後書き


――人生訓:キャベツは美味しく頂きましょう――

 宮ちゃん♪です。
 わざわざこんな辺境の奥地にまで御足労頂き有難う御座います。何やら騒がしいかもしれませんが、気を楽にして、適当に寛いでください。
 何もお構いはできませんが。
 ところでお客様は、わざわざあんな素っ頓狂な日本語の羅列を眺めてくださった、とても物好きな方かとお見受けいたしますが、どうでしたでしょうか。
 奇怪でしたね。
 しかし残念な事に、あれが私のステータスで御座いまして、今後、私がなにか気まぐれに物を書いた時には、必ずあんな感じになります。多分ほとんど違いは無いでしょう。
 ごめんなさい。
 しかしながら実は、私はあれを中々の傑作だと思っております。
 ごめんなさい。
 実際、書いててもそれなりに面白かったし、おもっきし暴走できたのは嬉しかったです。
 生まれてきてごめんなさい。
 話は変わりますが、この作品はサイドストーリーなのですが、本編の方はお読みになられたでしょうか。
 読んだからここにきたんですよね。
 別に読んでなくてもあんまり変わらないと思いますが、載せてもらってる分際で、しかも脇物語り(さいどすとーりー)まで書かせてもらってる分際なので、流石に読んでもらって、しかもべた賞めしなきゃいけない立場なので、そんな変な事は言えない訳で、そもそも「何様だよ!?」とか既に思われてるっぽいんで、とりあえずはここから本編を褒め称える事になると思います。
 ご了承ください。
 それで話を続けますと、蒼光の本編は、皆様もご承知の通り、どこぞの小説賞に送った作品でした。
 ところが実は、この作品、始めは投稿の意思が余り無かったらしいのです。ただ何となく書いてみた作品と言われました。
 そんな初期段階の蒼光が私に届いたのは、まぁ、かなり早い段階で、プロローグから読ませてもらっていたのですが、良い作品じゃ〜ん、と言って投稿を進めてみたのです。
 本音、嫉妬バリバリでした。
 実はその時まで、私は白銀に文章能力で優位に立っていると思い込んでいたのです。
 とんだ道化ですね。
 蒼光という作品ですが、始めはタイトルも決まっていないのに、嫌に「上手」な作品だったのを覚えています。作品の雰囲気を心得た上で、それに追随する文章展開・文章論理。始めは慣れていなかった構成も、あとになると御茶の子さいさいでこなしていきます。グングンと文章能力をつけていき、見る見る成長する姿は、私には充分すぎるほどの脅威として映りました。
 当然、それが諦めと羨望に変わるのも、早いものでした。
 二人に共通するある先輩に、蒼光を読ませてみました。平行して、私の別の作品も目を通して頂いたのですが、答えは簡単に、「蒼光のが面白い」だったのです。ああ、やっぱりかぁ、と思った私は、素直に自分の敗北を受け入れ、以後、白銀に全面協力するようになりました。
 その時には野望もありました。「蒼光のサイドストーリーを書こう」、そんな気持ちが芽生えたのです。
 後はまぁ色々ありまして、投稿終了後、このサイドストーリーを書き始めさせて頂きました。さっきも言ったように、それなりに楽しくて、自分的にも満足の行く仕上がりです。その間に一年が経ち、我々は小説賞に落選いたしました。そのヤケクソか、白銀はホームページを創り、今日に至っております。
 言いたい事は言い終わりました。
 随分と頑張って引っ張ったつもりですが、終わってみると、やはり疲労感は計り知れません。とにかく私は言いたい事を言い切ったのです。
 そんなこんなで、結局は何を言いたいんだか良く分かりませんでしたが、この蒼光サイドストーリーは、紆余曲折で出来上がった訳でして、なにが何だか分からん内に終りを迎えます。
 とりあえずこれを読んだ教訓として、何だか嫌になったら私の作品だけを飛ばして、あとはしっかりと目を通した方が得をするでしょう、と言う事でした。あとキャベツは非常に素晴らしい野菜です。
 そんなこんなでまた会ってしまったらごめんなさい。
 ゲリラリラ長野支部をよろしく。
 雑用の宮ちゃん♪でした。
目次
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送