あとがき


 最近は後書きから読む方もいるようなので、最初に一言。

 読まないでください。

 良質なライトノベルを求めてこのサイトに立ち寄ったのなら、我が弟「白銀」の作品を見てやってください。弟の方がライトノベルを書く腕前は私より格段に上です。書き始めた時期に差があったのもひとつの要因ですが、弟はプロ志望です。趣味で書き始めた私とはスタート地点で既に大きな差があるのです。
 もう何を言っても言い訳にしか聞こえないので、言い訳として見てもらえるといいんですが、たとえ物語を読むのが好きでも文章を書く方の腕前には必ずしも直結しない、という事なのだろうなあ。

 元々、私はファンタジーな世界や敵に向かって啖呵をきったり、必殺技を叫んだりするのが好きなので、サイトに載せるために書き始めた時に、漫画っぽい雰囲気で書いてみよう、と思って始めてみたのですが、見事に失敗しました。最初は意気揚々と筆を進めていたのですが、半分くらい書き終えたところで読み返してみたら、「アレ?なんだこの色んな意味でハズかしい話は…。」って気分になってしまい、執筆速度が大幅に遅れてしまいました。
 出来上がってみても、文章的には説明の域を出ていないし、台詞で話引っ張ってるし、自分で見ただけでも圧倒的に出来の悪さが目立つので、さらし首確定ですね。
 それでも、最初と最後の書きたい部分と設定(ツッコミどころ満載だけど…)は最初から決めていたので、何とか完成させられました。実質、私にとってはこれが始めて完成させた作品なので、まとまった物語がひとつ出来上がった事は良かったと思います。
 …実はこの作品より前に書いていたヤツがあったんですが、以前使っていたパソコンが死亡してしまったので回収不能です。はっきり言ってこの作品よか、消えたヤツの方が自分的にはうまく出来てました。残念。

 次の作品はイキオイだけじゃなくてもっと文章を意識して書きたいと思います。とにかく、経験を積まねばうまくなるハズがないので、頑張らねば。
 創作活動は何でもそうですが、上達すればするほど過去の自分の作品が恥ずかしくなるもの。無限に続く、中二病との戦いなわけですな。

 最後になりましたが、人気投票に一票入れてくれた方、ありがとうございました。褒められると伸びるタイプなので、本当に助かりました。読んでくれる人がいる事で、投げ出さずに完結させられました。いつまでかかってんだよ、と思ってたら申し訳ない!

 どれだけかかるか分かりませんが、読んでくれる方はまた次回作でお会いしましょう。
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