと訳の分からない喧嘩をしたり言い合いをしたり罵り合いをしたり殴り合いをしたり、それでも最終的には峻厳殿が槍を取り出して振り回し始めたので退散したりとかするのである。 話の内容が訳判りませんね。 その中でふと、ハルマが宮ちゃんに話しかけた。 「なぁ、ニック……」 ん? という感じで首を向ける宮ちゃん。 そんな彼に、節目がちに、少し躊躇うように――まるで何かを恐れているかのようにおずおずと、こう切り出した。 「これで……オーライだろ?」 その瞬簡に少しだけ目を見張る宮ちゃん。しかしすぐに、気だるげに首を回し、まるで軽蔑するかのように視線を見下ろす。 「オーライじゃなねぇよぉ……」 その言葉に、ハルマは落ち込んだように首をうなだらせ、視線を伏せた。 宮ちゃんが笑った。 「アァーイ、だよ」 パッ、と視線を上げるハルマ・わげ。彼の瞳に喜びの含まれた驚きの光が宿る。 ヘッ、と二人は笑みを交わした。 そして互いに右腕を持ち上げると、 コツンッ と付き合わせた。 二人はこれで、黒人っぽく、アァーイ、なのだ。 * 一方、この二人の行動が訳の分からない他の人間たちは、その様子をそこはかとなく眺めつつ、 (何がなんだ……) と、疑問符を浮かべることしか出来ない。 そんな、冬も終わりのヤマゲリ山の、小さな一幕。 春が空気に満ち始める―― 今月の一枚! 宮ちゃんがコケました。見えづらいけどワイヤーに。 ワイヤーに! ヒモ! ヒモ! (写真:おろおろオガドン) 〜fin (写真:鼻御髭眼鏡と狐面) |
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