フリード君の小説講座出張版
〜シャイニングとシャドーの小説講座〜 7.まとめ! |
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「と、まぁ、長々と話してたけどどうだったかな?」 | ||
「非常に勉強になる内容だったと思うのぅ」 | (´ω` ) 公爵 |
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「はい、勉強になりました!」 | (゚∀゚ ) フリード |
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「色々言ってるけど、 やっぱり『書くことを楽しむ』ってのも大事だからね」 |
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「書くのが苦痛になっちまったらあんまり意味ないしな」 | ||
「聞けば聞くほど大変そうだなーとは思ったけどなー」 | (゚д゚;) カール |
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「でも、それで苦労して書いたものが面白いって言われたら 凄く嬉しいと思うなぁ」 |
(゚∀゚ ) フリード |
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「うん、実際それは素直に嬉しいことだよ」 | ||
「認められるということは喜んでいいことじゃからな」 | (´ω` ) 公爵 |
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「まずは一つ、 最後まで書き上げるところまで行くってのも大切だぞ」 |
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「物語を完結させると達成感もあるからね」 | ||
「まずはそこが目標かなぁ」 | (・ω・` ) フリード |
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「書かなきゃ上達もしないからな。 実際に書いて、思考錯誤しながらまた書いて、 少しずつ経験値を蓄積して慣れていくと 見えてくるものもあるからな」 |
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「考えることや意識することも増えるけど、 そのうちそれが自然とできてくるようにもなるしね」 |
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「やっぱり書いてみないとダメなんだな」 | (゚д゚ ) カール |
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「実際にやってみないと分からないこともあるからな」 | ||
「あとは、人の読むとかね」 | ||
「あ、他の人の読むと書きたくなりますよね」 | (゚∀゚ ) フリード |
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「書こう、書きたい、 と思ってる人は少なからず刺激されるだろうからな」 |
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「上手いと思った人の書き方は参考にするといいね。 文章とか言い回しを真似てみるとか」 |
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「それってパクりって言うんじゃ?」 | (゚д゚;) カール |
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「というよりは職人の技を盗む感じだな」 | ||
「それに、やっぱり真似たとしても完全に同じ書き方なんて その人じゃないとできないし、 そもそも全く同じ話を同じ文章で書くのは ただのコピーになっちゃって意味ないからね。 あくまで、『真似て』『参考に』ね。 もしかしたら本人にだって同じ文章は 二度と書けないかもしれないよ」 |
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「え、本人なのに?」 | (゚д゚;) カール |
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「その時の書き方ってのがずっと続くんなら 上達なんてないしな。 誰でも少しずつ変わっていくと思うぞ」 |
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「とはいえ、 その人のクセとか特徴みたいなのはあると思うから、 そこはそうそう真似できるものじゃないと思うよ」 |
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「結局は自分の書き方を探すしかないんですね」 | (・ω・` ) フリード |
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「そうだね、だから色んな書き方を真似たり参考にして、 自分が書き易い、伝え易いと思う 自分なりのスタイルってのを作り上げていくんだ」 |
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「それと、下手だと思う人がいたら、 どうして下手なのか、面白くないのかってのを考えてみるといいぞ」 |
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「下手な人のも参考になるの?」 | (゚д゚;) カール |
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「自分が昔書いたものを見返すとかも同じだね。 面白くない、つまらない、下手、って思ったなら、 そうならないように、 って考えることが大事だよ」 |
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「上手い人のは中々吸収するのは難しいかもしれないけど、 逆は違うからな」 |
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「反面教師にするってことですか?」 | (゚∀゚ ) フリード |
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「簡単に言えばそうだね」 | ||
「フリードも最初の頃に書いたものを見返すと、 今ならどう悪いのか分かるじゃろ?」 |
(´ω` ) 公爵 |
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「そうですね……あはは」 | (´д`;) フリード |
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「ってわけでだな、ダメ出しされても、 ダメ出しされるってことは少なくとも ささっと読んでもらえてるってことも忘れちゃいけないな」 |
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「悪い点の指摘ってのは、 良い点を指摘されるより上達し易いはずだからね」 |
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「そうなのか?」 | (゚д゚ ) カール |
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「穴を埋めるより、塔を積み上げる方が大変だろうからな」 | ||
「そこを直せば少なくとも今より良くなる、ってことだからね」 | ||
「確かに、公爵に指摘されて直して行ったら それなりに形にはなりましたもんね」 |
(゚∀゚ ) フリード |
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「ま、自分のこだわりがある部分まで変える必要はないけどな」 | ||
「欠点だと指摘されたところが その作品で譲れない部分だったら、 欠点だと言われないようにするにはどうするか考えるしかないね。 でも、どうしても変えられないって結論が出たなら そのままでもいいんだ」 |
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「欠点だって言われてるのに?」 | (゚д゚;) カール |
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「譲れない部分を書き直すってことは、 どうしてそれを書いたのか、 書こうと思ったのか、 って部分を無価値にするのと同じ場合もあるわけだからな。 そこまでする必要はないだろ?」 |
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「まぁ、内容とか深いところを欠点だって指摘されることは そうそうないと思うけどね。 設定の矛盾とかなら、 もっと設定を固めて行けば解消されることもあるし、 文章の技術的なところなら、 それを直していけばスキルアップってことだし」 |
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「ま、ざっとまとめると大切なことは三つだ」 | ||
「一つ『文章作法』。 二つ『読み手がいることを意識する』。 三つ『最後まで書き切る』。 かな」 |
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「書くことを楽しむ、ってのも大切だけど、 これは大切なことって言うよりは、 書こうと思ったんなら当然できてるだろうしな」 |
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「楽しくなかったら書かないですもんね」 | (゚∀゚ ) フリード |
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「そうだよなー」 | (゚∀゚ ) カール |
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「まぁ、設定や物語の矛盾を指摘されたり、 展開がありきたりとか言われたり、 モチベーションが下がることもあるとは思うんだ」 |
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「フリードも言われただろうけど、 行き詰まった時に、どうするかってことだ」 |
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「結末を考えておくとか、プロットをしっかり作る、 とかでしたっけ?」 |
(゚∀゚ ) フリード |
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「そう、ちゃんと結末や盛り上がる場面、 プロットが考えられていれば、 書きたい、って意識は強くなるはずだよ」 |
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「『白銀』がメモを多く取ってる理由の一つは、 それだけ書きたいところがある、ってことだからな」 |
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「あ、なるほど」 | (゚д゚ ) カール |
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「簡略されているプロットの段階でさえ、 自分が面白い、最後まで書き切りたいと 思える展開やイベントが盛り込まれていれば、 それだけでもモチベーションは上がるはずだよ」 |
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「プロットになくても、 そういう書きたい場面や展開ってのを 簡単にメモしておくだけでも違うぞ」 |
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「前回言ってたのはそういうことなんですね」 | (゚∀゚ ) フリード |
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「そういうこと、『火竜』のプロットでも、 しっかりと書きたい展開や盛り上がる場面っていうのが 考えられていれば、少なくとも書き上げたいと思えるはずだよ」 |
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「何もプロットがすべてじゃないからな。 プロット以外にも、補足的なことをメモしたっていいんだ」 |
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「『世界が救われた』っていうプロットの結末も、 しっかり設定が練られて盛り上がった末での展開なら、 ちゃんと説得力も持たせられるだろうし、 カタルシスは得られるはずだしね」 |
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「そっか……」 | (゚ω゚ ) フリード |
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「だから、あのプロットのままでも面白くできる、 って言ったでしょ?」 |
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「プロットにしたり、ふと思いなおしてみた時に、 『本当に面白いのか?』 って思うことは結構あるだろうけどな。 そんな時こそ想像力を働かせて、 面白いと思える展開や場面を考えるんだ」 |
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「あぁ、なんか書きたくなってくるなー」 | (゚д゚ ) カール |
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「そうしたら、 自分が面白いと思えるものを 『他の人が面白いと思えるように』 伝えられるようにならないとな」 |
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「ちゃんと最後まで書き上げられてこそ、 作品も輝くわけだからね」 |
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「大体、盛り上がる展開なんてのは終盤に多いしな。 そこまで行かずに止まっちまうのはもったいないぜ」 |
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「確かに、やっぱり最後が一番盛り上がるもんなー」 | (゚д゚*) カール |
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「作者が書きたいとこや展開っていうのも終盤に多いしね。 物語を完結した時の達成感、 物語を最後まで読み切った時の余韻っていうのは 中々いいものだから、是非味わって欲しいね」 |
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「まだまだ学ぶべきことは多そうですね。 でも、書きたくなってきましたよ!」 |
(゚∀゚ ) フリード |
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「上達に終わりはないからのぅ、 二人とも頑張るんじゃぞ」 |
(´ω` ) 公爵 |
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「そんじゃ、今回はこんなとこだな」 | ||
「最後に。 読んでくれた人には、 誰であれ感謝の気持ちを忘れないこと」 |
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(゚∀゚) フリード |
「はい!」 | (゚д゚) カール |
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