フリード君の小説講座出張版
〜シャイニングとシャドーの小説講座〜

3.「小説」を書く時に!

B-Shadow.jpg 「さぁ、実際に小説を書く段階に行こうか」

「プロットを作って、設定を固めて、本文、だったよな」
(゚д゚ )
カール

B-Shining.jpg 「そうだね、その流れが一般的じゃないかな」

「違う場合もあるんですか?」
(゚ω゚ )
フリード

B-Shadow.jpg 「人によって多少の違いはあるな。
中にはいきなり本文書き始めて書き上げられる人もいるだろうし」

B-Shining.jpg 「とはいえ、
そういう人はファイルとかにメモを残していないだけで、
プロットやシナリオ、設定なんかは
頭の中でまとめて処理できてるんだと思うけどね」


「何も考えずにはまず無理、ってことか……」
(゚д゚ )
カール

B-Shadow.jpg 「直感で書いていくとつまづくことは多いと思うぞ。
まぁ、あんまりオススメはしないな」

B-Shining.jpg 「じゃあ実際に小説を書く上での前提の話だけど、憶えてるかな?」

「読み手がいること、でしたね。公爵に言われました」
(゚∀゚ )
フリード

B-Shining.jpg 「そう、物語を書いたところで終わるなら別にいいんだ。
だけど、それを誰かが見れる場所に置くのなら、
読み手がいることを忘れちゃいけない」

B-Shadow-Tozi.jpg 「逆に言えば、誰かに読んで欲しいなら、
読み手のことを考えろ、ってことだ」


「折角書いたんだったら、読んでもらってこそだもんな」
(゚д゚ )
カール

B-Shining.jpg 「その大前提として念頭に置いて欲しいことは、
「読者は何も分からない」
ってことだね」

B-Shadow.jpg 「自分の考えていることを、出来る限り、すべて、
本文中に盛り込んで表現しなきゃならないわけだ」

B-Shining.jpg 「小説ってのは基本的には文字だけで成り立っているわけだからね、
挿し絵とかを付けたりするにしても、
それに頼って描写を疎かにするなんてもってのほかだと思うよ」


「厳しいなぁ」
(゚д゚;)
カール

B-Shadow-Tozi.jpg 「そうかねぇ。挿し絵がなきゃ分からないようじゃ
小説としてどうかと思うが」

B-Shining.jpg 「元々、絵があることは想定されていないわけだし、
誰でも絵を用意できるわけじゃない。
絵が上手く描けるならマンガにした方が
画才は活かせるだろうしね。
 まぁ、絵にするのと違って文章だと
細かなディテールは書き切れないことも多いから、
挿し絵を付けるってのは
読み手のイメージを固めるのに役立つとは思うん だけどね」


「あれ? 全部説明するんじゃないの?」
(゚д゚ )
カール

B-Shadow.jpg 「そうと分かるもの以外はよほど重要なことでない限りは
書いてたらキリがないからな。
特徴的なものでもない限りは
書く必要のないことってのもあると思うぞ。
例えば、服のボタンの数とか、縫い目とか、サイズとか、
縞模様の線はいくつあるとか、正直要らないだろ?」


「確かに、それはなくてもいいような……」
(゚д゚;)
カール

B-Shadow.jpg 「とはいえ、自分で分かるように絵を書いたりするのは
悪くないけどな」


「そうなんですか?」
(゚ω゚ )
フリード

B-Shining.jpg 「設定資料とかの範疇になるけどね。
アイデアや設定をより固めるには、
具体的な形にするのは良い手段だよ」


「なるほど、無駄じゃないんだ」
(゚д゚ )
カール

B-Shining.jpg 「もっとも、小説、つまり文章表現主体って方式を選ぶなら
やっぱり文章で伝えられてこそだと思うよ」

B-Shadow-Tozi.jpg 「まぁ、何が言いたいかっていうと、
読み手に伝わるように書くことが第一、ってことだ」

B-Shining.jpg 「自分の書いたものが読み手に上手く伝わってなくて、
それが原因で読まれなくなったら
一番辛いのは書き手本人だろうしね」


「読者に伝わるように書く、と言っても難しいですよね」
(・ω・`)
フリード

B-Shadow.jpg 「だから、自分の考えているイメージを
極力説明するようにしていくんだ」

B-Shining.jpg 「何も知らない人にも分かるように書いていこう、
っていう気持ちも大事だね。
まずはそこから」


「でも、そうなると説明ばっかりになっちゃいそうだなぁ」
(゚д゚;)
カール

B-Shining.jpg 「もちろん、誰でも知っているようなことまで
わざわざ説明する必要はないよ。
ただ、気を付けた方がいいのは、
オリジナルのものが出てきた時、かな」


「オリジナルのもの?」
(゚ω゚ )
フリード

B-Shadow.jpg 「例えば、食いものとかな」
B-Shining.jpg 「現実と同じ食べ物を出すならともかく、
現実に存在しないような食べ物が存在する設定だったら要注意、
ってこと」

B-Shadow.jpg 「見た目とかどんな味がするのかとか、
読者は分からないわけだからな。
かと言って、現実に存在する食いものがその世界には存在しない
ってこともあるから、
単純に引き合いに出せばいいってもんでもない」


「うーん、具体的にはどういうことなんだ?」
(゚д゚;)
カール

B-Shining.jpg 「例えば作品の世界が完全オリジナルの、現実世界とは全く違う
ファンタジーな異世界だとして、
「クラム」っていう食べ物があったとする。
現実世界では 「苺」に相当する味や見た目と
作者が設定していたとするね。
そういう時、「クラム」を説明するのに
「苺のような味、見た目」って説明すればいいか、
ってい うとそうでもないんだ」


「え、ダメなの!?」
煤i゚д゚;)  
カール

B-Shadow.jpg 「その世界に「苺」が存在するかどうかが重要ってことだ。
もし、現実の「苺」がその世界において
「クラム」ってのと同一だとしたら、
「苺のような」って いう説明は成り立たないんだよ。
本文の目線がその世界を基準としているなら特にな。
その世界に「苺」ってのが存在しないなら、
「クラム」の説明は現実の 「苺」の味や見た目を
「苺」って言葉を使わずに表現するべきなんだよ」


「うわぁ、そうなると結構大変ですね……」
(゚∀゚;)
フリード

B-Shining.jpg 「これは一例だけど、
食べ物以外のあらゆるもので考慮すべきことだと思うよ」


「あらゆるもので……」
(゚д゚;)
カール

B-Shadow.jpg 「こういうのをしっかり考慮できるとリアリティってのも出てくるぞ」
B-Shining.jpg 「その世界の常識、っていうのが読者に伝わるっていうのは、
読み手を物語に引き込んでいく重要な要素でもあるからね」

B-Shadow.jpg 「その世界の目線、に立てるわけだからな」

「現実世界にないものを書く、っていうのはやっぱり大変ですね」
(゚ω゚;)
フリード

B-Shadow.jpg 「そう、大変なんだよ。でもだからこそやりがいもあるんだ」
B-Shining.jpg 「それが上手くできたってことは、
自分のイメージをちゃんと伝えられた、
ってことだからね」

B-Shadow.jpg 「ま、ともかく
「ちゃんと読者に伝わるように書く、
伝えられるように書こうとする」
ってのが重要だ」

B-Shining.jpg 「最初は難しくて四苦八苦するかもね」

「実際、難しいですよ」
(・ω・` )
フリード

B-Shining.jpg 「でもこれは書き慣れている人でも頭を悩ます部分だと思うけどね」

「え、そうなの?」
(゚д゚ )
カール

B-Shadow.jpg 「慣れてくると今度は読み易さ、
テンポとかも気にするようになるんだけどな、
そうなった時に説明に重点を置き過ぎると
話の進行が遅くなったりしてテンポが悪くなったり、
説明ばっかりで読みにくくなっちまったりするんだよ」

B-Shining.jpg 「説明過多にならないように、
説明を省いたりすることもし始めるんだ」


「省いちゃうんですか?」
(゚∀゚;)
フリード

B-Shadow.jpg 「説明を入れるタイミングとかを変えて、
その場で解説するんじゃなくて別のところで
似たような設定とかと一括で説明するようにしたりとか、
あえて説明を入れない、なんてこともしたりな」


「あえて説明しないって、いいのか?」
(゚д゚;)
カール

B-Shining.jpg 「その世界で誰でも知ってる常識ならあえて説明しない、
っていうのも手法としてないわけじゃないってことだね。
さっきの例だと、「クラム」に関する説明 は食べた時に
「甘酸っぱい独特の味」とかで済ませちゃって、
「苺」って読者が想像できるような詳しい説明までしないで
さらっと流した方がテンポを損なわな ずに
話を進められるかもしれないってことさ」


「なるほど……」
(゚∀゚ )
フリード

B-Shadow.jpg 「重要な設定とか物品ならともかく、
小物関係はオリジナルのものでも
さらっと流しちまった方がいいかもな」

B-Shining.jpg 「だからって、解説をまったく入れないと何も分からないまま、
っていうのは憶えておいてね。
さっきの「クラム」の例にしても、
「甘酸っぱい独特の味」で 済ませるってことは、
「苺」と同一って作者が設定していても、
読者は「クラム=苺」とは受け取らない可能性も高いよ。
「その世界では苺がクラムという名前 で呼ばれている」
という認識じゃなくて
「クラムっていうオリジナルの食べ物」
って判断されるのも承知の上ですべきだね」


「ううむ、一長一短ってことか……」
(゚д゚;)
カール

B-Shadow.jpg 「何でもかんでもきっちり説明を入れていくと、
説明で文章が一杯になっちまうからな。
そうなると読み難いし、いつまで経っても話が進まない。
説明ばかりにならないように、
ちゃんと本編も進められるバランスが大事だな」


「話も進められて、
それでいてしっかり説明もできないといけないんですね。
うぅん、難しそうだなぁ」

(゚∀゚;)
フリード

B-Shining-Tozi.jpg 「ここは実際に書いて思考錯誤していくしかないかもね。
『白銀』も苦労しているよ」

B-Shadow.jpg 「特にオリジナルの世界観にしちゃうとな、
突きつめていくと、色とか家具とか、
あらゆる「モノ」の名前さえオリジナルで設定すべきなのか、
とか考えたりもしちまうもんだ。
現実世界にもある「モノ」でもな」


「そこまで行くと何だか途方もないくらい
名前を付けないといけないですね……」

(゚∀゚:)
フリード

B-Shining-Tozi.jpg 「まぁ、そこまで行くと極論ではあるんだけどね」
B-Shadow.jpg 「とりあえず設定に関しては、
それもちゃんと要点は伝わるように書く、ってことだな。
「クラム」にしても「クラム=苺」と読者に伝わらなくても、
結果的には「甘酸っぱい味」っていうのが伝わればいいわけだし」

B-Shining.jpg 「苺も「甘酸っぱい味」だからね」

「そういうものの積み重ねがリアリティにもなるんですね」
(゚∀゚ )
フリード

B-Shadow.jpg 「そういうこと、
読者の目線とその世界の視点を極力同じにすれば、
自然とリアリティも出てくるもんだ」

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