アーマード・コア ヴァーディクト・デイ

「黒い鳥」

著:白銀



 燃え盛る炎と、金属が軋む悲鳴が聞こえる。辺りに飛び散った金属片や部品が戦闘の激しさを物語る。
 狭いコクピットの中で、赤く熱せられた剥き出しの金属が溶け落ちる様を、そのパイロットはただ淡々と見つめていた。
 操縦桿を握り締める手のひらがじっとりと汗で濡れている。
「マギー……」
 オープンチャンネルの通信回線から、少し枯れた中年の男、ファットマンの声が漏れた。
 青と白で塗られていた鋭角的で美しい機体は、戦闘の影響ですでに半壊していた。左腕が関節の上辺りから吹き飛び、火花を散らしている。悲鳴を上げているのは、その青いアーマード・コアだ。
「今度は途中で止めたりしない。最後までよ」
 戦う前の会話が蘇る。
「マギー、何がお前を駆り立てるんだ」
 後方からアーマード・コアを輸送してきた大型ヘリで戦場を見つめているファットマンが、彼女へと問いを投げる。
 かつての相棒でもある、彼女に。
「昔話をしてあげる。世界が破滅に向かっていた頃の話よ」
 マギーと呼ばれたその青いアーマード・コアのパイロットは返事をする代わりにに語り始めた。
「神様は人間を救いたいと思ってた。だから、手を差し伸べた。でも、その度に、人間の中から邪魔者が現れた。神様の作ろうとする秩序を壊してしまう者……。神様は困惑した。人間は救われることを望んでいないのか、って」
 良く通る声で、彼女はすらすらと喋る。
「あれこれ指図されたくない。それだけだろ」
 ファットマンはつまらないとでも言いたげに、そう返した。
 向かい合うアーマード・コアのコクピットに座る彼も、同意見だった。
 一緒に仕事をする中で、何度か似たような話を彼女から聞かされていた。
「そうかもね。でも、神様は人間を救ってあげたかった。だから先に邪魔者を見つけ出して、殺すことにした」
「はた迷惑な話だ」
 彼女の言葉に、彼がぼそりと呟く。
「そいつは、黒い鳥、って呼ばれたらしいわ。何もかもを黒く焼き尽くす死を告げる鳥……これは本当の話よ。ずっと昔の、私の何代も前のお婆ちゃんが見た出来事。最初の黒い鳥、その人が生まれるのを見たのよ」
 マギーの声は、どこか優しさを帯びているような気がした。
 遥か昔に、彼女の先祖が見たという、黒い鳥と呼ばれた人のことを、愛おしそうに語る。会ったこともなければ、詳しく知ってもいないというのに。
「お前は、それになりたいっていうのか」
 ファットマンの声には、どこか諦めに似たものが混じっていた。
「……本当はそうなのかもね、でも、私は――」
 少しだけ、躊躇いが声に滲んだ気がした。
 けれど、彼女はそれを振り払うかのように、はっきりと告げた。
「――私は、もう負けたくないだけ。何にも、誰にも……貴方にも……!」
 その言葉が向けられたのは、彼だった。
 青と白で塗られた直線的なアーマード・コアの向かいに対峙する、黒く薄汚れたアーマード・コアのコクピットに座る彼を、マギーは見据えてそう告げた。
 そして、彼は戦った。
 かつて共に過ごしてきたパートナーとも呼べるマグノリア・カーチスと。
「もういだろ、マギー……。これで終わりだ」
 ファットマンが呼び掛ける。
 勝敗は明らかだった。
「まだよ! 私は、私はまだ戦える!」
 強く、自分自身を鼓舞するかのように、彼女が叫ぶ。
「ここが! この戦場が! 私の! 魂の場所よ!」
 彼女の機体が息を吹き返す。
 灯っていた頭部の赤い一つ目が輝きを増し、ブースターがその内側に火を抱く。
「あいつ……」
 黒いアーマード・コアのパイロットは、小さく呟いた。
 素早く機体をチェックする。弾薬はまだある。多少、被弾はしているが装甲は完全には貫通しておらず、許容範囲内だ。燃料も十分残っている。戦闘継続に支障はないとアーマード・コアに搭載されたシステムも告げている。
 周りに散った炎を巻き上げ、吹き飛ばして、青いアーマード・コアが突撃してくる。
 彼は即座に操縦桿を後ろへと引き、ブースターのペダルを思い切り踏み込んだ。バックブーストで急加速する機体の中で、ターゲットサークルを炎を噴きながら迫る青い機体へと向ける。
 左右の腕に装備されたライフルが銃口を合わせようとする。それを見て、青い機体が横へとほぼ直角に軌道を変える。ハイブーストだ。
 吹き飛ぶように横へ跳んだ彼女の機体を追うように、黒いアーマード・コアを旋回させる。彼女の機体に残された右腕のレーザーライフルが光を帯びる。圧縮 されたエネルギーが解放される瞬間を呼んで、黒いアーマード・コアがハイブーストで後ろへと跳ぶ。足元に光が炸裂し、熱量が床に使われている金属を溶か す。
 ライフルが弾丸を発射する。薬莢を撒き散らしながら、黒いアーマード・コアが駆ける。それを追うように、青いアーマード・コアが疾る。
「おい、いいのか」
 ファットマンの声が聞こえる。
「何が」
 戦闘中に会話など、まともにはしていられない。要点だけを極力短く、一瞬の隙に返事をする。
「何がって、このままじゃ……」
 分かってはいた。
 ファットマンが心配しているのはマギーのことだけではない。彼のことも心配している。
 彼がファットマンと組むようになったのは、ファットマンがマギーと仕事をするようになった後からだ。ファットマンほど、マギーとの付き合いが長いわけで はない。それでも、共に過ごした。苦楽を共にしたという意味では、こんな荒廃した世界では家族と呼んでもいいかもしれないほど、親しみを感じていた。
 彼女とは、恋仲だったと言えるのかは分からない。それでも、何度か抱いたことはある。彼女もまんざらではなさそうだった。
 ハイブーストで横へ跳んだ黒いアーマード・コアの脇をレーザーの閃光が掠める。
「流石に良い腕してる……!」
 舌打ち混じりに呟いたその口元には、笑みが浮いていた。
 抱いたこともある女と、金属の塊の兵器に乗って殺し合いをしている。だというのに、昂揚していた。きっと、彼女もそうなのだ。いや、だからこそ、彼女は挑んでくる。
 ライフルの弾丸が青い機体の装甲を穿つ。肩の装甲が弾け、飛び散る。レーザーの光が左膝にあるシールド装甲を溶かす。
 乱立する壁のようなプレートを蹴飛ばして、青い機体が上を取ろうとする。黒いアーマード・コアは一気に加速し、彼女の機体の真下を抜ける。一瞬ブーストを切って慣性で移動しながら片足を軸に滑るように機体を反転させ、ハイブーストでトップスピードへと戻す。
「やるわね……!」
 彼女の声が回線から漏れた。
 どこか嬉しそうにさえ聞こえる。
 命のやり取りをしているというのに、まるで彼女と会話をしているかのような気さえしていた。
 青いアーマード・コアが収束させずにレーザーライフルを連射する。上から降り注ぐ閃光を、壁の間をすり抜けるように移動してかわす。チャージなしでは低威力だが、当たり所が悪ければ致命傷になる。
 正面の大きな壁を蹴飛ばして、強引に向きを変えて跳躍する。青い機体がレーザーライフルの銃口をこちらに向ける。空中でハイブーストを起動、横の壁に機体を押し付けるように軌道を変える。壁に接触する瞬間に脚部を強引に合わせ、蹴飛ばして前方に機体を弾き飛ばす。
 咄嗟に持ち替えていた左手のレーザーブレードが光の剣を作り出す。擦れ違いざまに、閃光を青い機体に叩き付けた。
 完全に収束する前に振るったせいか、レーザーは機体表面を撫でただけだった。装甲表面が溶けて塗装が飛び散る。バランスを崩した機体が体勢を立て直すよりも早く、ライフルの弾丸が叩き込まれた。
 右肩と、左足、右脛、そして右胸。吹き飛ばされながらも、青い機体は足から着地した。だが、弾丸を受けて破損した脚部は衝撃に耐え切れず、拉げ、小さな爆発を起こす。
「俺は、最初から知ってたよ……お前の中にいる、恐ろしいものを、知ってたんだよ、マギー」
 ファットマンの声は淡々としていた。それでも、悲痛な感情を押し殺しているのが良く分かる。
「俺はずっと、戦いの中で生きてきた。お前みたいな奴が死んでいくのを見ながらさ……だから」
 ファットマンが声を一瞬詰まらせた。
「マギー……お前を救ってやりたかった。でもそれは、俺の思い上がりだった」
 青い機体は至る所から火を噴いていた。
 青と白に塗装された機体は見る影もなく、黒く焼け焦げている。
「好きなように生きて、好きなように死ぬ。誰のためでもなく……それが、俺らのやり方だったな」
 それはファットマンの信条であり、今を生きる傭兵たち全てに言えることだった。
「あなたは優しいわね……ファットマン」
 どこか満足そうな声で、マギーが呟いた。
 ブルー・マグノリア。かつてそう呼ばれた凄腕の傭兵は、死神部隊と呼ばれる所属不明の部隊と戦い、負傷した。左腕を失う大怪我をした彼女は、ファットマ ンに拾われて一命を取り留めた。アーマード・コアに乗れぬ体となった彼女は、ファットマンと共にストーカーと呼ばれる傭兵の運び屋をやって過ごしていた。
 そして、彼と出会った。
「何も、言わないのね」
 苦笑いを浮かべる彼女の顔が目に見えるようだった。
「俺に何が言える?」
 それは彼の本音だった。
 彼女に対し、彼が言えることなどあるのだろうか。
「貴方はいつもそう……」
 今まさに爆散しそうな機体から、彼女の声が送られてくる。
 その声に悲痛さはない。
 彼女が彼らと別れた時から、何となくこうなるのではないかという察しはついていた。
「どんな時も、貴方は生き延びた……貴方は負けなかった」
 どれほど不利な状況でも、どれだけ窮地に立たされても、彼は生き延びた。それも、全ての依頼を完遂した上で。
 幾多もの腕利きを葬ってきた死神部隊でさえも、彼を殺すには至らなかった。
 死が敗北であるというのなら、まだ生きていた彼女は負けたと言えるのだろうか。アーマード・コアには乗れなくなっていた。戦場から退かざるを得なかった。それでも、彼女は死んではいない。生き延びていた。
「私は選ばれなかった、でも……」
 右腕が肩の付け根から外れ、爆散した。
 右足の関節が拉げ、千切れて燃え上がる。機体が前のめりに倒れそうになるのを、左足が支えようとして、吹き飛んだ。コアのあちこちが爆発を起こし始める。
「さよなら……これで、よかったのよ」
 ノイズ混じりの声が届いて、目の前のアーマード・コアが爆発した。
「……本当に、これで良かったのか」
 ファットマンの声が回線から聞こえてくる。
「俺は、これしかできない」
 それがファットマンの問いに対する答えになっていたのかは分からない。
 彼には、戦うことしかできなかった。
 相手が誰であれ、向かってくる全てを打ち倒してきた。その力を目の当たりにした戦場で、彼をチームに誘ったのはファットマンだ。しがらみに縛られるのを嫌っていた彼にとっては、ファットマンのようなスタイルは居心地が良かった。
 元傭兵だったマギーとも、気が合った。
 そのマギーが自分で選んだ道を、否定することはできなかった。引き留めることもできたのかもしれない。けれど、それをしなかった。引き留めていたら、きっと彼女の中にある思いは燻り続けていただろう。
 だからファットマンにも引き留めることはできなかったのだ。傭兵であることに、戦うということそのものが、彼女にとっては大きな意味を持っていたのだろう。
「多分、好きだったんだろうな」
 マギーのことは、好きだったのだと思う。恋愛感情と言えるのかどうかまでは断言できないが、嫌っている女を抱く気にはなれない。色恋沙汰には疎かった。それは彼女も同じだったのかもしれない。
 だから、余計に彼女を止められなかった。止めるべきなのか、止めていいものなのか、分からなかったのは確かだ。彼女は止めて欲しかったのだろうか。
 それでも、似た者同士というべきか、彼女の思いが分からないわけでもない。ずっと戦いの中に身を置いてきたが故の、渇きにも似た何かがあったのだろう。
 かつての、ブルー・マグノリアと呼ばれていた頃の自分の姿を、彼に重ねていたのかもしれない。彼女にとっての理想が、目の前にあり続けた。それだけならばまだ良かった。
 自分の傭兵としての生命を奪った死神部隊が目の前に現れた。そして、彼はそれを退け続けた。暴走して襲い来る数多もの無人アーマード・コア、UNACも全て撃破し続けた。見た事もない過去の技術が使われた未確認兵器をも破壊し続けた。
 それだけのことをしているにも関わらず、彼はいつもと変わりなく在り続けた。
 自分がマギーの立場だったら、どうしていただろうか。その人に勝ってみたい、挑んでみたい、と思わずにいられるだろうか。
「まあ、こんなもんかね。終わってみたら、あっけない」
 不意に、回線に声が割り込んだ。若い男の声だ。
 聞き覚えのある声だった。
「この戦いで、僕らが殺した犠牲者の数は全部で五十一人。彼女が五十二人目か」
 財団と名乗り、無人機UNACをばら撒き、そして暴走させて混乱を招いた張本人だ。そして、死神部隊の司令塔でもあった。
 マグノリア・カーチスを誘ったのも、死神部隊と財団だ。
 左腕を失くしていた彼女がアーマード・コアに乗っていたのも、損壊した機体から声が聞こえてきたのも、財団の手によるものなのだろう。彼女は人間としての肉体を捨て、機体と同一化したのだ。それをするだけの技術を、財団は持っている。
 マギー自身も、そうなることは承知の上だったのだろう。
 それでも、彼女は戦いたかったのだ。
「もうめぼしい奴は残ってないと思うよ、君以外は」
 相変わらず軽い口調で、相手を嘲るかのような物言いをする。
「そして、ここでこれから君も死ぬ」
 目の前に、曲線的な鳥のような大型の兵器が舞い降りた。
 マグノリアの機体の残骸を踏み潰すかのように着地し、頭らしき部位が黒いアーマード・コアの彼へと向けられる。
「手前、一体何が目的だ」
 ファットマンの声に怒りが滲む。
「神様は間違えてる。世界を破滅させるのは、人間自身だ」
 財団の声と共に、無数の小型無人兵器群が辺りに飛来する。
 鳥のような大型無人機が動くのと同時に、黒いアーマード・コアが動いていた。マギーとの戦いで消耗はしている。だが、戦闘の継続は可能だった。
 飛来した無人兵器群が一斉に攻撃を開始する。雨のように降り注ぐレーザーや誘導兵器の中を、黒いアーマード・コアが駆ける。壁を蹴り、構造物を盾にして、回り込んでは弾丸を叩き込む。放たれるレーザーの閃光をかわし、ミサイルにも似た誘導兵器をライフルで撃ち落とす。
 機体の関節が悲鳴を上げる。それでも、まだ持ち堪えている。戦える。
「俺を殺すだと? この程度で、笑わせる」
 加減速を繰り返すコクピットで、彼は目を細めて呟いた。
 並の傭兵なら直ぐに撃破されているだろう苛烈な攻撃を、彼は掻い潜る。もっと厳しい戦場があった。もっと激しい戦いがあった。
 どれだけ強力な兵器があったとしても、人の意思を感じられない機械に臆する理由はない。殺気のない、ただの機械など恐れるに値しない。
「これなら、マギーの方が強かった」
 鳥に似た大型兵器を仕留め、呟く。
 人であることを捨てたマギーにも、負ける気はしていなかった。だが、人としての意思がまだあった彼女の方が強いと感じた。
「素晴らしい、まったく驚異的だ。何故、僕がUNACをばら撒いたのか、人間の可能性を知り、情報を集めるためだ。僕は君に挑戦する。そして抹殺する。人間に可能性など存在しない。それを証明してみせる」
 聞いてもいないことを、財団はべらべらと喋っていた。
 抑揚はついていても、その声の感情は希薄に思える。ただ、人の可能性を否定するという言葉だけには、憎悪にも似た何かがはっきりと混じっているのが感じられた。
「お前は人間じゃないのか」
「人間だよ、昔はね」
 不愉快そうなファットマンの言葉に、財団は軽い口調で答える。財団からの通信はそれが最後で、とある座標データだけが送られてきていた。
 そこに来い、ということなのだろう。
 視界の隅に、青い色の破片が映った。マギーの機体の残骸だ。
 少し遅れてやってきたファットマンの操縦する輸送ヘリが黒いアーマード・コアを回収するためにゆっくりと降下を始める。
「BB……ブラック・バード?」
 出会った当初、機体の名前を聞かれて略称を答えた時に、マギーがそんなことを言っていたのを思い出した。確かに黒い中軽量の機体だが、元々黒く塗装して いるわけではない。単に塗装や清掃費用をケチっていたら煤などで黒く汚れていったというだけの話だ。ファットマンたちと組むようになってからは余裕もでき たが、それまでの色合いも愛着が湧いていたから、ほとんどそのままの見た目になるよう黒系統で多少の塗装をした程度だ。
 機体名も正しくはブラック・バレットだと言ったら納得していたが、黒い鳥、というのもあながち間違ってはいなかったのかもしれない。
 神様がどうの、という話には興味がない。
 人間を救いたいなどと思う上から目線の押し付けがましい神様など要らない。人間の可能性を否定し、そのために無益な混乱を招く存在も同様だ。
 目を付けられた邪魔者、黒い鳥にとってはいい迷惑だ。むしろ黒い鳥にとってはそれらの方が邪魔者だ。だから、その黒い鳥は焼き尽くしたのだろう。生きることを邪魔する全てを。
「どうする、レイヴン」
 ファットマンが名を呼んだ。
 答えは決まっている。
「行ってやるさ……何が出てこようと、叩き潰してやる」
 今までも、ずっとそうしてきた。今更、やり方を変える気はない。
 マギーの言い方を真似するのならば。
「――戦場(そこ)が、俺の魂の場所だ」


 後書き

 フロムソフトウェアの「アーマード・コア ヴァーディクト・デイ」のストーリーミッション9の二次創作短編。
 マグノリア・カーチスの語る「黒い鳥」だとか、半壊した機体で2回戦とか、フロム脳を刺激される展開だったのでつい書いてしまいました。
 気が向いたら違うシーンでまた短編を書くかもしれません。

 ちなみに、主人公の名前は「レイヴン・アーク」、機体名は「BB(ブラック・バレット)」。KEアサルトライフル2丁とハンガーにはレーザーライフル、レーザーブレード、肩にはCEロケットを装備した中量二脚の中軽量ACを想定。
短編の目次へ
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