宮ちゃん近況室 09〜11年分
白銀時代の雑記ログ 05年 5月〜9月 10月〜12月 06年 1月〜4月
宮ちゃん近況室ログ 08年分

11.12.15
『フリットフリット言うから、オレはてっきりオランダ人かと思ったわけで……』



 はい、マンガ感想ー(´з`)
 なんつーか、この時期はマンガもゲームも大量出土で、ボクの財布は圧迫を通り越してサヨウナラ状態です。
 あ、来月の誕生日、期待してるよオガドン(笑)

†企画:連続登場のマンガ感想ー
(敬称は略ですわよ)

1、リコーダーとランドセル(東屋めめ、竹書房バンブーコミックス)
 宣言どおーり! リコランです。あ、2巻もちゃんと買ったよ(・д・)ノ
 面白かったね(´∀`)
 私が買ったのは4刷だったんですが(4コマで4刷ってスゴイよね)、記念コメントを寄せているメンバーが凄かった。宮成、山口、碓井、犬上、両々、仙石、ももたま等など、実力派が揃ってゲストしてるもんで、ワタクシ、でらビビリでございましたよ(´л`)
 仙石寛子さんはノスタルジックな物を描くので、最近ちょっと注目してるんですが、それは今度にしとこうね(笑)
 んでまぁ、ももたまが相変わらずカワイイ物を書いていたのでニヤニヤしましたが、それでも本家の東屋イラストには敵わないですね。この人の線は本当に綺 麗です。ただ裸の線は実はあんまり上手くないので(特に大浴場の巨乳絵)、エロマンガには適さないでしょう。この人は半脱ぎが最も上手い。
 真面目な顔して何を書いているんだオレは……(;゜з゜)
 まぁ、その、なんだ。
 この人は基本的に頭がオカシイ話を描けるので、特にタイミングの外し方とか最高、とは前に似た様なことを述べた気がしますが。この作品の凄いところは、 ある程度はマトモなキャラクターを扱ってて話を崩壊させることにありますね。つまり「マンシス」とは全く違う味を出しているわけで。碓井さんができないこ とをこの人はいとも簡単にやってます。これはマジでエレぇよ(゜д゜)
 どういうことかと言いますと、設定を最大限に生かして、普通のことを面白い方向へと持ってくんですよ。身長180センチのイケメン小学5年生な弟と、 140センチない高校生な姉が繰り出す行動は、通常であれば至極まともな事なんです。ただ、上記の設定が混ざっただけで、周囲も交えて混沌が巻き起こって しまう、というのをスゴク上手に描いてみせる。その流れは非常に流麗で、芸術的と形容しても差し支えないでしょう。
 そういう技量面がずば抜けている、これはギャグ書きとしては見習いたいですよね。いやまぁ、設定を最大限に生かすっていうのは、ストーリー屋なら当然のことなんだけどさ(^^;)
 あとやっぱ、あつみカワイイよ、マジで。あつみは良いよなぁ。新キャラの変態バスケ部エースの先輩なんかにゃ渡したくないよ、あつみたん(´д`)ハァハァ
 ほんとにこの人は、魅力的なキャラを作るのが上手いですよね。レディーシックスティーンの時も感じたけど、愛されるキャラクターをよく知ってる。
 アニメでは釘宮が声を当てるらしい。チョー見てぇが、マジでテレビ愛知も放送枠を持ってくれんかな……(;‐‐)
 微妙なテンションで、うじゃうじゃ〜。

2、ひなたフェードイン!(水谷ゆたか、芳文社マンガタイムコミックス)
 はい、ひなたフェードイン。
 この人は他の作家さんと違って、純粋なほっこり系です。
 うん、こういう雰囲気も、けっこ好き(´∀`)
 なんか手描き感バリバリだし。きららなんかじゃ、今やほとんどの人がパソ描きなのに。てか通常のタイムでもパソ描きっぽい線が増えたように思うし。宮原さんなんかはその典型か(笑)
 その中でも、この作品は、なんつーか非常に昔気質ですな。古き良き四コマの空気感を漂わせてるよね。淡々と話を運んで簡単に流してしまう、一昔前の話し運びです。スゴイ安心感があって、読んでて、スラスラいけるよ。けっこ好き(´∀`)
 キャラの魅力は言わずもがなです。この人も、愛されるキャラクターっていうのを分かってるよ、うん。ひなたのボンヨリっぷりとか、みのりのボンヤリっぷりは良いよね。相葉キャプテンの小悪魔っぷりも(爆)
 個人的には真木さんオシです(゜д゜)
 ゲフンゲフン。
 とにかく空気感がものっそ良いです、この作品は。ゆっくりした気分で、ゆっくりした笑顔に出会いたい時に読むのが最適だと、私は思うわけですよ。
 続きが早く出て欲しいよね。うじゃうじゃ〜。

3、そして僕らは家族になる(荒木風羽、芳文社マンガタイムきららコミックス)
 これも雰囲気マンガだけど、この荒木さんはちょっとタイプが違うよね。っていうかカギ系か何かのアンソロで描いてたりして、けっこキャリアあるし、慣れが見えるもんね。
 そんな訳で、ある意味、荒木風羽作品っぽくないという意味でも高得点です(笑・д・)ノ
 まぁ、「はなまるっ!」辺りと比べたら大分、違うね。そもそも話を運ぶようになったとかね。超絶な進歩だよ(爆)
 いやそうじゃなくてだな;
 うん。なんつーか、ほんとに、キレイに話を運びます。この作品は色んなゴチャゴチャしたのがあるけど、最終的に、家族というテーマに収束していくように 出来ているので、スラスラと展開していきますよ。それでいて、この人特有の「らしさ」もちゃんと出てるしね。キャラクターの個性を抑えつつ主張できるよう になってるので、ストーリーに違和感なく溶け込ませられてて、全体的にキレイですよね。
 前述の「はなまるっ!」の本編に比べて、話の巧みさもそうですが、やはりキャラデザの変わり方もスゴイですよね。昔はけっこう没個性気味でしたが、今で は全体的にシャープさを意識したと思われる、スマートな物に変わっていて、非常に綺麗になっていますし、個性が出ているのは素晴らしい。もちろんキャラク ターも魅力的ですし、全体的に、とても良い作品です。そして何より、空気感がとても良いです。ハズシも上手いし、重いテーマも扱ってるんですが、それを気 にさせない技量はとても高いと言えるでしょう。
 つーわけで、成長した荒木風羽の作風は、とても良いものに仕上がってますよ。2巻が09年初版ってことで、はやく最新刊を出して欲しいと思っています。なんか気になるところで終わってるし。
 うじゃうじゃ〜(´д`)

4、からハニ(現津みかみ、芳文社マンガタイムきららコミックス)
 はい、アイドル物でーす(´∀`)
 これは萌え物だけど、きららの要求を満たす稀有な作品だったと、個人的に思うわけで。
 まぁつまり、カワイイけどちゃんと笑える、て事ですな。
 きららはドキビジュとかいう訳の分からない標語を掲げてますが、そのテーマだけに囚われた作家陣が方向性を見失い、4コマとしての条件(面白さ)から遁走している状態だと思うわけで。特に最初の方は。いや最近のを知らんっていうのは置いといてだな(´д`;)
 でもこれは、1巻の最初の方は微妙だけど、途中からどんどん良くなっていってますよ。ちゃんとヌルい面白さがあるので、スゲーきららっぽいですよね。
 トリコロの次に手に取ったのがこの作品だったせいで、私はこの後、きらら作品を過大評価することになるんですが。
 オチのグダっぽさも好みですね。重くない、スラスラした喉越しの話運びは読み易いですし。
 私は、こういう典型的なハーレム設定が、大好きなのですよ(´∀`爆)
 絵質も高いし、キャラはカワイイし、ビジョンもしっかりしてたし、正直、2巻はちょっと勿体なかったかなと。まだまだ続きを読みたかった作品です。
 何と言っても、実家で1巻が見付からなかったからと、わざわざこっちで買い直した程ですからね(笑)
 つまり2冊もってるんだ、欲しい人いたら1巻あげるよ(爆´з`)
 まぁ、そういうことで。うじゃうじゃ〜。


★その他
@アゲガンの一話だけ見て笑った話
 録り溜めしてた「ガンダムAGE」ことアゲガンの1話から4話をようやく見てみたんですが、なんか、笑えるねコレ(爆)
 主人公は元オランダ代表で究極のユーティリティーとして知られ、オランダ・トリオの一柱としてアリゴ・サッキ、ファビオ・カペッロ率いるACミラン黄金期を支えたルート・フリット。
 スゴイ経歴の持ち主ですね(゜д゜)
 ……えっ? 違う?
 フリット違い?
 紛らわしいんじゃボケぇっ!(-W-;)
 皆が揃ってフリットフリット言うから、センターラインの全てを高レベルでこなす伝説のカルチャトーレが出てくるのかと期待してたのに、何だその落胆パターン!(`д´)」shitbug!
 まぁ、そんなカルチョギャグは置いといて。
 話としては白銀が書いている通り、最初からなんとも中途半端でツッコミどころ満載。遊戯王パターンとも言うべきか、それなりの声優陣を揃えているはずなのに、何故か主人公だけ中途半端で、微妙に実力不足。エレメントハンターを思い出したよ(笑)
 まぁ、ストーリーについては、白銀が素晴らしい扱き下ろしっぷりを見せてくれているので、その意見には概ね同調です。っつーわけで、私は違うところを批判しますかね(´・д・`)
 んでまぁ、とりあえず目に付いたってか気になったのは、やはり歌ですな。オープニングおよびエンディングですが、すっげぇリズムが悪い(゜д゜)
 なんか、メロディーに波がある音楽が今の主流なのか、グイングインと音が跳ねる感じで、ノれないんですよ。聞いてたら、あぁもう、焦れったい!(;´л`
 特にオープニングの跳ね具合が半端ないのよね。リズムを意図的に変化させるのは最近の特徴なのかもしれないけど(ノエルの兄貴大先生とかね)、コレは明 らかに失敗しているだろう、ていう感じ。ガンダム・ソングがアニソンじゃ無くなって久しいけど、ゴールデンだからってこんな笑えない曲を使うのは疑問点で あります(´ω`)
 エンディングはまぁ、けっこ上手い人が歌ってるっくさいんだけどね。やっぱりリズムが跳ねる跳ねる。ノリ難いのに変わりない(--;)
 あと笑えたのは、アゲシステムだか何だか知らんけど、換装した機体の中で(おそらく肉弾戦用の)マニュピレーターをゴツくしたタイプがありましたが、あ れがマックスターにしか見えない。あれのパイロットはグーリットさん(英語読み)ではなくチボデーに決定ですよね(゜∀゜)
 まぁ総評としては、最近のアニメの凄さというか、ビジュアルはけっこ綺麗なんですよね。タネガンの頃に比べて、あからさまなCGも自然に見れるように なってるのは、深夜アニメですら感じてしまうところで、最近の技術力の進化っていうのは本当に驚嘆です。動きもキレイだしね。うん。まぁムラあるけど。時 々、ものっそ御粗末になる(笑)
 褒めるトコそこだけー(゜з゜)
 シナリオ? ケスクセ?
 イヤあれ、ホントに感じてたんだけど、スタッフの方は真面目……なんですかね?
 ワタクシ、アゲガンは、どう考えてもギャグで創られているとしか思えないんですが。なんつーか、これはもう、ブラックユーモアってやつなんじゃないですかね(^^;
 いやね、2ちゃんとか百度(中国)とかでも言われてた「子供用ガンダム」って評価、正直、穿ってたんよね。流石にガンダム・ブランドでガチの子供向けなんか作られないだろう、て。恐らくキャラデザだけ取っ付き易くしただけなんじゃないかなぁ、と想像してたんだけどもね。
 裏切られたなぁ、悪い方向に(;´з`)
 マジじゃん、マジでストーリーも設定も何もかも、ティーンエイジャー素っ飛ばして一桁少年向けじゃん。って言ったら幼年期に失礼だ、てくらいダメだね。こりゃ、ホンにガンダムじゃないぜ、スパロボだぜ?(-л-)
 まぁ4話までしか見てないけどね(´д`)
 最後に。白銀が言ってたエセティファですが、確かにティファですね。キャラデザがガンダム戦記のロリっ娘で、キャラはそのままティファ。もうこの時点でギャグだよ、コレ。
 キャラデザの笑える加減が半端ないのもスゴイですが。マジでまんまイナズマイレブンだよ。主人公の物理法則を無視した髪形よりも、イナズマイレブンで見 たような友人代表(?)の食いしん坊バンザイの存在が気になるぜ。主人公の無駄な肩パットとか、あとプティ・ブロンドクラ〜ゲね(・д・)
 とまぁ、矛盾とか不満だらけのアゲガンですが、注目点はこれから、いつになったらアゲガンがマックスターになってチボデーの手に渡るのか、ということですな。チボデー・ギャルズの登場と併せて、とても楽しみにしていようと思います(・д・)ノ
 うじゃうじゃ〜。

BWCCFのお話
 ワールド・クラブ・チャンピオン・フットボールが新バージョンになりましたよ(・д・)ノ
 私は早くも(?)3回ゲーセンに行き、約49回ほどプレーした計算になるんですが。(←プレイヤーとしては少ない方だろうなぁ
 その程度の回数で、すでに3枚のレアカードをドローしましたよ(・∀・)
 いやー、これは嬉しい。昔からこのゲームをやってますが、レア遭遇率がやったら低いんですよ、ホントに出ない。っていう話を前にした気がする。
 初めてプレイしたバージョンでは、隣のオガの目の前で連続ドローという強運を見せつけオガを歯噛みさせつつ(その後オガがレジェンドを引いたので、次に歯噛みしたのはわたしでしたとさ)。次のバージョンでもかなり苦しみながら、何とか2枚のレアを引き当てたのですが。
 問題はその次だった……。名古屋に来てから100回近くプレーしながら、とにかくレアが出ない事態に。しっくりくる台が見付からないまま、台をフラフラ していたのもいけなかったんですが、遂にバージョン入れ替え寸前の最後のプレイになるまで出なかったんですね。もう、台にも「既存カードが切れた時点で在 庫終了です」とか書いてある状態で、在庫切れに戦々恐々しながら筐体に向っていたんですよ。ちなみに成績は言わずもがなな悲惨さね。
 ただ、その最後の最後にヨーロピアンMVPが出てくれて、今までの努力が報われた思いだったんですが(´∀`)
 それから私は、その位置の台を「ラッキー台」として、ずっとそこでプレイしていたんですが。いやもうそれから、ある程度はチームも調子を上げてくれるよ うになって(当社比)、チーム初タイトルをゲットしたりと、良い感じなんですよ。最初の挑戦でレアを引き、結局、昨シーズンの台は4枚も手に入れましたし ね。やっぱ台との相性ってあるよ(・л・)
 んでまぁ、こうしてシーズンも新しくなったところで、こないだから3回ほど行ってきたんですがね。
 初回の一枚目から引いて、次も引いて、極めつけは三回目。行った当初は他の人がラッキー台を使っていたので、仕方なく他の台を使ったんですが、やはり シックリ来なかったわけで。1000クレ分が終わった時に、タイミング良くラッキー台が空いたので、私はそっちに移動したんですが。
 そこで2000クレ分やって、終わろうと思って溜まったピロー袋を開けていたんですが。
 (;゜д゜)
 出ましたよ。最後の袋を開けた時、黒く見えたので「スペシャルかよ」と諦め気味に乱暴に開けた瞬間、枠が光ってるじゃないですか。マジビビリだし、乱暴 に扱っちゃったし、なんかもう平常心ではいられなかったですが、それはともかく。なんかもう、ラッキー台さまさまですよね。
 でもね。
 実は、ここまで出たレアカードが、レジェンドという高カテゴリーなんですが。よっぽどの事がない限りは出ないような代物を、50回足らずで出した自分は、スゴいラッキーだけど。
 私、元々はあんまりクジ運があるタイプじゃないわけで。
 ……コワい。
 オレ、死ぬの?(゜Δ゜;)
 なんか、それだけ不吉な予感がビンビンですよ(爆)
 とか何とか言いながら、マヌ・ルイが欲しいのでまだまだやり続けるだろう、宮ちゃん♪でした。うじゃうじゃ〜


アゲガンが見るだにヒドイですね、結局マックスタイタスもチボデーじゃなかったし、しかも純粋なザコだったし。にしても、スラスター噴いたまま走るとか、 どう考えても脚部の全間接を一瞬で磨耗させる上、コロニー内なのに無駄走りして疲労を促進させるとか、普通に考えて笑える事態を描くとは。マジでアレは ギャグアニメですな(´∀`)
あ、オガドンお勤めご苦労様。終わり。うじゃうじゃ〜(・o・)ノ
11.11.15
『人との関わりって大事だね、というお話(多分)』



 はい、久々のマンガ感想ー(´∀`)
 これに関しては、なんていうか非常に驚いたことがあったので、再開せねばならない使命感に(勝手に)燃えている宮ちゃん♪なのですよ(・o・)ノ

†企画:久々登場のマンガ感想ー
(敬称は略ですのよ)

1、満開!Sister(東屋めめ、芳文社マンガタイムコミックス)
 「リコラン」のアニメ化おめでとー(^・∀・^)
 というわけで、久しぶりの企画の第一発目は東屋めめ作品です。
 っていうか私、この人のことをずっと、「東屋ゆめ」って言ってました。字が似てるしね、しょうがないよね(;´∀`)←そうか?
 まぁそれはとにかく。このマンシス(略称)は素晴らしい。上述の「リコラン」も素敵だが、私としてはこっちのが好みなんで、先にマンシスを紹介する事にしました。そんだけナイスなんですよ、奥さん。
 この東屋先生、私としては、けっこ波が激しい作家さんだと考えています。というのも、勢いで書くタイプの人だと認識しているから。ハマれば怒涛の如く押 し寄せるギャグに抱腹絶倒できるんですが、外すと勢いが上滑りして微妙な空気に。ただ、それが作品設定ごとに現れるのではないかと思えるところに、この人 の怖さがある訳で。
 個人的には、東屋先生は学園物っていうか、ティーンエイジャーを描くのが良いと思ってます。リコラン、マンシス、あと毛色が違うけど「レディーシックス ティーン」は良かった。リンゴ・スターの名曲と同名だから、って訳じゃないよ。てかリング・スターキーの曲は欲しいけど見当たらないんです(泣)
 話が逸れたね。
 一方で、「スイートルーム?」や「ご契約ください!」のような会社物(OL物?)は、どうにもギャグが上滑るような気がして仕方がない。ある程度の責任 感が必要な社会人に、非常識極まりない東屋先生の作風を合わせると、あんまり良い効果を生まない気がするんですね。そういう意味では、何をやっても笑って られる学生物は、安心して楽しめるという意味でこの人の作風にマッチするのではないかと考える訳で。
 その中でも、このマンシスは、私の好みを鷲掴みです。いや決してロリっ娘が好みだとか、カンナの乳がエロくて良いとか、そういう話じゃなくてね。
 でも東屋さんの描く女体って、線がエロくて良いんだよな(´∀`)
 話が逸れたね。(二回目)
 まぁとにかく。この作品の素晴らしいところは、マトモなキャラクターが1人も居ないってことなんですよ。ツッコミ役不在、主人公・武士も、自分のズレた 価値観を正道と思っているので、基本的に的外れなツッコミなんですよ。そのまま勢いに乗ってストーリーが展開されるので、マジで飽きずに一冊を読み終える ことが出来るんですね。一巻がこないだ出たばっかだけど、早く続きが欲しい作品です。
 リコランは次に回そうと思うけど、早く2巻を買わなきゃなぁ。
 とか言ってる間に情報知ったけど、リコランの放送ってテレビ埼玉と京都じゃん!? 愛知が無いってどういうことよ!?(っд`;)
 うじゃうじゃ(`л´)ノ

2、椿さん(楯山ヒロコ、芳文社マンガタイムコミックス)
 次は言わずと知れた(?)、暴走系マンガの「椿さん」です(・д・)
 これも勢い系のマンガだなぁ。基本的にアホばっかだけど、この作品は、ギャグがかなり整然と進んでいくところでしょうか。アホな話だけど、なんか着地点がちゃんと分かっているというか。結構、正統派な気がします。
 っても、いま手元に単行本が無いんだけどね。ヤマゲリラさんにレンタル中なもんで(笑)
 でも、これはヤマゲリさんだけでなく、@さんもベタ褒めする作品なんですよ。もうそれだけでクオリティーは保障されてるよね?(・д・;)←確認
 分かってるなぁ、と思うのは、1巻の帯でコメント寄せてるのが、むんこさんなことね。2巻の植田さん差し置いて、まずむんこって、この選択眼は何よ(笑)
 編集部の心意気に吹くよ。
 んでまた、この人の凄いところは、細かいところに入れるネタが全部オリジナルってことですかね。カバー裏とかにも色々と仕込んでるけど、何かのパクリっぽいけど、実際にはパクリじゃない、絶妙な距離感を保っている。それはスゴイことですよ(・л・)
 作風も、勢いで流しつつも、無理なく責めるので、非常に安定感があって素晴らしい。ゆっくり楽しめるので、飽きが来ない、というのも特徴の一つだと思います。
 確か竹書房かそこらでも新しい連載持ってたけど、作風がブレてないんで、コレも安心して読めます。早く単行本化してくんないかなぁ(´∀`)
 あと、楯山さんはキャラクターにかなりの愛着を持ってるんだろうな、ていうのが分かるってことも挙げときましょう。なんつーか、かなり自分のキャラが好きだよね、この人(笑)
 そんな感じで紹介終わりー。うじゃうじゃー。

3、青春甘辛煮(碓井尻尾、竹書房バンブーコミックスMOMOセレクション)
 良い感じに頭が悪いシリーズ(´∀`)ノ
 待望の第三弾は、上の2つと同じく勢いだけマンガの新星・青春甘辛煮です。
 なんていうかコレは、単行本を買って、実際に読んでみて……
 やられたっ!(っд・゜)
 と思ったわけですよ。
 碓井尻尾っつったら、私は「店長の憂鬱」しか知らなかった訳で、このイメージでこの作品を読んだんですが。いやはや、裏切られましたね。
 いやね、「てんうつ」もスッゲー面白いんだけど、アレの場合はマトモな思考の雇われ店長・鈴木の便利な使い回されっぷりが可哀相という、ある意味でブラックな笑いがメインじゃないですか。だからちょっとテンション低いんですよね。
 ところがどっこい、甘辛煮はなんつーか、最初っから最後までテンション高く、マジで勢いだけで持ってくんすよ(;-∀-)
 もう、その感じが溜まらなく好き!
 しかも出てくる人間が片っ端から変態っていうのも私の好みな訳でして。
 ナイス!(´・▽・`)
 っていうか沖田がカワイイ。あのバカ素直な頭の悪さは愛すべきキャラクターで、彼女を主人公に展開する人間関係も、すっごい魅力的です。保護者・藤堂 ちゃんとか、ドSの土方とか、熱血・近藤とか、二重人格・斉藤くんとか。みんな沖田が好きだよね、色んな意味で。そんな感じがとても好感を持ててグーな訳 ですよ。
 ちなみに私は、別に天然理心流には興味ないので、細かいツッコミは無しです。
 てか実は小梅オシなんだがね(爆 ̄∀ ̄)
 これはもう、ホントに勢いだけで読める、しかも何だかんだでこの人、けっこ考えてるんすよ。そこがスゴイ。もう一押し作品な訳で。
 なんでこれから布教の旅に出ようと思います。うじゃうじゃ〜(^・з・^)


★その他
@突然のご本人さん登場に有り難いやらビビッたやらな話
 つい先日のことです。私はあんまりヘビーなネットユーザーと言う訳ではないんですが(ワイファイだから?ぎにくいってのも理由の一つだが)、久しぶりに ネット繋いで、電脳空間にダイブしたんですよ。つっても行くとこなんかマジに限られてるので、その日も白銀ページを一瞥して、あとはサッカーニュースか なぁ、と思ってたんですが。
 ここの掲示板に寄せられていた書き込みを見て、マジで驚嘆しました。
(゜д゜;)←驚嘆の図
 まさかのご本人さん登場です。
 というのも、憶えている人がどれだけいるのか微妙ですが、この雑記の5月15日付け更新で、私が懐かしの「モンコレモンスターズ」を紹介したんですね。 今でもモンコレーラーな私としては、久しぶりに見かけた懐かし作品が、想像以上に面白かったので、この場で紹介したまでなんですが。
 そしたら、悠久の刻を越えて、その「モンモン」に参加している作家さんがコメントを寄せてくれたんですよ!(・д・;)
 モヘっ娘アルラウネの話を書いていた、アニメーターの牙威格斗さんです(汗)
 いやはや、まんず、びっくらこきました。私はびっくらこいたのです。その話がスゲー好きだった私としては、突然の先生来場にパニクって、なんかアホなレスを返した記憶があるほど、びっくらこいたのですよ。
 ありがたかったー!(^・∀・^)
 牙威先生、その節は、ほんとうにありがとうございましたm(_ _)m
 書き込みのリンクで、獅子山先生と一緒に運営しているホームページにも行きましたが、RPGツクールで製作した無料ゲームの配布なんかもしてて、またこ れがクオリティーが高いと評判な用で。機会があったらやってみたい。ラミーちゃんのハいてないっぷりを拝みたいですね(笑)
 まぁ、先に言ったとおり、ネットに繋ぐことをあんまりしないので、機会を見つけ難いとは思うんですが。ただ、やたらエロイとの情報も漏れ伝わって来てるので、偉大なる男の煩悩の従うままに、私はきっとプレイしているでしょう(爆)
 一方で、今回の件でもう一つ、分かったことがあります。
 この雑記って、誰が見るか分からないんだなぁ(・‐・;)
 いやね、ぶっちゃけ今まで、ここは誰かの目に触れるような場所じゃないと認識してたんですよ。白銀の好意でスペースを貰っているとは言え、こんなマイ ナーな雑記なんて、誰が来るのかと。ここの存在を知ってる人すら希少で、開くのすら希少で、毎回の更新で目を通してくれる人なんてたかが知れてる訳で。正 直、自分以外は白銀(管理人としての検閲)と、あとオガドンっくらいしか見ないよなぁ、とタカを括っていたんです。オガドンはここのファンだと、私は認識 している。←勝手に(爆)
 そんな訳で、「何か言いたいことがあれば書く」程度のスタンスで、それが世間の目に触れようが触れまいが関係なく、とにかく「書いた」自己満足だけで更新していたこのページが、偶然とは言えまさか第三者も見てくれていたとは……(;´з`)
 本気で予想外でした、予想Guyだった訳ですよ。←混乱
 まぁ、考えれば単語検索かなんかで引っ掛かるから、内容の良し悪しに関わらず、誰かしらが来る可能性は小さくなかったんだけど。通り過ぎる人はいるよね、そりゃ(^^;
 つーわけで、これからはもちょっと、見られることを意識しようかなぁ、と思ってる宮ちゃん♪でした。
 エロイとか言いまくってるけど(´・д・`)
 うじゃうじゃ〜。

Aオガドンに会ってきたよin豊橋
 オガが静岡に居るんすよ。という話を前にした気がする。
 なんで、せっかく隣の県にいるんだからと、会うぞ会うぞといい続けて早数ヶ月。
 よーやく会いました(-д-)
 つっても名古屋に来るには時間が無さ過ぎる、一方の富士(沼津?)は金欠ぅな私にはちと遠い。つーことで、中間地点で浜松あたりを想定したのですが。
 オレの金がねぇよ(・д・)
 つーことで、急遽、愛知の東端である豊橋に微調整。名古屋から片道で1100円と良心的な値段だったんで。
 一方のオガは、時間の節約に追われて新幹線コース。往復1万円前後の大出費です。
 こないだガキも生まれたっつーのに、大丈夫なのかオガドン;。なんか、まじスマン(^^;)
 でもまぁ、そんなことは全く気にせず、小雨の降る微妙な空模様の中、10月の終わりにオガと落ち合うフテブテしいオレ様。会いたかったぜチェ・オガ〜(´・∀・`)
 まぁ、2人とも始めて降り立った豊橋の地、何があるのかは全くの手探りでしたが。オガが帰隊時間の関係で1630時の新幹線に乗るってことで、1100 時から5時間強しかいられなかったから大急ぎですよ。オガは初めて目にする路面電車をファインダーに収めようとして時間を浪費するし(-_-メ)
 とりあえず、駅前をブラ付いてみて、適当にスターバックドロップコーヒーに入る我ら。そこで1時間強も喋り倒し、良い感じに膀胱がヤバくなったところで 飯を食いに出る。沿岸部の街っぽいので魚を食せるところに入り、そこで腹を満たしてから、さらに喫茶店を探して豊橋駅へ。
 その間、日曜日の駅前は地元の高校生が赤い羽根募金を募ってたんですが、けっこ長いことやっててね。しかもそこら中で。なんか我々、3回ほど募金しましたよ(^^;
 赤い羽根3枚も要らんて(´д`
 まぁそれは置いといて。その後、豊橋駅内でオランダはロッテルダムへと出向く勢いで、エクセルシオール・カフェへと入ったのですが。フェイエノールトのサテライトチームかっての(゜д゜)
 そこで再び話し込む我ら。話の内容はまぁ、近況報告から昔話、友人の話、サッカー話、趣味話から、執筆状況のお話まで。さんざか多岐に渡ったんですが、 まぁ、話の内容が尽きることはないね。久しぶりのオガ会話は、とにかくテンション高く続いた訳で。なんか私が一方的に喋ってた記憶がある(゜д゜;
 でもまぁ、そんだけ楽しかったんだよ、オガドン。そんな訳で許してねっ(テヘッ
 あ、ちなみに前回まで募集してたビーディー土産、第一号はオガドンでした。団扇、大切にしてね(笑)
 そんなこんなで、悲しいことに時間は足早に過ぎたのですよ。あっという間の5時間を終え、トイレを探して駅内を放浪したりしながら、別れを惜しむ大の男が2人。絵にならないね(爆)
 最後は写真取ったりして名残惜しみながら、オガが改札を抜ける姿を見送る私には、確かに寂しさがあったわけで。久しぶりに会えてマジで良かった、また会いたいぜ。
 とりあえず、暫くの逢瀬を終えた今、私がオガドンに言いたいこと。それは……
 モンコレを確保だ、オガー!(;`皿´)
 うじゃうじゃー。

B星のさんWiiがナイス、とかな件
 お金が無いのは理由があります。
 通販です(爆)
 いやね、最近、サッカーグッズの通販サイトがセールとかしてたりで、ついついユニとか時計とか買っちゃったんだけどね。
 それに加えて、星のさんの最新作がWiiで出やがって、しかもノエル大先生もデビューアルバムをいつの間にか出してるじゃないですか。
 買っちゃったんだなぁ、これが(´∀`)
 いやね、もう、マジで星のさんwiiは良いよ。星のさん64とかエアライドとかやってないから、ポリゴン星のさんを操るのはスマブラ以外では初めてなんだけど、これがまたカワイイ(・з・)b
 しかもゲーム性がヌルくて、軽ゲーマーな私にもスパスパできるのもナイス。基本的にコピーは星のさんUSDとかを引き継いでいる上に、新しく能力や技が追加されて、目玉のスーパーコピーも面白い。いやはや、久しぶりにゲームでテンション上がりました(ニヤリ)
 ただねぇ、来月にはゼルダの最新作が出る上に、PS3でガンガンの最新作が出るじゃないですか。
 P3持ってねって(´д`)
 しかも来月からプーなんで、余計な金を使えないことから、ゼルダすら怪しいです。ガンガンを筐体あわせて3万以上どころか、ゼルダの普通パック5千円す ら厳しい私は、この年末商戦狙いで新作を出すゲーム業界の戦略に物を申したいわけで。あ、それと某エロゲーも出るじゃん、チクショウたぬきめ!
 金クレー(лдл)
 まぁ、ゲームに関する不満はこれっくらいにして。
 次はノエルの兄貴です。ハイ・フライング・バーズ(バンド名)を立ち上げての新作、さっそく聞いてみたんですが。
 ノエッ(゜д゜)
 兄貴だなぁ。出す前は「最近のロックはロックじゃねぇ」とか言ってたけど、曲調を聞く限り、オマエもロックじゃねぇよ(爆)
 なんつーか、エレクトロ系ですよね、ノエノエは。オアシス後期の曲調そのままなんで、目新しさは無かったっす、正直。10曲目なんてストップ・ザ・クロックスだし。
 でもまぁ、ノエノエ、好きだけどね(´∀`)
 ただ、前々から思ってたんだけど、ノエル大先生って、曲調を崩すのが好きだよね。で、私の好みとしては、崩さない方が良いのが出来ると思う。
 リズムを崩して良い感じにするのも素敵だけど、ノエルの名曲「ドント・ルックバック・イン・アンガー」や「リトル・バイ・リトル」、「ストップ・ザ・ク ロックス」、さらには「ゴーイング・ノーウェア(個人的に)」なんかは、真っ直ぐな曲調な気がする。私個人としては、それらのが好き、てだけな話なんだけ どね。
 リアム先生のビーディーがすっごいロックだっただけに、ちょっとギャップがあるっすね、私の中で(^^;
 またビーディーのディファレンスギアが名盤だったので(個人的に)、余計に期待してたところがあったのも事実。
 でも、ハイ・フライング・バーズ(アルバム名)も、けっこ良いですよ(・∀・)
 んでまぁ、もう一つ、ノエル先生の来日ギグの日取りも決まりましたが。
 2012年01月16・17日!
 シーザバースディ!(゜д゜;)
 ちょー行きてぇー(;´з`)
 だが金がない……(泣)
 うーむ、ノエル大先生がノエノエ歩きながら、「ノエッ!」て言うのを聞きたかったんだがなぁ……。(※実際の兄貴は「ノエッ!」とか言いません
 東京公演だけらしいから、こりゃ本格的にムリだわなぁ。諦めるかぁ(;-л-)
 うじゃうじゃ(落胆)


そんなこんなで久しぶりの通常更新。書いたとおり、特別ゲストの参戦でマジビビりした訳ですが。
「人目を気にする」とかって書いたのに、内容的には全く持ってお構い無しですな(爆´∀`)
まぁまぁ、宮ちゃんは急には止まれないってことで、スグには変えられないよね、スタンスとか。←言い訳
だとかなんとか言いながら、終わりー。うじゃうじゃ〜(・o・)ノ
11.10.1
『特別編U「宮ちゃん♪の★東京探訪日記(^・ω・^)」』

深夜の★徘徊編

 前回の雑記で記したとおり、9月の第2月曜日にリアム詣でを敢行した、私こと宮ちゃん♪。載っけてもらって1週間後、名指しで指摘したオガから、予定通 りのリクエストがあったので、東京2日目の探索日記をここに記すことになりますが。言わせたクセに偉そうな私の器は、気にするな(・д・)ノ
 さて、午後の9時に終わりを告げたビーディー・ライブですが、余韻に浸りながらお台場の街へと繰り出した私を待ち受けるのは冷酷無比な現実! それは、財政難から新幹線には乗れないという事だったのです!
 つまりどういうことかと言うと、東海道新幹線で東京―名古屋間はたった1時間〜2時間程度なんですが、新幹線特急券なし(つまり鈍行)になると、直通なしの乗り換え4〜5回、延べ6時間超という究極の長旅になってしまうということなのです!
 当然、鈍行で帰ったら途中で終電と相成る悲しみに襲われる私は、この無慈悲な都で一夜を明かさねばならない訳で。夜の東京って恐いよなぁ、と田舎っぺ丸 出し思考で、終電前にゆりかもめで新橋へと戻る私。さてどうするか、ということで、ヤマゲリラさんへとメールで相談を持ち掛けたんですが。夜遅くにも関わ らず、快くアドバイスをくれるヤマゲリさんには本当に感謝。カプセルホテルは高いから×、ネカフェもちょっと辺りに見当たらないということで、最終的には 妥協案のマック難民へと落ち着く訳ですが。それとリア充は殲滅すべき、という意見の一致も見ましたが。
 ヤマゲリさんとの交信を終え、疲労しきってフラフラな足元で新橋のマックに向かう私。入り口には、「寝てる人は追い出します」的な文句が書いてあったん ですが、脅しには屈しない漢・宮ちゃん♪は、気にすることなく寝る気満々でレジに向かいます。まともな飯を食ってなかったし、長時間の居座りをする負い目 もあったので、初体験の大月見バーガーを含む総額1000円の出費を惜しまず注文することに。これでもネカフェやカプホに比べりゃ割安だしね。
 んでまぁ、早朝4時から上階席を閉じるという脅し文句の書かれた看板を横目に席を確保し、グダグダと食して惰眠開始。ただ、あんまり椅子に座って寝ると いう行為に慣れてない私としては、非常に寝にくかったです(泣) 友人の某ケンザブロウくん(仮)の特技が羨ましくなった瞬間でした。
 丸まって寝てたせいで体の節々を固まらせながらも、浅い眠りから起きること数回。前述のユナイテッ時計が丑三つ刻を指し示したと思われる頃、私はのっそりと身を起こし、3時間程度の仮眠を終えたのでした。まともに寝らんないから諦めただけなんだけどね(^^;
 んでまぁ、まだまだ日が昇るには早すぎる時刻を、新橋駅前へと繰り出す私なのですが……。地下道は閉じており、その入り口付近でビニールシートやダン ボールを敷いて横になるオッチャンたちの姿には、現在の日本が抱える多くの問題を浮き彫りにしてくれるなぁ、と嘆息しつつ。どこに行こうかとフラフラして ると、ニコヤカなオバちゃんが話しかけてくるのですね。
「オニイサン、気持ちイイ、マッサージはドウ?」
 フィリピン訛り(?)の日本語キター(・∀・;)
 流石はサラリーマンの街・新橋。こんな古臭い手法のキャッチに出会うのは人生でも始めてです。貴重な体験ではありますが、丁重にお断り&足早に逃走のコンボを決めるオレ様。んな金あったらホテルに泊まってるっての(-W-;)
 なんだか気勢を削がれながらも、真っ暗な東京の街を物珍しそうに徘徊する私。ただ、真夜中ってよりかはむしろ超早朝と呼ぶべき景色に、もはや感慨もなく、眠い目を擦りながら辿り着いたのが、まさかの日比谷公園ですよ。
 公園、早朝、そして眠い。ここまで来たら次の私の行動を予測していただけると思います。そう、ベンチで睡眠! これに尽きるぜ(^∀゜)b
 しかしながら、日比谷公園のベンチにはまさかのトラップが待ち受けていたのですよ。それは、ベンチの真ん中で手摺と言うか柵と言うか、微妙な高さの金属が存在していたことなんですね。
 ……横になれない(-W-;)
 最初は座って目を閉じてたんですが、どうにも姿勢が中途半端で、厳しい感じ。無理に横になっても腰が柵で突っ張るし、この居眠り対策は本当に驚異的な威力を発揮していたのですよ。恐るべし東京都(゜д゜)
 結局、ちょっとしか寝れませんでした。←寝たんかい
 んでまぁ、良い感じに空も白んで来た頃、ジョギングのオジちゃんが何故か上半身裸で走ってたりしたので私も覚悟を決めて起き上がります。
 ……朝日に輝く赤レンガ倉庫が眩しいぜっ(´д`)
 こうして私は、足早に公園出口へ向かい――立ち上る尿意に、急いでトイレへと引き返すのですが。
 手早くお花摘みを終えると、私は再び、日比谷公園の敷地を脱出しました。そして向かうは、日本の行政を一手に担う霞ヶ関。腐敗官僚どもの温床をこの目で確かめようと、私は早朝5時のひんやり空気を切りながら、歩を進めていく訳なのです。
 うじゃうじゃ。

霞ヶ関★激写編

 さて、私が訪ねた霞ヶ関ですが、まぁ言わずと知れた日本の行政機関の集合地ですね。ここに日本を動かす、頭のいいお偉いさんが集い、日夜、自らの保身と天下りを考え続けているのかと思うと、ちょっと眉間に皺が……(これ以上はオフレコで☆)
 とまぁ、そんな霞ヶ関ではりきって官公庁めぐりを開始。ただ私、じつは数年前の就職活動ついでにここを観光したことがあるので、訪ねるのは今回が2回目。なので、実際には前回の記憶を確認する旅になってた気がするんですが。とりあえず写真に収める観光客丸出しな私。
 そんな中でも、個人的に記憶に残っている場所を列挙していきましょう。

・皇居前(桜田門)
 ここで井伊直弼がブッスリやられちゃったんだなぁ(´д`) と、妙な感慨を抱きましたが、とりあえず車通りが多いよ早朝から。なんで足早に通り過ぎました。
・警視庁
 これはなんか、近くで写真を撮るのが憚られるほど警戒度が厳重。流石は警視庁(・・;)
 門の前では恐い顔したお巡りさんがたむろしてて怖かったです。まる。
・法務省(旧庁舎)
 警視庁のアクロス・ザ・ストリートにあるレンガ造りの旧庁舎。正直いって、赤レンガがカラフル過ぎて異様(´д`;)
 明治人は何を考えてこんなモンを造ったのか。とりあえず、霞ヶ関のビルディングな周囲にこれだけやたら目立つ仕様は、前回の訪問時も気になっていたので、これが撮れて満足です(´∀`)
・外務省
 なんか庭から水(?)が噴き出してたんだけど、噴水かなんか、あんの?(・_・;)←それだけが気になった
・内閣府(?)
 北方の領土 かえる日 平和の日
 竹島と尖閣も、我が国の固有の領土ですヽ(´・∇・`)ノ
・特許庁
 入り口横の謎のオブジェは、一体、なにを表しているのだろうか……(--;)
・財務省
 増税はんた〜いっ(゜д゜)
・農林水産省
 影が薄くて、逆に気になる。そんな農水省(笑)
・経済産業省
 いま話題の経産省ですね(´・∀・`)
 既得権益を〜、寄越せ〜(・д・)←オレに
(そーいや、原発反対デモの方は、朝の6時からいらっしゃるんですね。お疲れ様です)
 番外編
・国立国会図書館
 ヘンリヒ、ヘンリヒ、ヘンリヒ〜ッ!(っ´・д・`)
 竹本泉著、マンガ「ねこめ〜わく」、よろしくっ
・参議院・衆議院第一会館
 改装が完了している……。あの、無駄に批判を浴びた無駄な改装が(;ノд・)
・東京電力
 癒着っ(笑)←てか霞ヶ関周辺じゃねぇ
 やっぱ当事者なだけに、周辺にはピリピリとした空気が漂っていて、門前の警備員さんの緊張した面持ちには写真を撮るのを躊躇うほど。それでも、N●Kや日●レと思しき車が周囲に駐車しているのを見て、マスメディアの図太さを垣間見た場所だったわけですな。
・総理大臣官邸
 早朝だというのに、警視庁の制服組な方々が沢山、警備されていました(・д・)オツカレサマデスッ
 その中のお一人と言葉を交わさせてもらいましたが、中々に丁寧で良い青年でしたよ。こういう人にこそ出世してもらいたいよね(・∀・)

 以上、霞ヶ関の感想でした。
 そーいや、国交省と防衛省の場所が分からない。防衛省は市ヶ谷だから違うところなんだろうけど、国交省はどこよ(´・W・`)
 なんだか就活時を思い出した再訪でしたね。いやぁ、大学時代に戻りたい(ノд`)うじゃうじゃ〜

築地★初体験編

 東電を激写し終えた私は、良い感じに忙しなくなってきた駅前で、はたと気付くのです。
「ハラ減った……(ノд`)」
 難民したマックで食事を取ったのが四半日ほど前。そりゃ空腹も憶えるよねってことで、何を食そうかと考えを巡らせるのですが、ここでまたファストフードとかは味気ない。どーせだから、東京らしいもんを味わいたいと思いながらも、東京らしい物って何じゃ?(・д・)
 と人間の大脳にある高性能CPUを再び稼動させること数分。
 ここ、新橋じゃん!
 ってことは近くに築地じゃ〜んっ(´∀`)
 つーわけで、私は築地への方角と場所を突き止めるべく、駅前の周辺案内図を見詰めるのですが。
 分かりにくっ(爆)
 だもんで、ゆりかもめ乗り場の周辺図まで見に行っちゃったよ(´-`;)
 さて、おおよその位置を掴んだ私は、まだまだ疲労感が残る足を若干ほど引き摺りながら、目的地へと踏み出すんですが。
 迷った……(汗)
 案の定と言うかなんというか、おおよその位置しか掴めない地図を一瞥しただけでは、正確な道順が分からない。別段、なにか目印があるわけでもないし、東 京の街はごちゃごちゃしてて分かり辛いし(まぁ名古屋も分かりづらいが、その比じゃない)。途中にあるゆりかもめの駅周辺を何回か往復しちゃったよ(泣)
 それでも頑張って辿り着いた築地市場。いやはや、スゴイ活気だったね。朝っぱらだってのに、私と同じように大量の観光客が往来し、その中を朝の仕入れ時なおっちゃん兄ちゃんが、台車やらチャリンコやらでかっ飛ばす、すげぇ恐い場所でした(^^;)
 道も狭いが、そこを歩き走る人々の忙しなさは、心底からの田舎者なワタクシには付いていけないものがあった訳で。それに築地は生鮮市場なんで、案外、食べ物屋さんが見当たらないという問題にも直面しました。いや私の居た場所が見当違いだったのかも知れんが。
 そんなこんなで築地を歩き回ること10数分。ようやく飲食屋の並んでいると思しき場所を発見し、勢い込んでそこに向かうも……
 吉野家っ(゜д゜)
 ラーメン屋っ(;´д`)
 その他っ(・д・;)
 魚を食わせなさい(泣)
 なんで築地まで来て牛丼くわにゃならんのかっ(;`л´)
 再び彷徨える時間の再開です(涙)
 まぁ、行く先々でお魚を食べさせてくれるお店も見かけるのですが、高いのよね、お値段が。流石に金欠ゥ・ナウな私には、一食で1000円以上を払う財力が無かったので、そゆ所には入れないわけで、もっとリーズナブルな場所を求めて裏道に入ってみると。
 あった!
 しかしランチだ!
 ……ランチって何時から?(?・з・)
 時計を見ると今8時。
 ……ランチじゃあ無いよなぁ(;´з`)
 また改めて出直そうかと思ったんですが、時間が明示されてなかったので、いつ来れば良いのかと迷ったんですよ。あんまり時間が掛かるようだと他の所に行っちゃった方が早いので、とりあえずランチの時間だけ聞いとこうかと思い、そのお店の敷居を跨いだ訳ですね。
 ガララッ
「すいませーん、ランチって何時からですかー?」
 アンサーイーズ、マイフレンド(´л`)
「やってるよー」
 やってました。
 朝の8時はランチなんですか?(;・_・)
 ボブ・ディランもビックリな事態に、江戸っ子の豪気さを垣間見る宮ちゃん♪。まぁそれはとにかく。800円ちょっとの海鮮ランチを頼み、築地の新鮮な魚 介類に舌鼓を打っていたのですが。ここで注意は、海鮮丼もワサビ醤油は掛けずに、刺身化して漬けて食べろってことですね。
 かけちゃった(泣)
 それでも美味しいご飯に変わりは無かったので、築地で過ごす贅沢な朝餉を堪能した私は、素敵な気持ちで東京の朝を味わったのでした。
 余談ながら。
 帰りは、東電本社の赤白鉄塔を目指したら、ほぼ一直線で新橋まで帰れたよ。往路であれだけ迷ったのが不思議なくらい簡単に辿り着いて、なんか凄く悲しい気分になったのでした(・д・、)
 あと、東京っこさ、エスカレーターの付いた歩道橋あんてモンがあるだね。あれっこさ、ビックラこいたわ〜、まんず(・Δ・)ノ~うじゃうじゃ

慟哭の★味スタ編

 さて、お腹も膨れたこの時間、若干の眠さを引き摺りながら、さてどうするかと考えた訳ですが。
 折角なんで前から行きたかったところに行くか、と言うことで、帰る前に寄り道しようと考えたわけです。
 最初に言っておきますが、某オタクの聖地ではありません。お金が無いし疲れてるしで、やたら気苦労の多そうな秋葉……アババ、その場所を初訪問するのはノンだと言うことですね。全ては貧乏がいけないのよ(´л`)
 じゃあどこに行くかと言うと、それはフットボール・スタジアムです。つまりFC東京のホーム、味の素スタジアムですね。
 という訳で行き先も決めたので、いざ、電車に乗り込みたいところですが。どこにあるのか知らんっつうわけで、ここは駅の窓口相談ですよ。
 テクテク。すいませーん。
「味の素スタジアムに行きたいんですけど」
「……えっ」
 えっ?(・д・)
 女性の駅員さんが困惑気味の声を出すもんで、私としてはちょいビビリなんですが(汗)
「味の素スタジアムって、飛田給ですよね?」
 と確認されますが、いや、知らんし。思いつきで行きたくなったんで事前調査をしていないダメ人間っぷりを発揮です。
 という訳で、なんか駅員さんが電話をかけて確認し始める、ちょっと大掛かりな騒ぎになっちゃって、内心の慌てぶりを必死に隠す私なのでした。結局、 ちょっと時間をかけて調べてもらって、飛田給という駅にあることを教えてもらったんですが。なんか、迷惑かけて、すいません(^^;
 ほんじゃま気を取り直して目的地へゴーっ、てとこなんですが。これがまた、やったらめったら、メンドクサイ道のりでして。まず新橋から山の手で新宿まで 行きまして、そこから乗り換えで京王線ですよ。京王線なんて、大学受験の時以来、おはや5年以上ぶりに乗りました。なんか懐かしいしさ、むしろ。
 山の手20・30分、京王30分(いずれも概算)、長い時間をかけてようやく辿り着いた飛田給。一息ついて駅を降りると、なんかスゴイFC東京ずくしで した。横断幕がそこら中にあるっていうか、ペナントもそこら中にあるというか、むしろ味スタの解説パネルとかFC東京の予定スケジュールとか、町を挙げて 応援しているんだなぁ、というのが分かりました。流石は1部経験のあるクラブ。私の出身地はJリーグのチームがない長野県。俄かに話題に上る松本山雅も、 松本駅はペナントがなびいてる程度なので、ちょっと新鮮な気持ちです。
 いやまぁ、いま住んでる名古屋にはグランパスエイトがあるだろって話ですが、いやあそこは豊田市だしね(^^;
 というわけで早速、飛田給駅を出発し、コンビニで飲み物を買いつつ、スタジアムへ徒歩で。凶悪な残暑の日差しを遮る雲は空には無く、なんていうか、ものっそ暑い。東京もまた、名古屋レベルでは無いものの、蒸し暑さは健在でした。汗がエレぇ(´д`;)
 とか言いながら歩いてたら、速攻、見えてきた巨大な影。初めてのサッカー専用スタジアムの姿になんかテンションを上げつつ、その場所へと歩を進めた訳ですが。
 まぁ、閉まってるよね(´з`;
 ミッドウィークですらない平日の火曜日、しかも昼前。試合どころかイベントすらないスタジアムが開放されているわけもなく、入り口は全て閉鎖され、当然 ながら中には入れない訳で。そんなことは分かり切っていたことなので、では何故にわざわざここまで足を運んだのかというと。
 いやまぁ、スタジアムの外観を写メで収めることも目的なのですが、それ以上にフットボール・グッズ専用ショップのユーロスポーツに行きたかったんですね。つまりショッピングですよ。
 という訳で早速レディゴー。純粋にグッズを見たいという理由で行ったので、フットサルやサッカーギアは無視して1階へ。やっぱホームのFC東京グッズが多かったですね。羽生は代表復帰しても良いと思うが(^・л・^
 んでまぁ、グダグダとグッズを見て回ってたんですが。ヨーロッパの強豪グッズが沢山あって良い感じでした。欧州最強のバルサとイタリア3強がメインなのは日本ならではですかね。
 さてさて、そんな感じで店内を徘徊していると、気になる場所を発見。そう、割引コーナーです。ラックにかけられたのは、ちょっと古くなったユニフォーム やトレーニングウェアなどのアパレル商品。お金の無いニワカファンな私にはとっても有り難いコーナーということで、早速、値札を見てみるんですが。
 ネーム・ナンバー入りのユニフォームが4割引!
 安いっ!(´・∀・`)
 しかし
 高いっ!(´д`;)
 どういうことかと言いますと。
 例えばカンナバーロやマルキージオなんかのユーヴェ昔ユニが8400円。ピルローさんやガッちゃんのクラブワールドカップ制覇ワッペンのついたミラン昔 ユニが10800円(いずれも記憶価格;)。14000円や17000円(約)の定価から見るとめっさ下がってるんですが、正直、金欠はなはだしい私には 厳しい値段でして。ミランを退団したピルロなんて寧ろ希少価値が高い物を割引で買えるチャンスなんて滅多に無いけど、デビルズ・オーウェンとか欲しいけ ど、残念ながら懐が贅沢を許さない訳で。マジで泣けるっつーの(TзT)
 さて。財布と相談しつつ、でも欲しいなー、と迷うこと数十分。割引コーナーと通常品コーナー、店内の同じところを行ったり来たりウロウロする宮ちゃん♪の姿は、傍から見ると相当な不審者に見えたはず。店員さんや他のお客さんゴメンナサイ。てか1人で来てよかったな(汗)
 しばらくして。私はようやく、覚悟を決めました。出せるギリまで出そうと覚悟を決め、割引品のミラントレーニングウェアを手に取ります。値段は約 4000円。ユーヴェの薄手ウィンドブレーカーと同等なんで迷いましたが、長袖シャツと言うことで部屋着にちょうど良いと考え直し、購入を決意。ほんとは ユニ欲しかったけど、やはり貧乏がいけないのよ(´л`)
 さて、Oサイズと大きめなトレーニングウェアですが、一緒に買ったユーヴェのタオルマフラーが、この後の更なる悲劇を呼びます。
 それは、精算を済ませて店を出ようとしたところでした。ふと、出入り口のすぐ横に赤いカラーボックスが目立たないように置かれていたんですね。そしてそこには、「ユーヴェのジャガード・スカーフ500円」と書いてあるわけで。
(;゜д゜)
 マフラー2000円で買っちゃったよ!
 厳密にはタオルマフラーとジャガードスカーフで違うんですが、用途はまぁ、似たような感じ。4分の1で買えるとか、どう考えてもイジメです。気付かなかった私が悪いんですが、なんていうか、ものっそい悔しい気持ちで店を出る私(--;)
 痛いわー。
 とか思いつつ、隣のカフェのオープンテラスらしき所にある銅像を見て、ちょっとテンションを上げる私。そこには、ローマ帝国建国の伝説である、双子を育てる雌狼の姿が。ASローマのエンブレムに描かれたアレね(^・∀・^)
 それを写真に収めた後、ショックを引き摺りながら帰路に着く最中。ふと気付くことは、
「なんでユーヴェを買ったんだろ?」
 リバポにすれば良かった物を、割引品に頭が行ってて、別段ユヴェンティーノって訳でもないのに見えてた物を手に取っちゃったんですね。イタリアではロマニスタだし。リバにしとけば悔しくならずに、スカーフを買ってたかもしれんのに(´з`)
 今さら欲しくなった500円スカーフは、オガに買ってきてもらうことを期待するとして(笑)
 そーいや、もうイタリア3強のドッグ・タグは取り扱ってないそうです。アレが欲しくて行ったようなもんなのに、残念でした。うじゃうじゃ(´д`;)

まとめ編

 さて、全2回に分けて、久しぶりの東京探訪を、詳細に過ぎる部分まで書いてきましたが。ここに至るまでに、この回だけでテキスト17キロ分とか、どう考えても書き過ぎよね。
 まぁそれは良いとして。最後にどうしても言いたいことは、何度も言っている通り何よりも名古屋―東京間のアクセスが悪すぎることですな(´д`)
 だって、在来の鈍行列車を使うと乗り換え4・5回の6時間(場合によっては30分ほど延長)とか、どう考えても不便だし。料金も片道で 6000〜7000円って、特急で長野に帰るレベルだよ、時間は鈍行とあんま変わらなのに(泣)。新幹線は時間が3分の1に短縮の変わりに特急料金で倍近 くとか、もはや貧乏人には手も足もグゥの音も出ない値段ですよ、ちきしょー(TлT)
 このアクセスの悪さが影響して、静岡にいるオガドンが名古屋まで遠征できないという弊害も出ています。せっかく隣県に居るのに(めっさ離れてるけど)、コンタクトも取れないとか、悲しすぎるぜよ。オガドン会いたいぜー(嘆)
 ちなみに、京王線の接続の悪さも、もう一度、声を大にして行っておきましょう。京王の場合はとにかく、東海道線との接続がないんですわ。選択肢は来た道 を戻って新宿から品川で乗り換えるか、そうでなければ橋本経由で茅ヶ崎から乗るか。せっかくなんで新しい道を行きたくて後者を選択したんですが、戻るより も近づいてるはずなのに料金にさほどの変化がないのが泣けるぜよ。
 あと心残りは、渋谷に新規オープンしたチャンピオンズリーグ公式ストア(世界1号店)に行きそびれたこと。帰って来てから情報を入手したよ。いやまぁ、行っても金が無いから何も買えなかったんだろうけど、見るだけ見とけばよかったなぁ、と。
 とまぁ、色々と不満タラタラな交通手段ではありましたが。かなり無理して捻出した3万の所持金を使い果たした挙句、その半分が交通費とか、イジメのレベルだしね。
 JRにはもう少しベンキョウしてもらいたいもんです(´・д・`)
 でもね、やっぱり、ビーディーをお参りできたのは良かった。リアム先生は凄すぎだし、アレはいま思い返しても鳥肌が立つじぇ〜。10月にはノエルの兄貴がファーストアルバムを出すらしいが、金欠この上ない状態だけど頑張って入手したいと思います。
 つーわけで、なんだかんだで面白かった東京2日間練り歩き。エライ疲れはしたけど、また行きたいなぁ、と思うには充分な刺激的な体験でした。この貴重な機会を提供してくれたスティービーくん(仮)に多謝(^^ゝ
 一人旅も良いのですが、次はオガドンを連れて引き回したいなぁ、というのも感想。いや奢らせるとかじゃなくてね、私の趣味のところに気兼ねなく引っ張れる(しかも一緒に楽しく騒げる)のがオガドンだからだよ(;´з`←日頃の行いが……
 いやまぁ、うんまぁ、えぇと。次はマンガ企画の方に戻りたいなぁ、と思いつつ。うじゃうじゃ〜。


てなわけで、思い出し思い出し書いた東京日記。如何でしたか、オガドン(´・д・`)ノ←名指し
前回、申し上げたビーディー土産の団扇ですが、誰一人として欲しがる人が居なかったので、私の知り合いに押し付けることが確定したので、対象者は覚悟してください。ニヤリ。
さて、最近のフットボール界では、「週刊フットボリスタ」でもミネキさんが言っている通り、大金欲しさのエトーさん放出、CLグループステージ出れない フォルラン獲得、問題児サラテのレンタル、毛色の違いすぎるガスペンを5節で解任、あの無策で名前だけでダメダメなインテル仕事が帰ってきましたね。なん ていうか、そのオトボケなドジっぷりにとても懐かしい「らしさ」を見せてくれる青黒の姿を、ボクぁちょっぴりおセンチな喜びで見てるだよ(´ω`)
そんなこんなで、ゲリ長のインテル仕事担当・宮ちゃん♪でした。長々とゴメンね白銀。うじゃうじゃ〜(・Δ・)ノ
11.09.18
『特別編「宮ちゃん♪の☆リアム詣で日記(^−゜)b」』



 話は随分と前に遡りますが、3月の某日、私の元に、メールが届きました。
 友人の某スティービーくん(仮名)からです。内容は、
「5月のビーディー・ライブに行かない?」
 私は答えました。
「行く行く〜っ!(´・▽・`)」
 ビーディーとはもちろん、世界のビーディー・アイの事です。まぁつまり、某ユナイテッド・キングダムのロックバンド・オアシスの、兄弟ケンカで兄貴が抜けた版のバンドですね。
 聞くところにによると、スティービーくん(仮)は、考え無しに2枚のチケットを取ってしまったとの事。とりあえず誰を誘うかということで、白羽の矢が立ったのが私だったわけで、私は脊髄反射でギャラガー弟の変な歌い方を見に行くことにしたわけですよ。
 が、数日後、再びスティービーくん(仮)からメールが来て、彼曰く
「震災で延期になった〜(泣)」
 な、なんでストーっ!?煤i゜д゜)
 つーわけでお流れになっていたビーディー・ライブですが、無事に延期日程が発表されて、9月に来日ライブ開催と相成ったわけですよ。そんなこんなで、先月、私は実家帰省の際に話を詰めるべく、スティービーくん(仮)と会って話をしたわけですが。
「ごめん、仕事を抜けられそうにない!」
(;゜д゜)
 悲劇です。結局、スティービーくん(仮)は不参加ということで、もったいないからと2枚のチケットを預かったのですが。(ちなみにお金は2枚ともスティービーくん(仮)持ちです。本当に感謝!)
 一枚、余ってるよ!?(´∀`;)
 私は考えを巡らせます。今こそ人間の大脳にある高性能CPUの使い時だからです!
 ギュインギュインギュインっ! ドギュルルルルルルルルルルーっ! ギュオンギュオン!
 唸りを上げるマイ中央演算処理装置! がんばれ天然半導体! 一緒に行ってくれる心当たりを探すのだー!
 結果
 見付かりませんでした(´д`;)
 やはりCPUは偉大でも、メモリが低性能では無意味ということか……(--;)←CPU性能も自己申告
 そんな風に思い悩んでる時に、同じ名古屋で大学院いってるヤマゲリラさんから電話が来て、9月の第一週からヒマになりそう〜、という話をしました。
 来たコレ!(´∀`)
「ビーディー行かないっ!?」
「行く行く〜!」
 神よっヽ(´∇`)ノ
 つーわけで無事、同伴者を見つけた、かに思われましたが。
 無理でした……(-д-;)
 ヤマゲリさんも直前で都合が悪くなり、キャンセルと相成ったのです(泣) まぁ、ライブが12日の月曜日って時点で、ほとんどの人は不可能なんですが。
 そんな事情で、前日の日曜日に@さんと一緒に泊まりに来てくれたヤマゲリさんと酒を飲みながら、つらつらと一人旅への不安を愚痴る宮ちゃん♪(もうすぐ 24)。背後でビーディーのファーストアルバムを流し、「行きたかった!」と嘆くヤマゲリさんへの心理的なイジメを敢行する大人気なさを発揮。ちなみに@ さんも当然、無理でした。
 てか@さん、長野から名古屋まで片道最短3時間(おそらく6時間かけて来てくれた)の道程ながら、無理いって来てもらって、ありがとうございました(;´Δ`)
 まぁ、なんだかんだで週末、楽しい一時を友人たちと過ごし、ちょっと疲れ気味な中で、私は月曜日に旅立ったのですよ。名古屋―東京間を特急券なしで、鈍行乗り継ぎ東海道本線ぶらり旅でした。ちなみに片道6時間なり。
 乗り換え4回はキツかった;
 10時過ぎに家を出て、17時っころに新橋着だったんですが、その間、静岡県内で富士山を車窓から眺めるオレ様。雲のかかった中腹から飛び出す蒼い冠を見詰めながら思うことは、
「オガは元気かしら……?(´・-・`)」
 今は富士の麓で曹昇格研修中のオガドンを想うわけで。オアシス・ファンでリアム詣でを心から羨ましがってたオガへ、せめて思い出だけでも一緒にと、道中の様子と感想をメールする性悪なオレ様なのでした(爆)
 さて、熱海の綺麗な海を拝見しつつ、うだうだと東海道を上った末、17時ちょい過ぎに新橋着。大学就活以来の東京にちょっと感慨深い思いを味わいながら、ゆりかもめに乗り換えてお台場を目指すのですが、高いよ新交通(-_-メ)
 そうしてやってきたお台場の地。夕焼けにフジテレビも栄えます。とりあえず韓国びいきをヤメロ、と心の中で突っ込みつつ。そーいや車窓から東京スカイツ リー(笑。ネーミングに笑える)が遠く見えましたが、距離の関係で東京タワーと変わらない大きさに。迫力もなにもあったもんじゃなかったよ(爆)
 青海駅へと足をつけ、初めての場所に何処へ行けば良いのかと右往左往する田舎っぺ丸出しなオレ様。うろうろしつつ人の流れを見つけ、大観覧車のお膝元へと辿り着いた私は、ようやくライブ会場のZEPP東京を目前としたのです。
 ってか、後で調べたらZEPP名古屋でもやってたんだよね。スティービーくん(仮)、なぜそっちで取ってくれなかった(泣)
 なにはともあれ、ここまで来たからには思うさまリアムを堪能しようと覚悟を決めて、余ったチケットを鞄に突っ込み、私は眼下に広がる、人がわっさり盛り沢山の会場へと乗り込んでいったのですよ。
 ちなみに、チケットは結局、一枚しか使わなかったさ。今でも残ってるさ。うじゃうじゃ

本編

 ついに辿り着いたぜZEPP東京。お台場巨大観覧車のお膝元に構える、黒塗りでどことなく悪の秘密基地的な香りを漂わすその場所で、多くのキ○ガイ萌え な亡者どもが蠢いていた訳で、そんな光景にちょっと引き気味なワタクシ。まぁ、オレもそんなキ○ガイ・リアムにモヘる男なわけなのですが。
 さて、階下に降りて開場を待つ間、ずっと人並みに気圧されていたけれど、スティービーくん(仮)が取ってくれたチケットはA79(+連番)とかなり早い 番号だったので、入るに当たってはスンナリでした。しかし番号が早かっただけに、ギリで行った私は、入り口でビーディーグッズを買うのを忘れる大失態。し まったなぁ、と思いつつ、物珍しさに会場内をうろついていた訳ですが。
 コインロッカーに荷物を置いて、トイレに行って、ドリンクを貰うオレ様。飲み物の持ち込みが禁止だったので、ドリンク一杯と交換できるコインを入り口で 貰うのですが、500円も払った割には普通のプラスチック・コップに普通の飲み物って、どう考えてもボッタクリですやん(泣) おそらく500mlも入っ てないよ、ビールでも割高だよ、オレ酒飲まねぇからサイダーだよ、コンビニでも100円ちょっとで買えるよチキショー(TдT;)
 そんなこんなでグダグダしながら会場に入ると、そこには前方を埋め尽くす人々が!
 しまったー!煤i゜ω゜;)
 前の方が埋まってるよ! せっかく早い番号をもらったのに、これじゃ意味ないよーっ(悲)
 ごめんよスティービーくん……。てか2人でこれれば席取りもできただろうに、だから1人は嫌だったんだ〜(哀)
 そんな訳で半ば辺りに居場所を確保し、チビチビとサイダーに口付ける1人身さま。横に可愛い子がいたので話し掛けようかと迷ってたら、隣の女性と話し始めてしまいました。以降、その子は私の方を一度も見ることはなかったそうな。チキンハートなオレのバカッ(涙)
 それとは逆側の隣には、なんかリアム・ファンと思しき男と、何も知らない感じの女のカップル。正直言って、こいつらはウザかった……。おぎやはぎの矢作 さんみたいな声の男が、人混みを前に「見えない」とゴネる女に、「見えるだろー」とか、「ここはまだ良いほうだって」とか、グダグダウダウダと押し問答。 終いには男の方が上から目線で、女に対してオアシス教授を始めて、隣で聞いてる私としては凄いストレスでしたね。結局、もっと前へと移動してくれました が、いやはや邪魔だった。
 そして19時、開演時間にステージに人が出てくると、会場のテンションが一気に上がって……下がりました。隣で例の女が「出てきたよ」と言うと、男の方 が「いや違うよ、だってボーカルがギター持ってるもん」。うんまぁ、そうだね、前座だね。ドリフターズだってビートルズの前座やったんだもん、ビーディー 先生でも誰かやるよ。
 という訳で始まったステージは、素敵なシャウトのガチャ歌。しかもボーカルの喉が細いのか、どう考えても後ろの演奏の方がウルサイという悲劇。ボーカルの歌が完全に喰われてました、これは悲しい!
 演奏の合間のトークが出てきて、彼ら曰く、「一日目では『F●ck you』って言われまくった」と素敵な四文字言葉の温かい声援を頂き、「2日目は何故か『働けーっ』て言われました」と悲しい心境を吐露してくれました。なんか可哀相になってきたよ(;TΔT )
 前座って大変なんだなぁ……(しみじみ)
 なんかその苦労話だけで好きになりそうだったけど、とりあえず彼らは、もう少しボーカルの声に合わせた曲を演った方が良いのではないかと。ちょっと声が 細いし、絶叫系は合わないよ。好きな曲と合う曲ってやっぱ違うし。自分の声質を考えて演奏方法を変えたロジャー先生を見習うべきかと。それと、後ろのバン ドはもっと気を使うべきだよね。ソロのあるギターはとにかく、ドラムは完全にボーカルよりも前に出てたよ、音が。大人しいのがベースだけって、なんか間 違ってないか、ホント(;´ω`)
 まぁなんだ、ガンバレよ、ササキ!←ボーカルの人
 結局、30分後に前座は去っていきましたが、彼らにはこれからも頑張ってもらいたいなと思いました。CDも出すみたいだよ(・ω・)ノ
 んでその後、結局また30分ほど待たされたんですが、本番に向けてステージでは念入りな調整が行われ始めました。前座ではこんなに気を使わなかったのに、流石は世界のビーディー先生ですね。てか可哀相だよね。←ササキが
 ただそんな中でかかってきたBGMの中に、ビートルズの「レボリューション」とフーの「ピンボール・ウィザード(だったはず)」が入ってたのは、無駄にテンションが上がりましたね(笑) そこだけ1人で楽しんでたよ、無駄に。
 んでいよいよ8時、ついにビーディー先生の登場です。会場の明かりが落とされ、ステージにでっかく「BEADY EYE」の文字が浮かんだ時は、会場の全員が大熱狂! おいどんのテンションもウホッ! てなりました。その間、会場内にはさらに大量の人間が流入してき てバッテラ状態、反対方向から手摺によっかかってきたり、遠慮会釈なく私のポジションを奪ってくるカップルがいたり、帽子を取らない長身のせいでステージ が見難かったりで、途轍もなくマナーの悪い輩が大量にいたのには辟易でしたが、ゲムやアンディーがギターを手に取り、クリスがドラムに向かい、そしてリア ム先生がフラフラしながらマイク前に立ちます!
 リアーム!(゜д゜)
 そして発する第一声が!
「Across the Universe」
 アクロス・ザ・ユニバースっ!(´・∀・`)
 ビートルズ往年の名作を最初に持ってくるとか、ジョン・レノン信者なリアムらしい選択!
 ジャイ、グル、デイバ、オム(゜∀゜)
 ナッシンズ、ゴナ、チェンジ、マイ、ワールドッヽ(´∀`)ノ
 初っ端からの大好物に私のテンションはうなぎ登りな訳でして。
 その後も、ファースト・アルバムの曲をどかどか歌っていくリアム先生。そんな様子に、溜まっていた乳酸も吹き飛び熱狂するオレ様。にしても、ちゃんと予 習してくりゃ良かったなぁ。歌詞がほとんど分からんから、分かり易いところしかシングアロングできなかったよ、ゴメンよスティービーくん(仮)。
 ただ、やはり惜しむらくは場所であり、最初っから前の方をとっておけば……。会場の半ばではあるけど、照明が暗い関係で、写真が全く不鮮明なのですよ。いやまぁ、オレの技量不足と、携帯カメラでの撮影ってのもあるけどね。デジカメ買っときゃ良かった(-_-;)
 ライブが進むにつれ会場の熱度はさらに上がる訳ですが、いや改めて聞くと、やっぱリアム先生はスゴイ。特に生だと、その殴り歌いっぷりがよく分かる。独 特の鼻にかかったような声が、超絶な迫力を持って迫ってくるんですよ、怒涛の勢いで。後ろのバンドも素晴らしい実力の持ち主で、ゲムもアンディも、どか叩 きのクリスも、遠慮会釈なく演奏してるはずなんだけど……完全にリアムの声が喰ってる(汗)
 先の前座の方々が、アンバランスな演奏で、特にボーカルが弱かったからそう感じたのかもしれないけど。とにかく、リアムの歌唱力の凄まじさをまざまざと 見せ付けられた訳で。CDではかなり大人しいけど、現物は超絶な歌声ですよ、奥さん;。世界レベルのアーティストの実力には、本当に感服した宮ちゃん♪な のでした。
 ちょっと距離が半端だったせいで分からなかったけど、最初、リアムはタンバリンを持っていたんでしょうか? いつも、何のために持ってるのか分からない タンバリンを、途中で投げるのが恒例のリアム先生。途中からタオル持って汗拭いてましたが、そりゃ残暑厳しい9月の、海辺の台場でいつもの長袖ジャンパー を着てるお前が悪い。いくらマンチェスターが涼しいからって、そりゃダメだろう(;・д・)
 なんかつくづく、いつものリアムでした(; ̄▽ ̄)
 解像度の悪いケータイ写真でも、いつもの腰を左斜めに屈めて仰ぎ見るような歌い方のお陰で、リアムだけは簡単に判別できるしね(笑)
 しかも伴奏中でヒマな時は、1人だけ飲み物を煽ったりタオルで汗拭いたり、ステージをふらふらしているフリーダムなリアム。挙句に果てには、前列でカメ ラを向けられたらピースサイン。タオルマフラーまでぶん投げるサービスぶりは、超大物のはずなのにまるでアマチュアバンドのようでした(・△・;)ヤン チャだ;
 そんな新バンドっぷりを感じさせないビーディー先生は、歌い終わるといつものようにさっさと引き上げていったので、会場からは当然のようにアンコールなコール。粘ること数分、再び姿を現したビーディーに会場が再び沸き立ち、リアム先生もマイクに向かいます。
 まぁ、同じ曲だったけど(笑)
 アルバム一枚しか出してない上に、「オアシス時代の曲はやらない」って断言してただけに仕方ないけど、それでも物凄い盛り上がりっぷりでした。そしてア ンコールにしてやっと、クリスがバチを放り投げ、宙を舞うドラムの必需品に、会場はその日一番の盛り上がりを見せたという(爆)←ZEPPだったから飛距 離も低かったけどね
 こうして全ての演目を終えたビーディー先生は、再び舞台袖へと消えて行き、ステージにはファーストアルバム「ディファレンス・ギア・スティル・スピーディング」のシュールなジャケット画像が映し出された訳ですが(←2回目
 感想
「すっげー、良かった(´・∀・`)」
 オアシスも後期は、兄貴の趣味でサイケだかテクノだかエレクトロだかな音楽が混じった謎な感じになってたけど、今回は純正ロック復活って感じだったし ね。リアムの声はロック・ミュージックの方が映える気がするのよね。サイケ系列はノエル大先生の声に似合うと思うわけですよ、私としては。
 余韻に浸る私を他所に、他の方々はさっさと会場を後にするか、ステージ上で撤去中のスタッフからグッズを貰おうと群がっているご様子。そんな中で、鈍行 6時間の道程と待ち時間含め3時間ほど立ちっぱな自分の足が、中々の素敵な疲れ具合を発揮していることに、はたと気付く私なのでした。
 うじゃうじゃ( ̄д ̄;)

後章

 さて、熱狂の坩堝を後にして、なんか興奮冷めやらない感じで足元フラフラな私。会場内には時折、特徴的な水色シャツを着ている人が散見されて、ギャラ ガー兄弟のライブだなぁ、とつくづく感じたわけで。ノエルもリアムも、地元であるマンチェスターの真の市民クラブことマンチェスター・シティーの大ファ ン。水色のシャツとは当然、そのシチズンズ(シティーの愛称)のレプリカ・ユニフォームなんですが。
 ………………。
 しまったーっ!(゜д゜;)
 私は自らの大きな過ちに気付いたのです。そう、私の腕時計は、赤い悪魔が文字盤の中央に描かれたデザイン。安物が欲しいと通販で注文した、シティーの宿敵マンチェスター・ユナイテッドのウォッチだったのです!
 やっべー……(-_-;)
 とりあえず左腕を隠し隠し、チャンピオンズ時計の方にすればよかったなぁ、とかちょっと後悔。
 まぁ、シチズンズのグッズってあんまり見かけないから、持ってないんだけどね。なんてことを今、ノースロンドンの雄アーセナルのユニフォームを着ながら書いているオレ様。つまりサッカーグッズ・ミーハーなんですね(爆)
 リヴァのユニが欲しい。カイトのネーム入りで(´д`;)
 まぁ、それはとにかく。話を戻してですね。
 まだまだ興奮状態の私は、トイレにも入れない状況の中で、無駄に会場内をうろついてみることにしたんですね。そこで震災募金をやってたので、なけなしの500円を投入、ゴム製のリストバンドを貰うのですが。
 変なテンションだったんでしょうね。
 募金の兄ちゃんと、無駄な記念写真をツーショットでチーズ(・д・)
 次いで外に出ると、まだグッズ売り場があったので、寄ってみることに。しかしやはり終了後、目当てのTシャツやエコバックなんかは売り切れていたのですね。
 しゃーないから、余り物の中からチョイスすることに。とりあえず4000円もするバックを無駄に購入し、友人たちへのお土産用に無駄な団扇を3枚、買いました。キーホルダーは微妙だったし金もなかったから止めといた。
 んで購入後、やっぱり変なテンションのまま、売り子のお姉さんにブツを持ってもらって写真をチーズ(゜д゜)
 にーちゃんもねーちゃんも、微妙な表情をしてたなぁ(爆)
 そんなこんなで、今回のリアム詣では終了。すっかり真っ暗になったお台場を散策しつつ、余ったチケットがもったいなかったなぁ、とか、1人で夜の散歩(しかも見知らぬ土地)は寂しいなぁ、とか様々な思いを交錯させる十五夜の私。月は出ているか(´・ω・)
 んでまぁ、散策中にお台場の自由の女神像なんかも見学したんですが、あれはダメですね。夜の台場にライトアップされたオブジェ、しかも湾を挟んで遠くに 東京タワーを望める絶景ポイントには、平日にも拘らず煩悩全開のカップルが、「今夜こそ決めてやるぜっ」ていうギラついた欲望を滾らせながら、ロマンチッ クな光景に酔ってる訳ですよ。しかもゾロゾロと何組も!
 リア充どもが!(゜д゜)
 殲滅しろっ!(;´д`)
 ぞろぞろアベックどもの瘴気にやられた一人身の私は、物悲しい怒りを胸に小さく染み入らせながら、ゆりかもめの駅へと足を向けるのでした。
 寂しすぎるっ(-д-;)
 うじゃうじゃ(泣)


 そんなこんなで、リアム先生の迫力に気圧され熱狂していたビーディー詣りながら、その後は哀・戦士と化して夜の東京を彷徨い、マック難民となった私。翌 日の東京探訪編は、めんどくさいのでリクエストがあった場合のみ書こうかと。つーわけでオガのリクエストを待ってます(←名指し
 あと、お土産のビーディーうちわは3枚限定で、知り合いの希望者にのみ配布するので、欲しい人は連絡してちょ(・o・)ノ
 希望が集まらなかったら適当に押し付け、逆にちょっとオーバーしたら厳正な抽選を行いますので、友人諸氏はそのつもりで。以上、久々の宮ちゃん♪なのでした。うじゃうじゃ〜。
11.8.5
『松田 直樹選手の訃報 ―故人となった名手を偲ぶ―』

 2011年8月4日は、日本サッカー界にとって、とても悲しい日として記憶されることになるだろう。かつて日本代表の主力として日韓共催のワールドカッ プに出場、初の決勝トーナメント進出に貢献した偉大なディフェンダー、松田 直樹というプレイヤーを失した、悲劇の日となってしまったのだ。
 松田選手と言えば、横浜Fマリノス一筋で16年、3度のリーグ優勝に貢献したセンターバックである。2002年の日韓W杯では、フィリップ・トルシエ監 督の下、フラット・スリーと呼ばれるオフサイド・トラップを駆使した3バック戦術の要として全4試合に出場、秋田・宮本らと共にグループステージを突破し た。当時は鼻骨を骨折しマスクを被った宮本選手が注目されたが、その横で気迫溢れるディフェンスを披露した松田選手の貢献度は、非常に高い物であったとい えるだろう。
 昨季、松田選手はマリノスから戦力外通告を受け、愛着のある古巣を退団している。若手メインの方向を打ち出したチームはその他にも、長年に渡って主力を 担った大島(現新潟)や坂田(現アリス/ギリシャ)らベテランを放出。松田選手もその中の一人であったが、最終戦でファンを前に涙を流し、現役続行を宣言 した姿は、彼に少なからず尊敬の念を抱いていた私の心に、感銘に似た感情を落とした物だ。松田選手が新天地として選んだのが、日本フットボールリーグ(3 部相当)に所属する、長野県の松本山雅FCであったことは、同県出身者の私にとっては驚きであると同時に、誇らしい気持ちにもさせてもらったものである。 確か2、3年前だったとは思うが、天皇杯で田中マルクストゥーリオ(当時)を擁す浦和を撃破し、快進撃を成し遂げた松本山雅。北信越リーグ所属の完全アマ チュアだったチームが巻き起こしたジャイアント・キリングには、確かに私なぞは大興奮した物だが、そんな実績もJリーグにすら所属できていない現状を考え ると、決して魅力的とは映らないだろう。そんなチームに、かつて日本代表で一時代を築いた「防衛隊長」がやってくるとあって、驚愕と喜びに、不可解さを抱 いたのは事実だ。彼は昨年まで名門マリノスの主軸を担っていたプレイヤーであって、34歳という年齢を差し引いても、十分にトップレベルで通用する選手 だ。そんな彼が、よもやJ1どころかJ2でもないリーグでプレーするとは、その本心はどのようなものだったのだろうか、と訝ったのだ。
 しかし松田選手は、決して誇りを捨てた訳ではないということが、後の報道で感じた私の気持ちである。彼は相変わらず、その尽きないファイティング・スピ リットを前面に押し出して、長野の片田舎にある若いチームを引っ張っていた。溢れるキャプテンシーでディフェンスラインを統率し、トップリーグや国際舞台 で得た経験をチームに伝えつつ、実際のピッチでも着実に結果を残してきたのだ。彼がタックルでボールを奪うシーンが繰り返し流されているが、それを見るだ に、ペナルティー内の非常に危険なスポットでクリーンにボールを奪取し、ビルドアップのためドリブルで駆け上がる姿は、リベロとして最終ラインを支えた黄 金期のプレーと全く遜色の無いものだと思えたのだ。
 彼のプレーは見ていて気持ちがいい。最終ラインを統率するセンターバックというポジションながら、ディフェンスだけではない背後からの攻撃センスによっ て、時にボランチとしても起用される。熱い男である松田がピッチにいるだけで、その気迫がチーム全体に波及し、好影響をもたらしてくれる。2004年に中 国で開催されたアジアカップ、宮本と中澤という絶対的なレギュラーがいる中で、松田は腐ることなく真摯に練習に取り組み、当時の代表監督だったジーコから 信頼されていたという。グラウンドの中では険しい表情でタックルを仕掛けるが、ピッチを離れれば気さくな笑顔を見せてくれる彼は、多くの仲間に信頼されて いた。フランスのディジョンに移籍した松井 大輔選手は、自らの話題もそこそこに、意識の戻らぬ松田の容態を心配するコメントを発した。日本代表でともに 戦ったJリーグ選手会長の藤田選手は、松田を激励するために病室を訪れていた。元チームメイトの横浜Fマリノス中村 俊輔選手は、松田が倒れた直後に、混 乱しながら松本へと赴いていた。さらにマリノスで共にプレーし、今でも親友関係を築いているジュビロ磐田の川口選手も、「試合が無ければ今すぐ飛んで行き たかった」と語り、スルガ銀行杯でアルゼンチンのインディペンディエンテ相手にPK戦の死闘を繰り広げた後、松田が力を貸してくれた、と勝利を友にささげ ていたのだ。
 そんな、関係者の必死の願いも虚しく、松田 直樹というJリーグ、いや日本サッカー界に名を刻んだ偉大なるディフェンダーは、急性心筋梗塞で34年とい う短い生涯を閉じることになってしまった。日本のフットボールファンは、この素晴らしいパフォーマンスを披露してくれた名手に、何の恩返しもできないま ま、彼を見送らねばならないのか。今はただ、素敵な思い出をありがとう、と。それだけを言うために、松田 直樹選手の冥福を祈ると共に、残されてしまった ご家族の方々に心よりお悔やみ申し上げることしかできない。

 今回の松田に限らず、世界ではフットボーラーの突然死が今までも起きてきた。世界に衝撃を与えたのは03年、フランスで行われていたコンフェデレーショ ンズカップ準決勝で、カメルーン代表のフォエが試合中に意識を失い、病院に搬送されたがそのまま逝去してしまった事件である。その後、先天的に心臓が弱い ことが、突然死の原因であるとして、国際サッカー連盟(以下FIFA)は国際大会での全選手の検診を義務化。しかしそれでも悲劇は続いてしまう。
 私の中で最も鮮明に思い出されるのは、4年前のアントーニオ・プエルタの事例だろう。当時FCセビージャ(スペイン)に所属していたプエルタは、リーガ の開幕戦で突然、ピッチに倒れ込み、交代を余儀なくされた。意識を取り戻して、一度は自分の足でロッカールームに退いたプエルタだったが、その後、再び気 を失うと、緊急搬送された病院による懸命の処置も虚しく、3日後にこの世を去ったのである。享年21、あまりにも若い人生の終焉であった。プエルタはセ ビージャの下部組織出身で、トップチームでもレギュラーを掴み、前年のUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)制覇に貢献、特に準決勝に美しい軌道のシュー トを放ち、値千金の決勝ゴールでチームに初の欧州タイトルをもたらしたとして、ファンからは「ダイヤモンドの左足」と慕われていた選手だった。将来有望な 左サイドバックであり、スペイン代表での活躍も期待されていた矢先の訃報に、全世界が大きな衝撃を受けたのを覚えている。当時、彼の夫人のお腹には新しい 命が宿っており、若くして未亡人に、そして一児の母となってしまった彼女の悲しみを慮る論調が、世界中に配信されたのである。プエルタの葬儀はセビージャ の本拠地サンチェス・ピスファン・スタジアムで執り行われ、そこで同じ街の宿敵として知られるレアル・ベティスの会長がセビージャのホセ・マリア・デル・ ニード会長と抱擁を交わす姿は、「歴史的な和解」として多くの人々に感動を与えた。それほど影響力の強かったプエルタの死は、新興勢力セビージャの歩みと 重なって、私をセビジスタへと導いた象徴的な出来事だったのだ。
 またスペインでの訃報には、2年前のダニエル・ハルケの事も扱わねばならないだろう。当時、中村 俊輔が加入し、日本でも注目されていたカタルーニャ県 の名門RCDエスパニョールでキャプテンを務めていたセンターバックのダニエル・ハルケは、大型補強で活気付くチームのプレシーズン合宿中に突如、昏睡状 態に陥ったのだ。合宿所の自室で婚約者と電話をしている時に倒れたハルケは、病院での治療の甲斐なく、20代中盤の短い人生に幕を下ろすこととなってし まったのである。プレシーズンにチームの大黒柱、そして守備の要でもあるハルケを失ったエスパニョールは混乱し、序盤で大きく出遅れる事となる。鳴り物入 りで加入した中村がシーズン半ばで放出されるなど、落ち着き無くリーガを戦った結果、豪華な布陣とは対照的な、平凡な成績で終わってしまったのだ。
 余談ではあるが、この2人の選手にまつわる友情の逸話も、同時に紹介させて頂きたい。
 プエルタの死の翌年、スペイン代表はユーロ08に臨み、決勝で見事ドイツを退け、44年ぶりのタイトルを手にした。その時、右サイドバックの絶対的レ ギュラーとして優勝に貢献したセルヒオ・ラモスは、アンダーシャツにプエルタを悼むメッセージを書き込んでいたのだ。セビージャ出身で、カンテーラ時代か らの親友であった2人は、非常に強固な友情で結ばれていたのである。優勝トロフィーを掲げるスペイン代表戦士たちの中に、プエルタに勝利を捧げたセルヒ オ・ラモスが、天を仰ぎタイトルを報告する姿が、確かに残っていたのである。
 また昨年のワールドカップを制した時、ファイナルのオランダ戦で強烈なゴールを決めて見せたアンドレス・イニエスタは、普段の温厚で真面目な姿からは想 像もつかないような勢いでカメラへと駆け出し、ユニフォームを脱いでアンダーシャツを指し示した。決して非紳士的な行為をしないイニエスタが、イエロー カードをも厭わずにそのような行動に出たのは、アンダーシャツに書かれたメッセージを見せるためだったのだ。そこに書かれていたのは、バルセロナの下部組 織時代からの親友であり、前年に急死してしまったダニ・ハルケへと捧げる追悼の思いだったのである。世界中が注目する大舞台で、天へと召されてしまった友 へと親愛の念を示したイニエスタは、スペインが世界制覇を決める決勝ゴールを、ハルケへとプレゼントしたのだ。
 偉大なるフットボーラーの死は、我々ファンに強烈な衝撃と、少しの感動を与えてくれる。しかしそれは、悲しみに彩られた喜びであることを、忘れてはなら ない。そんな感動など、必要ないものなのだ。98年ワールドカップでフランス代表の右サイドバックとして躍動し、00年ユーロとの2冠獲得にも貢献した ディフェンダー、リリアン・テュラムは、バルセロナ退団後にパリ・サンジェルマン加入前のメディカルチェックで心臓疾患が見つかり、現役引退を決断してい る。偉大なセンターバックがグラウンドを退いてしまうことを残念に思ったものだが、兄を急性心筋梗塞で亡くしていた経験のあるテュラムの判断は、的確で尊 重されるべきものだっただろう。その様に、悲劇が起こる前に防ぐことができる態勢を整え、また万一、そのような事態が起きてしまった時にも、すぐに対処で きるよう環境を整備すべきだろう。松田選手が松本の梓川運動公園で倒れた時、もしそこにAEDがあれば、現状は変わっていたのではないか。そう考えて、悔 やむ気持ちを多くのファンが持っているのだから。

松田選手に心より哀悼の意を表すと共に、残されたご家族の方々に、心よりお悔やみ申し上げます。
11.7.19
『予想外の世界一に躍らされるタイプの日本人の典型』



 チャオチャオ、今月2度目の宮ちゃん♪です(・0・)ノ
 今回は増刊と言うことで、予想外の快進撃からトロフィーを掲げた女子サッカー日本代表について語らせてもらいます。
 が、その前に。
 ごめんなさいm(__)m
 私、ミーハーです。日本がドイツを破るまで、女子ワールドカップ、見てませんでした。グループステージ2連勝で快進撃を伝えられる中でもまだ、コパ・アメリカの方に気を持ってかれてる、非国民だったんですね。
 イングランドに敗れて、グループ2位でドイツと相見えることになった時、「まぁ勝てないな」と思ってたんですが。延長の末に丸山の一発が決まった瞬間、私は掌を返しました。
 ものすっごエライ!(゜д゜)
 と言うことでフィーバーする、ダメ日本人オレ様。まじゴメン!(><)
 ただ実際に見てみると、日本は本当に美しいフットボールを展開してくれたな、と思います。個々人のテクニックと敏捷性を活かし、抜群の連係で互いを保管 し合いながらのアタッキング・フットボールは、欧州メディアから「女子バルサ!」と賞賛されるに値される物だったのではないでしょうか。私としては、あの 豊富な運動量と激しいプレスという献身性、素早いパス回しからゴールを陥れる姿は、開催国ドイツのクラブ、ボルシア・ドルトムントを想起させるんじゃない かと勝手に思ってますが(間違ってたらスイマセン)。
 女子サッカーを見てみると、各国の特徴が凄くはっきりしていたな、と感じましたね。欧米のフィジカル自慢な国は
、縦に直線的でロングボール主体のフィジカルサッカー、ブラジルは女子でも個々のテクニックと突破力で勝負するっスタイルで、フランスは優雅だけど勝負弱 いシャンパンサッカーでしたね。その中で、現在男子顔負けのパス&ムーブな機動力フットボールを展開してくれた日本代表は、非常に特異なチームだったよう に思います。これからは女子サッカーでも、日本のようなスタイルがスタンダードになっていくんじゃないかな、と考えると、彼女たちの成し遂げた偉業を改め て感じられるんじゃないでしょうか。
 その中でもやはり、澤という選手は別格の役割を演じたのではないかと。彼女のテクニックと創造性は、「日本のシャビ・エルナンデス」という欧米メディア の評価に相応しい物でした。そこに守備力と献身性、カリスマ性を鑑みて、女子サッカーの頂点にいるのは、間違いなく彼女でしょう。あの背中を見た他の選手 たちが、どんな逆境にも打ち勝てたのは、澤への信頼の高さを伺わせるものです。その澤と抜群の関係性を誇ったのは、左サイドでテクニックと空間把握能力を 見せ付けた宮間だったと思います。私は勝手に、「運動量のあるアンドレア・ピルロ」と呼んでいますが、それほど正確なキックと戦術理解力を持っている選手 ですね。彼女の後ろを凄いスピードで追い越していた鮫島選手、東電福島第一原発の社員だった彼女の、心の篭った激走は、宮間選手へのマークを引き付け、ま たは相手陣内への脅威として、攻守に大きな役割を果たしたのではないでしょうか。この2人の関係性も、すごく良かったと思います。
 他にも「日本女子のディルク・カイト」こと安藤選手、サイドのキープレイヤー大野選手、黒子に徹しながら推進力も与えた「日本のシャビ・アロンソ」阪口 選手、米エース・ワンバックにほとんど仕事をさせなかった熊谷選手、ディフェンスリーダーとして固い守備を率いた岩清水選手ら、素晴らしいプレーヤーを挙 げていくとキリがないんですが。中でも印象に残ったのは、失点後でも大声を張り上げて選手を鼓舞し、彼女たちに前を向かせた、キーパー海堀選手の姿でし た。当然、優勝を決めたPKでのスーパーセーブは大きく印象に残っています。
 私は決勝の舞台を、遊びに来てくれていた@さんと一緒に観戦したんですが、大興奮でした。サッカーに余り関心の無い@さんですら、最初の同点ゴールで抱 き合い、2回目の同点ゴールで頬に熱いキッスをし合い、勝利の瞬間には隣や舌の階の住人のことなど全く気にせず、肩を組んで飛び跳ね合った物です。PKの 瞬間には、日本の応援グッズが無いので取り急ぎポルトガル代表マフラーを掲げ(@さんは手拭い)、間違った方向の念を送りながら、海堀選手が止めるたびに 「川口が降りてきたー!」と絶叫し合ったものです。←早朝に
 とにもかくにも、本当に美しいプレーで我々を魅了してくれた大和撫子たちの、その夢が最高の形で結実したことに、私は未だ夢心地でいるのです。あの日本 が、世界の舞台で頂点に立ち、トロフィーを掲げる姿など、全く想像もしていなかったものですから、感動というよりも完全な浮かれモードですね。
 まぁ、試合中に知ったかぶったような事を@さんに話しかけて、番組の解説が全く違うことを言った時の赤面具合は、今は無視の方向ですが。
 フットボールの世界で日本代表が夢を掴んだ、そのことを今は、心から祝福したいと思います。女子サッカー日本代表の皆様、本当にご苦労様、そしてありがとう(^∀^)ノ



コパ・アメリカについて
 アルゼンチンとブラジル、決勝トーナメント1回戦で敗退かよ(・_・;)
 がんばれよ(爆)
 これで優勝は本命不在ですな(´∀`;)
 てか、むしろチリがベネズエラに負けたことのほうがショックなんですが(汗)
 優勝するとしたらウルグアイなんだろうけど、個人的にはパラグアイにタイトルを取って欲しい、気がする。
 うじゃうじゃ〜

女子のFIFAで日本がトップに立ちそうな予感。そんな珍しい光景を是非とも見たいと思いつつ、うじゃうじゃ〜
11.7.15
『早くもネタが尽きてきたダメさ加減について』



 うんまぁ、いやまぁ、うん。
 そろそろ企画もグダグダしてきた事ですが。
 困った時の泉ちゃん頼みってことで(爆)

†企画:いつまで続くか、マンガ感想ー
(やっぱり敬称は略です)

1、てけてけマイハート(竹本泉、竹書房バンブーコミックス)
 はい、てけハでーす。
 確か、私が初めて買った泉ちゃん作品が、この「てけてけ」だったはず。
 ただ、だからと言って、これで泉ちゃんにハマったと言うわけではないところが、うーむ(^^;
 泉ちゃんの紡ぐストーリーのグダグダぶりを思い知らされ、本気で「ヤベェ」って思ったのは、某さよりなパラレルだった訳ですが。このてけハで泉ちゃんを知った時は、なんかウダウダした話だなぁ、て感想でした。
 ここで一つ、言っておかなければならないことは、この「てけハ」は、すごく普通です。
 ただし泉ちゃん作品としては、だけど(爆)
 他の作品が結構、設定的にぶっ飛んでるんですよね。いや話の中もぶっ飛んでるけど、それを感じさせない泉ちゃんのうだぐだぶり。ナイス。
 まぁとにかく、竹書房ではあるけども、「まんがライフ」系列のマンガなもんであんまりアレな設定は書けないんだろうな、ていうのはありますが。
 だから、1巻だけ読むとすごく普通なんですよね。いや、泉ちゃんらしさはバリバリだけど、ただ普通なんですよ。珍しいことに。だからスパッと読んで、それだけになる可能性があるんですが。
 続きを読み始めると止まりません。どんどん気になります。主人公のぞみちゃんと、後輩のしげるくん。この2人の一風変わった恋模様(?)っていうのが、どんどんキャラの印象が強くなるのに合わせて、面白くなってくるんですね。
 そして凄いのはやはり、それぞれ大きな節目があったりするんですが、全くなんの脈絡もなく起きてなんの波乱もないまま淡々と終わっていく過程。泉ちゃん凄すぎです(汗)
 んでまぁ、気が付いたらこないだ、9巻まで発売されてたんですね。私はかなり楽しみに新品買いしましたが、よくもまぁこんなグダグダしたマンガがこんなに長く続いているなぁ。ホントに感嘆です(・д・)
 あと個人的に、「ドトーのコーヒー」ってのにウけた(爆)
 泉ちゃんにしては大人しいはずなのに、読んでてどんどんクセになる。そんなてけハを、是非ともご賞味あれ。うじゃうじゃ〜。

2、アップルパラダイス(竹本泉、ホビージャパンコミックス)
 ホビージャパンコミックスなんだよね、これ(笑)
 この「アッパラ」は随分と古いです。1巻の初版が94年です。そして3巻が、コミックマスターが無くなった97年。創刊から終盤まで連載し続けた作品ですが、全くもってグダグダで突飛な作風は変わらず。変だぜ(爆)
 んでまぁ、アッパラは97年に3巻で終了したわけですが、実は続き(?)があります。
 コミックビームの「よみきりもの」シリーズに普通に出てくるんですね(゜д゜
 んで、久々に書いている筈なのに、全く変わってない泉ちゃん作風(;´д`)
 物凄いです。
 んでまぁ、この作品って結構、後の作品の基盤になっているんですよね。前述のよみきりものの「明治梅シリーズ」や「ブックスパラダイスシリーズ」とか、 現在連載中の「あかねこの悪魔」なんかは、聖林檎楽園学園という訳の分からない学園を舞台としており、毎回ゴーンと時計塔が鳴っております。
 設定流用マンガ家(笑)
 なんかやっぱ、泉ちゃん作品の雰囲気って、落ち着くんですよね。どんなオモシロ設定(爆)を使って、突飛なことをやってても、最終的にオチは下らないですが、それが安心感になるというか。それを前にも熱く語った記憶があるけど、何度でも言う進歩のないオレ様(´‐`)
 とにかく、今の泉ちゃん作品に非常に近い作風になっていることから、直近の読者にも全く違和感なく読めると思います。偉大な泉ちゃんなり。
 個人的には「イベントの少女」の話が凄い好き(´・∀・`)
 あと、座敷童こと絵里子にモヘモヘ。変だぜ(爆)
 んでまた、お風呂マンガ家・泉ちゃんの本質が見れるのもナイス(笑)
 そんなこんなで、うじゃうじゃ〜。

★その他
@コパ・アメリカの話
 サッカー南米選手権、始まってますね。
 いま私は、なんとか録画放送を見ているわけですが。
 面白っ(゜д゜)
 イイね!(><)b
 特にお気に入りはグループステージC組第2戦(だったはず)、チリ‐ウルグアイ。
 展開がスピーディで、接触も激しく、まるでプレミア見てるようだったよ。しかもその後で、ちゃんとスアレスとかヒメネスとかがお行儀悪くマリーシアして、やっぱ南米だなぁ、て感じでした(´∀`)
 全体的にテクニカルで、ちょっと中盤にスペースが様に見えるのも、欧州のでらプレスに慣れた目だと新鮮だしね。
 あと、コロンビアとパラグアイも良いチームですね。おロケが頑張ってて良い感じだし(笑)
 いま名前を挙げた4ヶ国には、恐らく多くの人が注目しているのではないかと。没個性な宮ちゃん♪でした(爆)
 あ、それと女子ワールドカップ、日本がドイツを破るとは思わなかったので、マジびびりです((゜∀゜;))
 なでしこジャパン(という呼び方は違和感バリバリだが)、ホントに4強進出おめでとうございまーす! 国の誇りのために戦う貴方たちは本当に美しいですよ!
 うじゃうじゃ〜。

ANHKのサッカー中継について
 いやまぁ、BSのサッカー中継ってか、録画放送の方か?
 今コパ・アメリカの放送してるよね。女子ワールドカップも。
 んで、すでに終わったシーズンのプレミアも、NHKが放送してた訳で。
 それは有り難いよね。ほとんど有料放送ばっか海外サッカー中継を独占してきたからさ。
 でもね。
 なんであんな曲を使ってるのか……(´д`;)
 5月までのプレミア放送時も気にしてたんだけど、テーマソングが、ヒドイ。
 下手に耳に付くリズムで(音のマジックを使うのは今や常識)、ガチャ演奏、ボーカルの弱い喉と下手な歌、ガチャ歌詞とガチャ曲。
 もう、全部ダメ(;・ω・)
 NHKBSのサッカー放送そのものは、解説陣も良識人で、アナも落ち着いてて、番組構成も粛々としてて、民放のハシャギっぷりが無い、非常に静かに見れる良い放送なんだけどさ。
 今はもっぱら、あの曲が流れるとミュート設定にしてやり過ごす日々。エンディングの、その試合のリプレイ特集がカッコよく仕上がってるだけに、BGMが無いのが悲しい。
 なんで、あんな曲にしちゃったのか、そこだけが悔やむべきところよね(‐_‐;)閉口

B某サッカー雑誌を名指し
 私には、大学時代から買っているサッカー雑誌があります。
 ワールドサッカーキングです。
 この雑誌、非常に読ませ方が上手い。誌面のデザインから、コラムの人選、データの見易さ、スゴイ気を配ってて、お気に入りでした。ただまぁ、肝心のデータの信憑性が微妙だったり、すぐに誌面改編したりする軽さは、まぁ玉に瑕かな、と思っていたら。
 2011年7月7日号(183)で、謎の新連載が開始しました。
 ジャニーズアイドルのコラムです(;´д`)
 ………………?
 そんな感じでした、店頭で表紙を見た時は。
 なんかそれだけで少し買う気が削がれたんですが、足掛け4年くらいは買い続けてる雑誌なので、とりあえず購入。
 一応、目を通しましたよ。
 笑えましたよ。
 いやまぁ、確かに「芸能界一のサッカー通!」(表紙参照)と銘打ってる様だし、凄くゲームを見返して、各場面を詳細に分析しようとしてらしたんですが。思わず唸る場面も無きにしも非ず。
 ただ、シーンだけに目が行っているのか、全体の流れや戦術の分析については疑問符な訳で。あとレオのシュートはゴールへのパスでは無かったなぁ。ペドリートだろ、それ。
 結論:うん、サッカー好きなんだね(´・д・`)
 専門誌の誌面を飾る存在ではないだろう(汗)
 別にこの雑誌、女性読者が多いわけでもないだろうし、てかそもそもサッカー誌だから女性に媚びる必要ないし、元々の男性読者にはあまり関係ない人選な気がするし……
 方向性、見失いすぎだろう(‐W‐;)
 この企画がこれからも続くようなら、購読を考え直そうかなぁ、と本気で悩む今日この頃。

Cガンダムがガンダムで無くなっていく気がする件について
 ガンダムAGE……発表されたね。
 これからは便宜的に「アゲガン」と呼ばせてもらいますが。
 ヒドそう……(;´д`)
 いやもう、21世紀に入ってからは、ガンダム・ブランドを語る非ガンダムしか作られていない気がするけども……(ユニコーンは見てないけど、なんかその部類に入ってる気がする)
 なんか、「腐女子向けスパロボ」、「ローテンション・スパロボ」、「同人スパロボ(ミネバちゃんは木星でジュドーと暮らしてるんだってば!)」に続いて、遂に「vs非人類スパロボ(つまりスパロボの王道)」がガンダムを語るとは……。
 いや私、ガンダムの限界はヒゲで線引きされた気がするんですよね。ヒゲがギリギリでガンダム。
 設定だけ見ると、その遥か彼方でガンダムという名のものが作られた、てことで。
 それで良いのかサンライズ!?(´・д・`;)
 うじゃうじゃ〜(汗)

Dまぁ、なんか、世間への感想
 いやまぁ、うんまぁ、なんか。
 管直人って、何やりたいんかね?
 そんだけー。

Eアルゼンチンサッカーについて
 リーベル降格とか……
 ありえねって(;´д`)
 創設100年以上で初めての1部落ち、しかもミランやユーヴェのようなスキャンダルではなく、自力降格。しかも入れ替え戦で負けるて……
 がんばれよ(・ω・;)

F近況報告でも
 先月、遂に職業訓練の基礎課を修了しました。
 そして今、同じビルの同じ学校で、応用課の方を受けさせてもらってるんですが。
 それは置いといて(爆)
 前々回の雑記で、こつこつとサッカーコラムを書き溜めていると書きましたが。
 消えました(泣)
 いや元々、訓練修了後は使ったパソの中のデータは消去する予定だったし、前にも言ったようにデータの持ち込み&持ち出し禁止だから、それは規定路線なんだけどさ。
 足掛け3ヶ月、こつこつと書き続けて、気が付くと膨大な量になってた文章が、無くなったという事実。
 確かサイズが、ワードで約90キロ、約100キロ、約70キロ、その他細々、合わせて凡そ400字詰め原稿用紙
200枚っくらい?(アバウト)
 すげー書いたなぁ(‐‐;)
 3ヶ月でこんだけの量って、恐らく人生最高記録だよね。小説でもここまでは無い。……無いよな? 確か魔戦が半年でメモ帳300キロ超だから――
 魔戦のが多いかも(^^;
 まぁとにかく、久しくそんな量を書いてなかったわけで、その情熱を投稿作に振り向けられればもう一本できてたんじゃないかという話も横に置いといて(オイ
 そんな努力の結晶が闇に葬られるのは、分かっていても悲しい親心(´;д;`)
 さらばだ……(哀)
 ちなみに中身は、「バルサに対抗できるチームの考察と分析」で、特別枠のマドリーとプレミア、そしてセリエのクラブを分析したところで終わりました。最 後の最後でウディネだけは時間の関係で割愛したのが悲しかったけども、一応は結論をだして終われたのは良かったかな(笑)
 あとは前述のミラノダービー・レポと、日本はコパ・アメリカに無理にでも参戦すべきだった、という物を細々書いてましたが。
 愛着あったから、やっぱ消えたの悲しいなぁ(´л`)トホイメ
 近況報告じゃないよねコレ。うじゃうじゃ〜。


なんか、女子ワールドカップが想像以上に面白いです。各国、一昔前のように独自スタイルが顕著で、特徴でまくりって言うか。アメリカやドイツみたいな上位 国がフィジカルを活かしたロングボール戦術を効果的に使ったり、ブラジルは男子と変わらないテクニックとマリーシアでショーを楽しませてくれたりとか、日 本のテクニックと俊敏性を活かした機動力サッカーとか。なんか古き良き時代を思い起こさせてくれることに、知らないはずなのに感傷的になるサッカー初心者 オレ様。恥も外聞もない評論に、うじゃうじゃ〜(・0・)ノ
11.6.15
『バルサの強さに怖気が走る、そんな感じの今日この頃』



 はい、とか何とか言いながら。
 結局、その話は本題にならないという、ちょっとした矛盾。
 気にせず企画へゴー(´▽`)ノ

†企画:三回目のマンガ感想ー
(やっぱり敬称は略です)

1、晴れのちシンデレラ(宮成樂、竹書房バンブーコミックスMOMOセレクション)
 この作品には驚かされた憶えがあります。
 始めて見たのは、多分、2年前だったと思いますが。当時は大学最終年、そこの地域のブクオフも来れなくなるなぁ、なんて感慨に耽っていた頃。いや、単位がヤバかったんで普通に通ってたんですが。
 ただ授業自体はあんま多くなかったし、グダグダと友達と車でその地域を周っていたりした頃なんですが。
 久しぶりによった、とあるブクオフで、B5版のマンガコーナーを物色していて、出会った作品です。その時、この「晴れシン」は百円コーナーにあって、その他多くの4コマと同義でした。
「あー、ライモモの作品かぁ。聞いたこと無い作者だけど、面白いんかやぁ……?」
 とか考えながら、とりあえずキープ、て感じでカゴの中へ。確か「森田さん」の一巻と一緒にレジに持って行ったのかな?
 多分、後にも述べると思いますが、私、萌え路線の4コマって苦手です。話もオチも微妙なのが多く、イライラさせられたりして、読んでられない感が出てき たりするんですね。またとても素晴らしい作家さんが、萌え系誌に載せられる事で、コンセプトを意識しすぎて失敗することも多いです。なので萌え系で楽しめ たのって、「トリコロ」くらいでした。
 そして当時の私の中では、ライフMOMOは萌え系の部類でした。多分、この認識は間違っちゃいないはずですが、雑誌自体は間違った方向に行ってるので、まぁ微妙な感じですね。
 んでまぁとにかく、ライモモ系ってことで身構えながら読み始めたんですが。
 ――な、なんじゃこりゃー!?(゜д゜;)
 キワモノでした(爆)
 なんていうか、凄い勢いだけのマンガと言うか、その勢いの出し方が絶妙と言うか、もの凄い作家が出てきたなと。本気で感服し、2巻を新品買いの暴挙です。
 この素晴らしさを表現する方法を、私はちょっと心得ていないんですが、この人の特徴は何と言うか、粛々とバカ、て感じでしょうか。いや、っていうか当た り前な顔してオカシナ事が描かれるっていうか、そんな感じ。芳文社系でも書いてるんですが、空気感が同じで、安心できます。
 っていうか作品自体は凄くほのぼの系のはずなんですが、タイミングの外し方っていうか、オチが凄くしっかりしてる気がする。すげぇスラスラ読めます。
 なんか、もの凄く矛盾したことをツラツラと書き連ねてしまった気がするけど、そう言うしかないというか。まぁとにかく、読んでみてくれ、と言うか。凄く楽しいです。
 つーわけで一言。
「ライモモは萌え系じゃあない!煤i゜д゜)」
 こ、こんな感じ? うじゃうじゃ。

2、そんな2人のMYホーム(樹るう、双葉社アクションコミックスまんがタウン)
 樹作品にハマったのは、ちょうど、ゼルダシリーズと同じ時期です。
 最初は「ポヨポヨ」だったんですが、私は動物愛玩マンガって熱中できなくて、半信半疑でしたね。なんてったって、あの泉ちゃん作品である「ある日のツヴァイ」とかも、嫌いではないかな、レベルでしたから。
 ただ、ポヨは毛色が随分と違っていて、純粋なフィクションらしさが良かったのでしょう。(愛玩系は実話を元にするのが多い)
 という訳で、この人のハイテンションぶりが気に入った私は、ゼルダと同じく樹作品を探し回ることにしたのです。
 そしてまぁ、ここで最初に紹介するのが、この「そんな2人のMYホーム」。
 つーても、樹作品の場合、どのマンガでもノリとか雰囲気が変わってないので、どれを最初にしても同じなんですが(苦笑)
 このマンガも、例に漏れず、他と同じ感じです(爆)
 んでまぁ、なんでこれから行ったかっていうと、「そんマイ(仮称)」は勢いだけ具合が最も先行しているから、かな? いやまぁ、「私のお嬢さま」シリーズは、作者紹介の方で載せてるから、てのもあるんだけども。
 「そんマイ」の一番のお気に入りはやはり、ヒロちゃんの居た堪れないっぷりですかね? 恋愛先行のあまずっぱテイストに、樹本来の勢い笑いが追加され、 良い感じにカオスです。その中でヒロちゃんの味と言ったら、うんナイス。ヒロインが逞しくて親父が強い、いつもの樹マンガに、いつも通り居る不幸ヘタレ担 当(振り回され係)の中でも、ヒロちゃんはとても好きなキャラですな。まぁ、ミリーとユーリ先生の甘酸っぱ具合も捨て難いですが。
 まぁとにかく。「双葉社と言えばエロマンガ」というアレな概念を良い意味で覆してくれる(クレシンとかウッキーとかあるけどね)、そんな重要性を込めて、一番に紹介と相成るわけで。あ、殺し屋さんはエロマンガ枠です(爆)
 続きが気になる、という意味では樹作品の中でも群を抜く、完成度の高い「そんマイ」。単行本化の足が遅いのも、良い感じに焦らされている気分になるので、早く発売して欲しいですね。
 あと、1巻で樹さんがノリで創り、2巻でその友人がノリで創った「トラネコ急便社歌」が、ダウンロードサイトから消えてしまったらしい、と言うのが残念。欲しかったんだがなぁ……。
 ただ一つ気になるのが、ポヨにも不幸ヘタレ担当っぽい男キャラ(渡辺くん)が出てきたこと。ポヨの場合は恋愛を弟に任せる感じが良かったのですが、これ で萌さんもそういう方面に進出すると、他2作と全く同じ状況になるので、マンネリ感が倍増するのではないか、というところ。数少ない差別化を進める意味で も、そういう部分には気を使ってくださいな、という要望なのでした。うじゃうじゃ。

3、ぼくの生徒はヴァンパイア(玉岡かがり、芳文社まんがタイムきららコミックス)
 前述したとおり、私は萌え系4コマが、結構、苦手です。そして萌え系の先駆けたる「きらら」系列は、ぶっちゃけ、私の中では鬼門でした。許せたのはトリ コロ(後に移籍)と「看板娘はさしおさえ」っくらい? 代表的な「けいおん」は読んでない、「ひだまりスケッチ」は読んでてイライラさせられた、とあまり 良いイメージを持ってなかった訳で。(泉ちゃん作品はきららにあっても萌え枠には入らないよね)
 そんな中で、この作品を買ったのは、ただのキープでした。「読むかどうか分からないけど、とりあえず100円だし、買っとくか」的なノリです。そして読まなかった作品も山のようにあるんですが、コレは苦も無く読み切れました。驚きです。
 この作品の空気感っていうのが、なんか凄く気に入ったんですね。とても緩やかに、タイミングを外し、スルーを連発していく。緩やかなステップを踏んでる ようにポンポンと、テンポ良く、まるでシャビ・エルナンデスのゲームメイクを見ているような感じ。って分かり辛いけど、とにかく、凄く喉越し良くスラスラ と話が入ってくるのは、わたし好みです。
 あと多分、設定その物が、すごく噛み合ったんじゃないかと。一応、中世(?)の欧州の片田舎が舞台で、そうなると我々からしたら非日常の特殊な世界な訳 で。その中でああいう特殊な空気感を出されると、すごくしっくりと馴染んでくるんです。それは、この人のもう一つの作品は現代日本の高校が舞台なんです が、そうなるとちょっと違和感が出るかな、て思うんですよね。
 まぁつまり、萌え系なのに、話運びのテンポがすごく良くて、スラスラと読める。これは結構、稀有な事なのではないかと。無理なことをせずに自然体で、ストーリーがビルドアップされていく。この流れが良い感じで、私は即、全巻を揃えました。
 あ、あと、ちゃんと萌え系です。キャラが可愛いです。ややアホな子ばかりですが、そんな感じも私の好み。というわけで、スパパッと読みたい方に、私の方 からおススメの作品。これを読んでから、きらら系で読む規準を「自然な流れでスラスラ読めるか」という物に合わせました。うじゃうじゃ〜。


★その他
@欧州チャンピオンズ決勝の話
 見ました。
 ホラーでした。
 バルサはマジで強すぎでした。
 聞いてはいたんですよ、今シーズンのバルサは異次元だ、トチ狂ったレベルの強さだ、と。ただラ・リーガの放送は有料放送のワウワウだし、チャンピオンズ は同スカパーだしで、見れてなかったんですよね。というわけで、フジテレビで地上波放送した決勝でようやく、今季のバルサを見たわけですが。
 感想は上記の通り。マジで悪魔の如き強さでした。
 なんてったって、あのユナイテッドが、恐らく欧州最強守備を誇るレッド・デビルズが、まるで昇格チームのようにゴール前に押し込まれてるんですから。あんなユナイテッドを見るのは始めてです。(多分)
 なんていうか、ホントに恐いくらいの強さでして、私としては巷に蔓延る「バルサこそがフットボールだ」という論調に危機感を募らせるのですが。
 まぁそれは置いといて。
 2年前に続いて今回も、サー・ファーギーは、策に溺れた感がありますよね。某週刊サッカー雑誌でも、「彼の目的は優勝ではなく、『良き敗者になること』だったのか」とか言われるくらい、なんか面白い采配だったような気がします。
 私の勝手な妄想ゲームプランだと、おディミさんは先発でした。高さとフィジカルを備え、アバウトなボールも収められるだけの足技もあるディミたんだった ら、恐らくロングボールからでも攻撃の糸口になるのではないか、と思えたんですね。長いロビングをしっかり落として、二次攻撃に繋げる、というのは、バル サのポゼッションに押し込まれたユナイテッドが最終ラインを上げる効果的なスイッチになるのではないか、と。ただファーギーは、中盤に下がるウェイン先生 のゲームメイクで、その状況を打開しようとしたのかもしれませんが。
 まぁとにかく、おディミが収めてからビルドアップ、相手に疲れが見えた後半からチチャ先生を投入し裏を狙う、という戦術の方が利くのではないか、と思ってたんですが。
 私の考えは定石すぎたのか、ファーギーはおディミさんをまさかのベンチ外に。攻撃の選択肢すら減らす愚行に映ったのは、果たして私だけでしょうか。
 あとフレッチャーが結局、起用されなかったっていうのも、私としては残念。運動量が多く、飛び出しで攻撃にアクセントを付けられるフレッチャーなら、押 し込まれるだけ、という事態を改善しうるのではないかと思えたのですが。ファーギーはゲームメイクを優先してギグシー大先生をセントラル起用でした。
 オガドンはスコルジーの先発落ちを嘆いてましたが(解説の風間ヤヒーと同じ意見だったのでしょう)、私としては、縦に推進力を与えられるフレッチャーの 方が適役だと感じていた訳で。ぶっちゃけ、ギグシーとスコルジーはベンチでも仕方ないかな、とさえ思っていたんですね。パクはサイドバックのケアという面 で重要な役目を果たしましたから、同じアジア人として、彼を誇りに思えるほどの活躍だったと思います。バレンシアも同じ役割を期待されたのでしょうが、好 調ナーニを頭から使っていれば、流れを変えるチャンスもあったのかもしれない、という思いもあります。
 まぁとにかく、この意見自体は、サッカー初心者から抜けてきたかな、くらいの私の個人的意見なので、玄人の方から見たら鼻で笑われるレベルなのかもしれませんが、それは気にしない方向で。
 さて最後に、このゲームを最後に偉大なるレジェンド2人が引退してしまった訳でして。前々から分かっていたエドデルサール先生の勇姿は、これで見るのも 最後だなぁ、と注視していましたね。思わず「おエドでござる!」と叫んでしまうようなビックセーブも多く、流石の安定感は、バルサ相手じゃなきゃ無失点で 切り抜けられたんじゃないかと思わせたわけで。素晴らしいよね。
 んで、予想外だったのがスコルジーの引退。セントラルだけでなく、一時期はセカンドトップとしてニステルの相棒を務めてみたり、緑内障か何かで長期離脱 したり、それでもカムバックして素晴らしいパフォーマンスを見せてみたり。スコルジー大先生の貢献度は計り知れなく、彼の的確なボール捌きは、彼だけの物 だと思います。今のユナイテッドに彼の代役を務められる選手はいないと思うので、本当に残念。2月にいきなり引退したギャリー大先生も含めて、ホントに惜 しいなぁ、と思う今日この頃。グレイザーは後釜を確保するのかしらね。
 んでまぁ、ここまで書いてきて、私がユナイテッド寄りの論調を述べているのに気付いたかと思いますが、別にデビルズファンという訳ではありません。ただ強すぎるチームが嫌いなだけなんですね。
 あとすっごく気になったこと。この日の舞台ウェンブリーで、開演30分前に流れていたのが、ユナイテッドの宿敵シチズンズの大ファンのギャラガー兄弟の歌だった、という事なのですが。爆笑しました(笑)
 何が流れてたんだろうね、気になりますわぁー。うじゃうじゃ

Aアメリカバスケットボール協会ファイナルの話
 見忘れた(爆)
 だが、良い。なんせダラス・マーベリックスがNBA初制覇を成し遂げたのだから!
 おめでとうキッド!ヽ(´∀`)ノ
 我がアイドルたるNBA屈指のポイントガード、ジェイソン・キッドが、アメリカの頂点に立ったのですよ!(゜∀゜)
 いやまぁ、私、NBAは良く知らないんですが、少なくとも私の知る限りキッドはNBAを制覇していないはず。ニュージャージー・ネッツという弱小チーム をプレーオフ圏内に引き上げる、素晴らしいパフォーマンスで有名になったキッド。スキンヘッドな強面に似合わぬ繊細なテクニックでボールを運び、アシスト のスペシャリストとして多くの勝利を手繰り寄せてきたとは言え、今までタイトルには縁がなかったんじゃないでしょうか。代表ではオリンピックの金メダル 取ってるけどね。
 まぁとにかく。キッドがマブスに移籍した瞬間、ネッツはリーグ最下位に沈むなど、抜群の存在感を見せてきたベテランガード。そして遂に、ダラスの白き戦 士として、キッドは栄冠に輝きました。シーズンを通して活躍していたのかは、面目ないけど全く情報を仕入れていなかった私には分かりませんが、少なくとも プレーオフとファイナルの舞台で素晴らしいパフォーマンスを見せていたようです。MVPに輝いたノビツキーのようなスーパースターを操ることが出来たの は、キッドにとって楽しかったんじゃないかな、と思うわけで。私はすごく嬉しいのですよ。
 そんな訳で、キッド大先生の栄冠にウラー。うじゃうじゃ〜。


つーわけで終わり〜。スポーツシーズンも終わってちょっと悲しいながらも、うじゃうじゃ〜。
11.5.15
『六周年だけど祝う方法が思いつかなかったのでいつものノリで行くのですよ』



 はい、おめでとー、六周年。
 ん? 六周年?
 六周年……だよな、五年とか七年とかじゃないよな……(;‐Δ‐)
 ニのシのロのハの――八はないね、うん。
 とりあえず、六周年(ということにしとこう)、おめでとうー(´∀`)ノ

 はい、おめでたここまでー。

†企画:またまたやります、マンガ感想ー
(やっぱり敬称は略です)

1、ゼルダの伝説シリーズ(姫川明、小学館てんとう虫コミックススペシャル)
 これ買い始めたの、去年の10月です。つまり半年で超おススメに進化しました。前回の二人が昔から口を酸っぱくして好きだと言っていたのに対し、マンガ版ゼルダは最近の流行です。
 ただこれ、私としては凄いのが、この半年でシリーズ8巻(平成23年4月現在)全てを買い揃えてしまったことで、しかも最新刊「夢幻の砂時計(平成21年初版)」に関しては通販で新品買いだよオイオイ、という珍しい状況に。つまりそれだけ欲しかったんですね。
 皆様ご存知の通り(?)、私、ブクオフマイスターです。←誇張
 最近は最新刊で好きな作家さんとか面白かった作品なんかは新品買いしてますが、昔から私は100円コーナーの住人でして、目当ての物を探すまで知ってる 限りのブクオフを回って100円で見つけようと言う、謎の執念に満ちた性癖の持ち主でもあるわけですね。今回もそれが発揮され、ほとんどを名古屋で知って る7店舗を駆けずり回って100円買いの根性でゲットした訳ですが。それでも見付からなかった「夢幻の〜」を発注する暴挙に出たんですね。もう大ハマリで す。
 このシリーズを買い始めたきっかけは、スマブラやってて「ゼルダたんハァハァ(´Δ`;)」となったからと言う不純なものだったということは置いとい て、スマブラやるまでゼルダシリーズにはあんま興味ありませんでした。大昔に知り合いが時のオカリナやってるの見て、ふーん、と思ってた程度です。ゲーム 機がそもそも無かった私にとっては、興味を持てと言われましても、マジ困りするレベルだったんですね。
 それが前述の理由でストーリーを気にするようになって、たまたまブクオフで見つけたマンガ版「時のオカリナ」を手に取ることになったわけですが。他のシリーズもある中でこれだけ買ったのは、大人リンクの話だったのと、ゼルダたんの出番が多かったからです(爆)
 んでまぁ読んでみて、私はびっくらこきました。本気でびっくらこいたんです。いや確かにゼルダたんは可愛かったけど(特にロリゼルダたんはマジモヘだっ たけど)、それ以上に濃厚なストーリー描写には衝撃を受けたのです。通常、ゲームやアニメが原作の作品をメディアミックスでコミカライズする場合、それが どんなに素晴らしい作家さんであっても失敗するケースが多いと思います。原作が実際に露出した状態で、それを二次創作的に新たに作る場合、どうやってもス トーリーや描写に齟齬が生まれるもので、それは原作を知らない者にも「余所余所しさ」という雰囲気で理解できてしまうものなんですね。だがこの作品には、 それが全く、これっぽっちも、感じられなかったのです。むしろゲームにはない、マンガならではの生き生きとした躍動感を作品に吹き込む技量は、作家の中で 上手く折り合いを付けたんだな、と言う意味でも、非常に高いレベルにありました。
 私はその直後にブクオフを回り、シリーズの他の作品を片っ端しから探し始めたのは前述の通り。
 そしてそれらの内容は、私の期待を大きく越える、素晴らしい物だったのですね。
 まんずオラ、びっくらこいちまった、そんな訳なのですよ。リアルゼルダと呼んでる、大人リンク作品だけじゃなく、子供リンクの活躍するそれぞれ毛色の違 う作品を、苦も無く消化して、まるで自分の物のように表現していく。この二人組から成る作家先生は、とてもポリバレントな能力を持っているんだなぁ、と感 嘆しました。どんな雰囲気でも書き切ってみせる、それは本当に凄いことです。しかも1、2冊という限られた容量の中で、そのハンディを感じさせないスマー トな話し運びは、違和感なしでホントびっくらこきますよ。
 ちなみに私は「神々のトライフォース」がお好み。ガンティも良いよね、オリジナルだけど。
 「夢幻の〜」は、「風のタクト」を素っ飛ばしてのマンガ化だから、所々で話が分からない所もあるのが、ちょっと残念。とりあえず「大地の汽笛」と「トワイライトプリンセス」を早くマンガ化して欲しいです、姫川先生。
 ついでに、なぜ作家名ではなくシリーズでの紹介になったかと言うと、この人たちの他の作品を余り知らないからです(爆)
 ブレイブストーリーは微妙だったなぁ、て感じ。でも話の筋事態が微妙だったし、この人たちの責任じゃないとも思うので、力量を疑うものではない事は言っておきますよ。うーん、うじゃうじゃ。

2、となりのネネコさん(宮原るり、ウンポココミックス・ダブルエ……デラックス)
 いい感じに頭が悪いシリーズ。第一弾は好き勝手やりすぎてる宮原作品でーす。
 この宮原るり先生、芳文社系読者ならお馴染みの人ですよね。「タイスペ」は「ラブラボ」用に創刊されたようなもんだし。
 ただ、そんな宮原ファンも、意外と知らないんじゃないかというデビュー作(?)が、この「となネネ」。元々はアマチュア時代にペンタブ導入で浮かれた先 生がWeb掲載してた所を、ウンポコ編集部が「youウチに載せちゃいなよ☆」と言う軽いノリで誘ったのかは定かではないですが、そんな感じで雑誌掲載と 相成ったらしい作品です。いや、あとがきなぞっただけだから、偉そうに言うものでもないんだけどね。
 まぁこの人の作品は、「ラブラボ」読んで分かるように、いい感じに頭が悪くて良いです。特にツッコミのセンスが、私の友人の某サウス監督(仮)に雰囲気が似ていて、個人的にツボです。←どうでもいい情報
 んでまぁ、この「となネネ」。元が素人のネット掲載ってことで、なんかもう何を狙ってんのか分からない、ハチャメチャ風なのが売りなもんで、いい感じで す。ちょっと理屈にムリがある部分もあるんですが、それも強引さと言う意味で、この人の持ち味ですし、勢いがあるからあんま引っ掛かり無く消化できるとい うのは凄い所ではないかと。特に無駄なキャラの濃さがクセになる、そんな感じ。
 まぁ細かい話の筋とかを紹介する場所じゃないし(レビューじゃなくあくまで感想なので)、あの勢いを文章で表すのは私の力量じゃ不可能なので、ここは現 物を読んでいただくってことで。商業の方は休載中らしいですが、元になるホムペの方は稼働中ですし、しかも1話から何のてらいも無く載ってるので、とても 気軽に読めます。ナイス。
 いやまぁ、じゃあコミック買うのは勿体無いって言うと、本人に印税が入らないのは可哀想だし(古本買いの口が言う)、オリジナルのサイドストーリーが 載ってるし、カラー原稿用の解像度で見やすくなってるしで、良いこともいっぱいありますよ。私も思わず、上記の「夢幻の〜」と一緒に3巻を新品通販した作 品です。
 という訳で、細かいことはご本人のホムペに行ってもらって、試し読みしてから自分の肌に合うかどうかをご確認下さいな。宮原るり先生本人が運営する 「ヘッポコロジー」です。URLは忘れたけど、きっと優しい白銀がリンクを張ってくれると、私は勝手に信じてるよ!(ブラウザで調べても一発で出るけど ね)
 うーん、うじゃうじゃ。

3、サーティーガール(岩崎つばさ/カワイシンゴ 白泉社ジェッツコミックス)
 はい、またWebマンガで〜す。ちなみに↑は、「マンガ家/原作者」の並びです。
 さて、この30g、何故か日立空調のイメージキャラクターってことで、無駄な商品コマーシャルが1巻の始めにありますが、話そのものには全く関係ないです。あしからず。
 んでこれもまた良い感じに頭が悪いんですが(第二弾だね、次の時には忘れてそうだけど)、やっぱりハチャメチャクチャなお話しな訳で。伏線とか事後説明 とか無しに話が展開していく勢いだけマンガは、私は大好きです。しかも張った伏線は回収しないしな。そんな感じがナイス。
 また原作者付きっていうがニクいですな。岩崎さんのことは、「第2ヤマブキ寮(字これでよかったっけか?)」から読み始めて何冊かになるんですが、この 人が単独で書くと、ほぼ十中八九、百合気味なキャラが出てくるというか、事態に陥るというか、面白いんだけど変な方向に言っちゃうんですよね。「ラブフェ ロモン5番」とか正にだし。でも原作のカワイさんが話を作ることで、そういう暴走ではない、粛々とした暴走が進んでいく、ある意味で安心して見れる使用に なってるんですね。
 個人的には、リリコさん失職前の小学校時代をもっと書いてもらいたいなぁ、と。主にもっとロリっ娘をください、と。そんな要望が無きにしも非ずですが、 とにかく、勢いだけで読める良作ですよ。詳しく知りたい方は「www.30girl.com」に行けば掲載されております。が、マンガは過去掲載がされて ないっぽくて、前の話が読めないくさいので、あしからず。ちなみに私は大ハマリのあまり、このサイトから壁紙までダウンロードしました(照)
 まぁ細かいことはこの辺で。コミックの既刊はちょっと古いので、探すのに苦労するかもしれませんが、探すだけの価値はあると思うような気がしないでもな いですよ。夏に新刊が出るらしいので、勝手に期待してるんですが、サイトの情報には同人誌とか書いてあった気が……。一抹の不安を抱きつつ、うじゃう じゃ。

4、モンコレモンスターズ(たくさんいるよ 角川コミックスドラゴンジュニア)
 いや何か懐かしくて……。こないだブクオフの100円コーナーで単行本みっけて、ついつい買っちゃったんすよ。んで久しぶりに読んだら、想像以上に、良かったもんで。ここで声を大にして言います。
 オレは好きだぞー(´・Δ・
 んで何を突然に叫びだしたのかと言うと、モンコレモンスターズとはとどのつまり、モンスターコレクションTCGの公式アンソロジー四コマなんすよ。ドラ ゴンジュニアを現役で買ってた私なんかには、本当に懐かしくて、涙もちょちょ切れると言うものでして。まぁすぐエイジに統合されちゃったけどね(´‐`) トホイメ
 んでまぁ、初版を見てみると、2001年5月。モンコレが2になって少しした程度で、出てくるカードはまだまだ1の頃が多い。つまり私も知らないものがちょいちょいあるという状況で、「あー、1のアルラウネ可愛いなー、欲しいなー」とか思いながら読んでたのは、秘密だ。
 しかしながらこの四コマ集。実際にモンコレのイラスト担当した絵描きさんが書いてるもんで、ちょっと意外なものもまた、あるんですね。金澤さんと石垣さ んはいつものまんまだったけど。相沢さんがこんなに砕けた感じだったのか、とか(ちょっと虚脱絵が松田円先生に似てる?)。鈴木理華先生も随分とアバン ギャルドでした。佐々木亮先生は相変わらずマンガが描けないですね、構成力ってか繋ぎの下手さがヌルイ目で見れる(笑)
 あと、獅子山竜&牙威格斗という先生は、私は存じ上げておりませんでしたが、想像以上にレベルが高かった。前者は白銀大好きシルヴィアの竜姫を題材に2 ページだけ書いてましたが、出来が良くてちょっとビックリ。後者はアルラウネがモヘでした。も一つビックリしたのが、田中トシヒサ先生が想像以上にオニャ ノコが上手かったことで、サキュバスちゃんの裸エプロンに密かにモヘたのは、黙っておいたほうが良さそうだ。
 天真楼さんと山吹さんもいつも通り。山吹さんの歌姫はなんであんなキャラにされちゃったんでしょうね?
 ゆうくりさんは、良いよね。連載当時から、私はあの人の独特の間合いが、とても好きだったわけですよ。ぬるいのに切れ味抜群という、ルイス・フィーゴのドリブルのような空気感が、もう堪らないです。
 それと一つ気になること。読者投稿の四コマも幾つか載せてるんですが、その中にエビスマン並み(笑)にヘビーリスナーな白樺さんという方が居られます が、この人の絵質はどっかで見たことある気が……。セルキーちゃん&フェアリーちゃんの回なんか、分かり易く心に引っ掛かるので、誰か知ってたら情報プ リーズ。そーいやちょっと前にドライアドさんプラントになったね。仲間が出来たぞ、アルラウネ!
 最後の見所は、連載時のタイトルカットも幾つか載ってるってことでしょうか。泉ちゃんが一番初めって、わかってるなぁ、編集部。
 個人的には、七瀬さんやC−SHOWさんにもマンガを描いてもらいたかった、てことですかね。四コマは厳しいか(爆)
 先にも言ったとおり、この作品集の作家さんたちは、絵描きでモンコレに接した方々ばかりなので、マンガが専門な方たちは少数派です。そういう意味で「上 手さ」は専門職の方には及びませんが、身内ネタっていうか、モンコレ知ってる人が、一つの世界観を共有するっていう意味で、もの凄くほっこりできる仕上が りなんですね。ギャグだけど。普段は真面目な絵描きさんたちの、それだけじゃない側面が見れる貴重な一冊、おススメです。ヌルイぜ! うじゃうじゃ。


★その他
 とりあえず最近の話。

 私は先月から3ヶ月の職業訓練を受講してるんですがね。
 パソの基礎科です。MOS試験のワードとエクセル合格を目指す講義ですね。
 んで、その授業。パソを触ったことも無い人からも対象なので、そんなに難しくないんですが、いやはや。実際に一枠終えてみると、意外と知らない機能が多い。MOSの模擬問題とかやってみると、答え見なきゃ分かんないようなのも結構あって、なかなか面白いです。
 そんな授業ですが、一日の初めと終わりに、1時間ずつの自習時間があります。いや進み具合によっては潰れるけど、とにかく予習復習なんかに当てられるべ き時間なんですが、私はその時間を持て余していました。まだ若いんで教科書みればそれなりに分かるんで、わざわざ予習復習するほどじゃないんですね。
 だもんで私は、ちょっとしてから、非常に無駄なことを始めました、授業中に。
 コラムです。
 サッカーを題材にした自己流のコラムを、無意味にワード文書に記して、ムダに保存してるんですね。暇人です。
 そのコラム、単純なタイピングソフトに飽き飽きして書き始めた、タイピング練習のつもりの物だったんですが(タイピングの上達には実際に書いてみるのが一番よね)、なんか熱を帯びてきちゃいまして。いまもの凄い量と質になってます。
 題材は、「現在のバルサに対抗できるチームはあるのか」、ということ。なんか信じられないレベルに達してるペップ・バルサを食い止められる可能性のある クラブを列挙し、その戦力と戦術を分析しながら、机上の空論を楽しむという物です。対象は主に各国リーグのビッククラブ。マドリーを特別枠に、英伊の3強 と独のバイエルンくらいがメインターゲット。他は「対抗できる可能性のある中堅」としてのビジャレアルとかローマ・ユーヴェとかレッズ・スパーズとか?  まだ途中ですが。
 現在はマドリーを書き上げ、デビルズ・ガナーズ・ブルーズの英3強に言及し、イングランドの中堅批評に入った所ですが。
 ワードの文書で10〜15枚を突破しました。力入れ過ぎ。
 量が中途半端なのは、マドリーを書き上げた時点で席替えと相成り、別のパソコンに移って書き直しになったからなんですね。だから最初の原稿が手元に無いんです。
 んでまぁさっきも言ったとおり、個人的に非常に良い出来だと思うわけで。素人の個人的な良い、は非常にあてにならない自己満足なんですが、それでも読んでて面白いです。的を射ているかはともかく、面白いんですよ、奥さん!
 誰かに見せてみたい……。
 が、しかし。
 ガッコのパソはデータ持ち出し禁止。CロムDロム、フラメもモーもフロッピもパソに接続すること禁止な、機密事項なんですね。
 惜しい。
 ちなみに上記のバルサ対抗マドリーと同じフォルダに、ミラノダービーレポも載せております。「ガッちゃんがバイタルに侵入するようになってるなぁ」という感想と、「ラノッキアがパトに振り回されて可哀想だったなぁ」という感想の二本立てです。
 気になるだろー(´・д・`)
 ……えっ? そうでもない? そっかぁ(´‐_‐`)キオチ
 まぁとにかく。力作を世に出せない悲しみに悶える昨今な訳ですよ。
 うんまぁ、何を言いたかったのかは、オレ自身も分からんから、気にせんといて。
 つーわけで。
 興味がある人は、ガッコのパソにハッキングするしかないね、て話でした(爆)
 あ、でもイタズラしちゃダメよ。迷惑行為は禁止なのれす。
 うーん、うじゃうじゃ。


 ながっ(´・д・`)
 …………えっ〜と
 せっかくの六周年をグダグダにしつつ、終わりー。オガドンのテレビ出演マンセー(?)
11.04.15
『さらっと趣旨変更について』

 やぁどうもどうも、宮ちゃん♪です。随分とお久しぶりです。生きてますよ、しぶとくね。
 んでまぁ、今は色々と日本が大変な状況にあるわけですが、このような深刻な問題に直面した時、私のような小心者が取る行動は一にも二にも逃走と言うこと で、ここはあえてそこには触れません。全ては私の弱心臓がいけないので、ご勘弁していただいて、自己都合だけ述べることにします。
 というわけで、この雑記スペースも、せっかく間借りしてるのに全く活用できてない悲劇があるわけでして。こりゃ勿体無いけど、普段の生活で書くことっ て、私のような通常の暇人にはそうそう無いものでして、ここは思い切って趣旨変更しようかと。つまり題目である「宮ちゃん近況室」が、もはや近況を伝える 場ではなくなるのですが、そこはもうミスター誤魔化し男の本領発揮で、さらっと流していただきたい次第なわけです。
 じゃあ何やるんだっていうと、なんだかんだで管理人・白銀のブログがゲームのレビューが大半を占めてるんで、じゃあ私もその線で行こうってことで、この スペースのメインをマンガの感想にさせてもらおうかと。ブクオフのヘビーユーザーを自認する私なんで、毎日マンガばっか読んでる人間のクズ具合を生かし て、適当に今まで読んだ作家さんもしくは作品なんかの感想を適当に述べさせていただく場にしてしまいたいと思います。
 なんで作家さんと作品を分けてるのかっていうと、一つの作品しか知らない作家さんもいるし、まだ読んでない作品も多いし(古本ばっかなんでね)、新しく出した作品の感想を呟いたりもするかもだからです。
 なんで、これからこのスペースは、自己満足なマンガ紹介に落ち着くことになるんで、宜しければちょっと寄って、興味を持ったら読んでみてもらえればと思 います。あと最初に言っとくと、私はほとんど笑えるものとかテンポの良いものとか、読み易い物しか目を通さないので、ほとんど気楽な作品になるものと思わ れます。シリアス好きや重厚なストーリーが好みな人には向かない可能性が大なので、そういう人には、すめんなさい。ワオッ。
 前置きが長くなって恐縮なんですが、次からウダウダと紹介に移ろうと思います。あと文章の長さは気分次第なので、文量の多い少ないが評価ではないのと、毎回の分量の目安は存在しません。あしからず。

†企画:マンガ感想の始まりー(´∀`)ノ
(あ、敬称は省略です)

1、竹本 泉(マンガ家)
 一番最初の初っ端から、今までさんざか押してきた人を三度引っ張り出してくる愚行。それでも大好きな作家として、この人を外すことができない私は、アホなんだなぁ(達観)
 という訳で第一回の第一回は、我が尊敬するグダグダのマエストロ、竹本泉大先生です。この、毒にもクスリにもならない作品を延々と生み出し続けて、30 年。デビュー当時は生まれてないはずの私が言うのも何ですが、そのデビュー当時からほとんど作風を変えていない、それが決して万人受けするわけではない、 にも拘らず30年も生き続けている。これは驚異的であり、大御所の風格も垣間見えるという物でしょう。でも作風はグダグダです。もう大好き!
 先に述べたとおり、この人は決して万人受けする人ではありません。まぁ「話がない作品」とか言われるし、特に抑揚がある訳ではないし、話が常に同じテン ションで続くし、オチがないし、どんでん返しも無いしで、ストーリー重視の人からしたら、正に「つまらない」の代名詞でしょうね。あと見せた友人が「絵が 嫌い」とまで述べた、Gペンで書いたはずなのにやたら太い線やら、現代風のシャープさとは掛け離れたポッテリ画風に拒否反応を起こす人も居るでしょう。 (作風も絵質も萌えとは違う道に入ってるからね)
 でもその分、泉ちゃんの作風は、もの凄く安定感があると言えなくも無い。いつまでも変わらない安心感があるので、読んでる間はホントに「ぼんより」でき ますよ。「よみきりもの」シリーズなんかは、ほんとに読み切りだらけだけど、時折、続きがひょいと出てきたりして(過去作品なんかもね)、ちょっと意外性 があって揃えたくなります。
 あと「てけハ」(てけてけマイハート)は、長く続いて、色々と話が変わってるはずなのに、なんか変わってないんですよね、あれ。不思議です。「ねこめ」 (ねこめ〜わく)なんかも同じ。ある意味もっとも劇的な変化を遂げているであろう「さよりなパラレル」も、他の人のストーリー的な抑揚に比べると、まさし く微々たるものな訳で。変わらない事で安心できる、ちょっと保守的な私なんかも簡単に読んで安らげる、とても偉大な作家さんですよ。
 この泉ちゃん作品、これからも事ある毎に紹介してくと思いますが、「そんなに好きなんだなぁ」くらいに思って見過ごしてくださいな。というわけで、これで泉ちゃん紹介を終了です。うじゃうじゃ。

2、むんこ(マンガ家)
 はい、またです。結局いつものメンバーシリーズ。やっぱり第一回には、自分が心から素晴らしいと思える人物を推薦してしまう、そんな微妙なオレ心。今回もお薦めするのは、四コマ界のフオーリクラッセ・う●ちさ……(×)、むんこさんです。
 なんていうか、この人はホントにスゴイ。萌えをオタのしんでいる方々から見れば、おそらく絵質は三流、初期画風なら手にとって戻してしまうであろうほど、地味です。この人も萌とは対極です。
 ただむんこ作品は、恐ろしく、深い。素人目ですが、読めば読むほど深みにはまっていく、自分が引き込まれてしまう、とても不思議な作風を延々と書き続け られます。といっても一朝一夕でマンガ家になった訳ではないので、努力と時間を掛けて築いたスタイルなのでしょう。それは初期と少しずつ作風を変えている ことからも窺えます。しかしここでいう「変え方」が、おそらくですが意識してのものではなく、状況に合わせて柔軟に変えてきた、そんな雰囲気も感じられ る。元々の才能から、ひらめきで流れを読んで、少しずつ書き方を変えて行った。ストーリーから四コマに変えて才能が開花した事実も踏まえて、トレクアル ティスタからレジスタ転向で世界的名手に上り詰めたアンドレア・ピルロの様な人なんではないかと、適当にサッカーを絡めた分析をしてしまう。そんな感じ。
 で各作品についてなんですが、これはおいおい、言いたくなったら書いてくかも。とりあえず「メメ子〜」はストーリー性に絞りすぎた感、「マイホーム」は急展開すぎてビビリな件は、不問にしときましょう。それでも結局、面白いんですしね、この人は。
 取り急ぎ、最終巻が出てしまった「だって愛してる」に関してだけ、大声でお薦めさせていただきます。なんていうか、とにかくエライ、凄い作品ですよ。そんな感じ。
 さて、そんなむんこさん、実は私の友人にもフリークが居ます。某ヤマゲリラさんもこの人の単行本を買ったらしいですし、オガドンに至っては前述の「だっ て〜(3)」を読んだ後、「感動した!」とメールで送りつけて来たほどです。一方で少数ながら、「受け付けない」とか「訳分からない」とかほざく輩もいる んですが、それは圧倒的なマイノリティ(当社比)。個人的に支持率の高い作家さんだけに、これを見てる人も一度、「らいかデイズ」か「だって〜」辺りに手 を出してみても、良いと思うのですよ。うじゃうじゃ。

※やっぱり一言
 3月11日の地震のことは、いま現在、名古屋に居る私にとっては、正直いって他人事です。これはいくら感動的な言葉を連ねたとしても、ある種の現実不感 症に近い心理状態の私にとっては、拭い切れない事実です。それは、辛い目に合っている多くの方々に対して、大変に失礼なことであるのですが、偽らざる本心 でもあるのです。もう何に謝ってるのかも分からないですが、本当に、申し訳ないです。
 ただそれでも、少し早い時期に地震が起こったニュージーランドや、数年前の四川やチリ、インド洋周辺なんかとは違って、これは遠い国の事ではない、それ も事実として認識している訳で。同じ国の中で起こっている陰惨な事態であることに、現実感の認識が、唐突にブレることもあるのです。それはおそらく混乱で しょう。私のような小市民中の小市民が困惑したところで何も変わらないのは分かってるんですが、とにかく(おそらく悲しみと言う感情が、)私の中にストン と落ちてくる瞬間が、あるのです。これを言い換えるならば、被災者の方とは比べ物になら無い位に小さく些細な、無力感なのでしょう。そして私は、そこに目 を向けるのが恐くて、その弱心臓が本能的に、今回の悲劇から目を逸らさせているのだと思います。だから、他人事だ、などと簡単に言ってしまえるほど、無頓 着でいられるのでしょう。
 しかし現実として、私の生活の中に影響は少しずつ浸透してきているのも、事実ではあります。テレビを点ければ地震がらみの事だらけで、店頭からは見えな くなった品物があり、親友であるオガドンは自衛官として被災地へ派遣されました。きっと長期的に見て、それこそ私の再就職なんかにも絡んで、政治や経済と 言う見えないクソみたいな社会の歯車を歪ませていることに、私を慄かせるのでしょう。
 もはやこれだけ書くことに執心し過ぎて、着陸点を見出せないことに今さら気付いてしまったのですが、とにかくですね。
 被災地の方、ならびに今回の地震の影響を大きく受けた方々、そしてまた復興に向けて活動しているボランティアの方や責任ある立場の方たち、もちろん自衛 官の方々も。皆さんにガンバレとは言えません。その代わり、少しでも肩の力を抜いて、リラックスできる時間が訪れますように。そう願っている、この事をこ こに記しておきたいと思います。

 宮ちゃん♪でした。


★その他
 とりあえずサッカーの話。

@欧州チャンピオンズの話
 シャルケが混乱しきりだよ。リーグでは来期の欧州カップ出場圏を遠く眺め、契約問題で解任したマガトとは法廷闘争まで見据え、新監督はホッフェンハイム を同じようにタゴタ辞任したラングニック……。なのにDFBカップでは決勝進出でタイトル狙い(相手は2部のデュイスブルク)、その上チャンピオンズでは まさかの4強――しかも前回王者インテル相手にジュゼッペ・メアッツアでゴレアーダ(5得点)の大暴れの末の勝利――。なんかもう、強すぎるバルサやら迷 走しすぎなリバポやらローマ買収やらファンハール解任やらトーレス移籍やらを超えて、今シーズン1のサプライズですよ、奥さん(汗)

Aクラシコ多すぎな話
 はい、チャンピオンズでバルサとマドリーが4強激突です。準決勝はホーム&アウェー方式なんで、2回も戦います。
 そして17日はリーガでのクラシコです。翌21日はコパ・デル・レイ決勝バルサ‐マドリーです。
 多すぎだろ(;´д`)
 そしてワウワウやらなんやらの有料チャンネルばっかだから、おそらく全部、見れないだろ(;゜з゜)
 ふて腐れます。

Bポッチュゲイジーズな話
 ポルトガル・リーガ・サグレス、終わったよ。
 一ヶ月近く残して、ポルトの独走優勝だよ。
 フッキくんおめでとう。(←ピチチも確実だね!
 我が心のベンフィカ、あっさり王座返上です。
 泣ける(;´・д・`)

Cちょっと悲しい現実な話
 震災直後、世界各国のフットボールクラブから、日本に向けて激励のメッセージが届きましたね。
 いち早く、そして最も大きく報道されたのが、FCバルセロナの「頑張れ、日本! 僕らは君と共にいる。」というメッセージであり、試合前に横断幕を掲げた選手たちの姿だったと思うんですが。
 ちょっと待ってね。
 この試合が行われたの、バルセロナじゃないよ。アンダルシアだよ、めっちゃセビージャのホームだよ、エスタディオ・サンチェス・ピスファンだよ。
 しかも横断幕の下方、上記と同じ意味のスペイン語が書かれた両端に、めっちゃロヒ・ブランコスのエンブレムが載ってるよ。
 つまりこれ、セビージャからのメッセージだよ(泣)
 にも拘らず、一部サッカー専門誌以外は、みんなバルサからのメッセージだって伝えてますよ。
 そりゃネームバリュー考えたら、世界最高峰クラブのバルサと、スペインと欧州の中流セビージャじゃ、バルサの方が収まり良いかもしれないけどさ。
 バルサは次の週、ホーム・カンプ・ノウで同種のメッセージを映してるわけで。
 全部、このカタルーニャの名門に持ってかれた事実に、セビジスタとしては寂しさを禁じ得ません。涙。


 なんか最後は愚痴だらけになっちゃったなぁ、と思いつつ。知り合いの中にはこの春から新たなスタートを切った人が多く出てるのに、相変わらずのグダグダ人生を歩む自分は危機的です。とりあえず皆、おめでとー。そしてオガドン、無事に帰って来いよー。
 そんなわけで、終わる。うじゃうじゃ。
10.12.04
『特別版☆将来のワールドカップ開催地が決まりましたね』

 サッカーワールドカップの2018年大会がロシア、2022年大会がカタールでの開催に、それぞれ決まりました。後者の大会開催を狙っていた日本は非常 に残念な結果でしたが、少ない予算で情熱的に働きかけ、最後まで我々に希望を抱かせてくださった招致関係者の方々に、まずは労いとお礼を述べたいと思いま す。

 しかし、ここで大事なのは日本がワールドカップ開催に失敗したことよりも、なぜ今回はマイナーな両国が選ばれたのか、という事実でしょう。
 結果から言うと、この二カ国は開催能力や土地の魅力ではなく、オイル・ガスなど天然資源の魅力とその財力・コネクションにより開催権を手に入れたと言っても過言ではありません。
 それは、各国が行った招致プレゼン、その現地調査レポートの結果です。過去に02年大会で日韓が共催した時などは大きな影響力を誇ったこの報告書で、今 回は最も評価が低かった二ヶ国が、カタールとロシアなのです。その事実を見た時、我々は、そこにスポーツに似つかわしくない政治的意図を感じてしまうので はないでしょうか。特に最有力であったはずのイングランドが、自国のマスコミが次々とFIFAのスキャンダルを暴いたことと凡そ関連付けられるかのように 落選した実態からも読み取れるでしょう。
 今やビジネスが大きく関わってしまったフットボールの世界。その潮流をまざまざと世に知らしめてしまった今回の招致活動を、私は少し、悲しい目で見つめることになってしまった、それが残念に思われます。



・近況報告
 さて、半年前くらいの雑記で、会社の人事異動に伴い名古屋へ転勤、と書きましたが。
 結論:退職しました。
 一ヵ月半くらい前の10月20日付けでサヨウナラ。理由は諸々ありますが、まぁ、工場勤めはイカンかった、つーことで。私の根性の問題です。
 んで現状、労働意欲を失い、少ない貯金でグータラなニート生活。バイトもせず職安にも行かず、名古屋の一人暮らし部屋でひたすらゴロゴロのダメ人間生活。口座残高も残り少なくなってきて、本気でアカン状態ですな。
 分かってるけど止められない、魅惑のニート生活……皆様、働く意義を見出せなくなった人間の縮図、体験したらダメですよ。

 つーわけで、なんかそろそろ死にそうな宮ちゃん♪が久々にお送りしました。
 うじゃうじゃ(´・△・`)ノ
10.6.19
『悔いの多い人生ですねぇ。←他人事』



 どーも皆さん、こんにちは。一ヶ月ぶりの宮ちゃん♪です。
 一ヶ月前はサイト開設5周年記念日でしたよね。その時、記念企画としてWebラジオもどきを収録したので聞いてみてくれ、みたいなことを言いました。
 訂正します。
 聞くな!(゜д゜)クワッ
 前回の雑記を書いた後に、白銀から貰った編集データを渡してもらって、家に帰って聞かせてもらったんですがね。
 は、恥ずかPー!(;・ゝ・)
 なんつうかもう、ホントにグダグダと一時間も雑談してるだけだし、そこにはオチも面白味も計画性も無い訳で、これはもはや他人に聞かせてはならないデータと化していましたよ。
 しかも私、自分の声を客観的に聞いたのはほぼ始めてなもんで、なんか聞き取りにくい細さで、やたらイヤなテンポの話し方をするということをここで知った訳で。
 もはや恥ですね(´д`;)
 うーむ、絶対に声優にはなれない声質だよなぁ、と自分で聞いてて勝手に落胆した今日この頃。そんな感じ。
 会話も中身が無かったしなぁ。ってかもっと内容を練れよ、て感じですか?
 とにもかくにも、とかく恥ずかしい思いをしてしまったのが事実な訳で。ただ、ホームページの管理責任者は白銀なので、この企画を取り下げさせるには裁判沙汰に持ち込んで友情を破壊させる必要があるわけで、そんなことをする気のない私は放置を決め込むことに。
 今はとにかく、赤の他人がまかり間違って企画をダウンロードしたり、ましてや聞き始めたりしないことを祈ることしかできない訳ですが。
 流石に知り合い以外で聞こうとする変人はいないよね?(・_・;)
 何はともあれ、人生の恥を上塗りする日々は続くのですよ。そんな日常。

 うーむ、グダグダしつつ、うじゃうじゃ。



 異動です!
 私こと宮ちゃん♪はこの度、平成22年の7月から、会社の都合で名古屋工場へと転勤することと相成りました。
 引越しメンドイ(‐_‐;)
 念願の一人暮らしなんですが、今の会社が人使い荒いことこの上ない。通常の勤務時間に、労基法に照らし合わせた普通の残業時間である8時〜20時勤務が 毎日、土曜は隔週。とても普通なんでしょうが、今までグダグダの学生生活(バイトなし)な人生を送ってきた私にはキツ過ぎる(汗)
 しかも名古屋は更に忙しいらしく、土曜の休日出勤は当たり前の環境らしい。つーことで週1休みとなると、1日12時間勤務と併せて、プライベートな時間がバカバカ削られるわけで。
 エロゲーやる時間もありません(泣)
 しかも同時に、時間がないと言うことは執筆にかける時間もえてして削減されるわけで。
 小説の仕上がりペースが更に落ちることが確定です。
 何のための一人暮らしなんだ(‐W‐;)
 しかもいきなりな決定なため、事前に現地を訪れたのは先週の2日間だけという強硬日程。準備ができないので、最初の1・2ヶ月は工場に住み込んで、賃貸マンションかなんかを探すことになりそうです。
 じ、自由が無い……(;´д`)
 サウダージ(ポルトガル語のホームシック)に罹ること必至です。ネットもできないだろうしね。
 なんつうかもう、ホントに辞めたい。
 もっと楽な仕事、落ちてこないかなぁ……。←ダメダメ

 なんかもう愚痴ばっかで申し訳ないなぁ、うじゃうじゃ。



 最近、@さんに怒られました。
 小説のことです。
 今月の初めくらいに、深夜に@さんを部屋に上げる機会があったのですが、その時に小説を読んでもらったんですよ。
 「Cherish」です。
 @さんに小説を読んでもらうのなんて珍しいので、私はやや緊張しておったのですが。
 結果は、@さんが「もったいないよ、宮ちゃん!」を連発するという珍事件。
 深夜のテンションも相俟って、さんざか管を巻かれるお説教タイムへと突入したのです。
 一応、断っておきますが、この場合の「もったいない」は、賞に受からず世間に評価されなかった、という意味での「もったいない」ではありません。
 作品の構成、出来についての「惜しさ」を表した上での、「もったいない」だったのです。
 つまりはどう言う事か。
 細かいところは割愛しますが、総じて言うと「個々のパーツ、イベント的なクオリティーは良いのに、全体としてチグハグな上にボリューム不足」なんて結論になるんでしょうか。
 書き直せ、とまで言われましたよ(汗)
 ただ、これだけ散々に酷いことを言われてるのに、実は全く嫌な気分になったりしてない訳で。多少、図星すぎて言葉に詰まる事もあったのですが、総じて私は、@さんに感謝とありがたみを覚えたのであります。
 それは何でかって言うと、小説の感想を貰った事がほとんど無いってのもありますよね。他の作品を併せて、ネット内では1人2人、身内でも白銀やオガドン くらいからしか簡単なコメントすら貰った事が無い(しかも最近は少ない)んで、久しぶりに評論をしてくれる人が現れた、ていうのは嬉しい限り。しかも@さ ん、分析力が高く語彙と表現力が多彩なので、的確に自分の意見をぶつけてくる。分かり易さと言葉の力は、とても納得できる貴重なものなのです。
 ただ、それなら何で今まで見せてこなかったの? という質問になると、話は私と@さんが仲良くなった中学時代に遡らなければならない訳で。
 私と白銀は当時、ガンダムの二次創作小説を書き始めたばかりの、ストーリーの書き方を全く知らない真の初心者だったんですが。
 素人の勢いとはスゴイもので、書いた物を知り合いに読ませようとするバイタリティーは、いま考えると驚愕すべき物だったでしょう。白銀と私は、互いに恥にも似た文章を交換し合うだけでなく、@さんにまで無理に読ませて感想を貰おうとしたわけです。
 コメントし難かったろうに、何とか良いところを見つけて褒めようとしてくれる、困り顔の@さんが思い出されますね(爆)
 その後、年月を経るに従って、いくつかの小説を書いてきたのは前述の通り。ただし、多くの本に接して読書に精通している上に、ラノベ畑ではない@さんは、我々の書く小説がそもそも異世界のもので。(←素人し過ぎているという意味も含めて)
 だからこそ、食わず嫌いな@さんは、読み難い私の小説に四苦八苦しているようで、次第に私も書いた小説を読んでもらうことに遠慮し始めたわけで。
 ただ、ここ1年くらいは、そんな感じも変わってきたのかしら、と思います。元々、サバゲ・レポートは見せるようにしてきた上に、やはり@さんの感想やリ アクションは面白いので、息抜き用として書いた「ラブ・ミー・ドゥ」を読んでもらって、ちょっと好感を得てみたりもしてたので。
 そして、深夜の勢いに乗ってチェリシの前半を読んでもらう事にした結果、前述の感想を頂いたと相成った訳ですが。
 久しぶりの@さんからの感想は、なんだか懐かしい上に新鮮で。しかも、自信作であるチェリシ自体は、文章としての成熟度やまとまり、各種イベントの盛り上げ方など、良いと思っていた所に感心してもらったりと、私としては非常にポジティブだったわけです。
 ここがやはり、最も嬉しかったこと。実は私、@さんに小説で褒められた記憶がほとんど無かった。とみに文章に関しては、「クドイ」、「読み難い」を強調 されて、ちょっと凹んでいた少年時代。それが改善されたと思っていた所に、張本人である@さんが、成長を認めてくれた。これは私にとって非常に大きな名誉 なのです。
 それ故に、弱点と言うか、多くの課題を指摘されたのも事実。やはり人間、客観的に自分を見るというのは難しいもので@さんは私が気付かない部分を沢山、指摘してくれました。
 そういう意見は、本当に感謝すべきものなのです。やはり人と人との繋がりというのは、大切にすべきものなのですよね。
 なんて良い結論を出したところで。実はこの文章、早い話が、皆様も感想を送ってくれ、という催促な訳でして。強欲丸出しの地文を露呈させて締めとして、この段を終わりにさせましょうかね。

 そして何と、@さんは家に帰った後でチェリシの後半を全て読んでしまったらしい。今まで自主的に私の小説を読んでくれる、なんてことが無かっただけに、私は殊更に感激して、もう、う〜む、うじゃうじゃ。←結局、何が言いたかったのかしら?(爆)


・質問コーナー☆(←懐かしい)
 本日の質問は、長野県にお住まいのハンドルネーム@さんからで〜す。

Q:「Cherish」読んでて思ったんだけど、君、女の子視点の方が上手くない?
 …………………。
 小説界の泉ちゃんを目指せ、とまで言われちゃったよ(;^^)
 でもまぁ、女の子視点の場合、ヤロー独特の「無茶してイメージ壊しても大丈夫だろ」感が作れないから、それなりに安定した文章になるのかしらね? あ、これ、男女差別ですよ。←オイ
 でもまぁ、勢いに乗っただけのギャグ文が書けるヤロー視点と、比較的おしとやかな女の子視点を混ぜる、というやり方はこれからも貫いていこうかなぁ、と思ってます。あらかしこ。


 世間は南アでのワールドカップが盛り上がってますね。各グループで勝敗が目まぐるしく入れ替わり、波乱の展開が続出している今大会。見ている方は楽しいけど、開催国がグループ敗退の不名誉な歴史を刻みそうで、ちょっとアレな気分ですね。ドメネクの悪運も尽きたっぽいし。
 とりあえz、ダビド・ピサーロがチリ代表に居ないのが寂しい今日この頃、皆様、私がよりグータラできることを祈ってください。うじゃうじゃ。
10.5.15
『5周年を祝う』

 うんまぁ、そういうことで。
 本HP「ライト・イデア」の開設5周年を、半年ぶりの雑記に載せて、祝わせていただこうかな、と思う次第でありまして。
 え? 狙ったのかって?
 いやー、バレちゃったか。実はそうなんだよ、この日に合わせて、ワザと新記事を書かずに来たんだ。2010年で最初の更新が、記念すべき5周年って、素 晴らしいことじゃない? だから決して、書くのが面倒だったとか、そういうわけじゃないんだよ。言い訳じゃないよ、信じてよ!←必死
 げふんげふん。
 まぁ、そんな訳で。
 せっかくの5周年だし、なんか特別なことを書こうかなぁ、と思うわけですが、なんか良いのは無いじゃろうか。
 つうことで、企画のWebラジオもどきでも話した、私と白銀の文体の違いでも述べますか。いや、編集版を確かめた訳じゃないから、もしかしたらカットされてるかもだけど。
 んで、企画でちょろっと話した内容ではありますが、私と白銀は文体が大きく異なります。そりゃそうだ、個性だもの。でもここはあえて、無茶を承知でその事を分析してみようかと。早い話が企画を聞けと言うことで。←本音
 で、肝心の区分なんですが、これは二人の趣味というか、これまで作品を構成するための下地になった、いわば「お手本」のような物の積み重ねがそもそも違いますよ、て事で。
 白銀は「ゲーム文体」、私が「マンガ文体」だ、と思うわけですよ。
 ただこの区分けは、あくまで参考程度なので、このままの言葉が具体的な意味を表すわけではない、ということを前置きしつつ。
 「ゲーム文体」ってのは、白銀が昔からゲームに親しみ、その創造力の源が主にアクションやアドベンチャー系列のテレビゲームから来ている、というのが基 礎になっている。よって、彼の創る小説は総じて、戦闘を中心に構成され、アクションシーンをとにかく詰め込むことを主眼とした作りになっている、これが特 徴な訳で。
 長所としては、やはりそのスピード感が最大の武器でしょう。クドイ文を入れると全体的に中弛みを起こし、プレイヤーの気勢を削いでしまうのがゲームとい う物で、とかく山場をドカッと連続して持って来なければ飽きられる、という危機感と隣り合わせで製作させられる。それ故に、展開はスピーディーでサッ、 パッと読ませ、重要な局面では臨場感を最大の売りに読者を引き付ける、白銀の小説はそんな作りになっているのではないでしょうか。
 ただ、それは大きな長所ではありますが、同時に短所もデカデカと露呈させてしまうわけで。
 「つなぎ」の弱さが、白銀の一番のネックだと、私は常々から考えているのですよ。
 つまり、小説と言うストーリーを紡ぎだす時、どうしても説明が入らなければならないのです。しかし白銀は、メインのビジョンをアクションに捉えている 為、イベントを繋ぐための日常風景、または世界観や状況の説明に割く文章が、流れ作業のような単調さで続いてしまうのです。これは白銀が初期から抱える問 題であり、同時にストーリー全編を通じて存在してしまう弱点なのです。そこが、作品の盛り上げや完成度を今一つにしてしまっている原因なのではないか なぁ、と思うわけで。面倒くさいものを面倒くさそうにやってしまうのがダメなのかも。
 解決策としては、むしろアクションシーン以外も全部、イベントのような構成にして、物語にリズムを作らないことなのではないか、と。テンションを上下さ せちゃうから中弛みが生まれてしまうので、それならいっそ、空気感を維持し続けたまま最後まで行って、一気に読み込ませちゃうのが得策よね、ていう話でし て。
 白銀の既存小説の中に、すでにそういう作品もいくつかはあるので、皆さんも良ければ探してみてくださいね。てか私の好きな白銀小説は大抵が、そこんとこが上手く行った物なんです。
 とにかく白銀は、調子の波を安定させることが出来れば良いね、ていう感想なのでした。
 続いて私の話。
 まぁ、さっき言ったとおり、私は「マンガ文体」だと思うわけですよ。これはまぁ、「マンガのように面白い」とかそう言う意味では(残念ながら)ないんで すがね。私がマンガばっか読んで来たから、創造力がマンガ展開になってきたせいで、「頭の中ではマンガのような画がある状態」であるために、やたらと説明 過多になってしまう、というのが特徴でしょうか。
 だから私の作品は、総じてクドイ。
 しかも展開の切り替えが、まるでコマ割りのようなスピードで行われるので、雰囲気の切り替えが突拍子もないんです。伏線の張り方も、行き当たりバッタリ的なマンガ並みに稚拙なので、しばしば読者を置いてけぼりにします。
 長所はまぁ、全体的に書き込みが細かい事でしょうか。自分で言うのもアレなんですが、ストーリーの流れは悪くないと思います。アクションシーンでの躍動感や、日常風景の盛り上げ方は、散見される稚拙な上滑りを除けば、ある程度は上手く行ってるんじゃないですかね?
 ただまぁ、短所は挙げたらキリがない。イメージを文章に落とす際の手間が面倒くさくて、途中で放り投げちゃうこともしばしば。それが致命的な「筆の遅 さ」に繋がり、成長を阻害する悪循環です。辛いところですね。重要な説明文なんかも、たまに放り出したような書き方になっちゃってるのは、メンドイ事をテ キトーにしてしまった結果です。マンガはコマ割りで何とか表現できますが、小説は全てを文章に落とし込まなきゃならないので、その作業に四苦八苦している 印象でしょうか。
 つーわけで私の課題は、この非効率な書き方を改めて集中力と根性を身に付け、粘り強く成長していくことが重要かな、と思うわけで。どう考えても全部を正せ、て結論になっちゃうのが悲しいところ。白銀と一緒で、調子のムラを失くすことも求められるわけで。
 人生って上手く行かないね。

 まぁ、そういう訳で。一概にどっちが良い悪いとは言えない訳で、ただ二人とも。まだまだ成長余白は残っている状態ではあると思うので、これからも夢に向かって努力を続けられればいいなぁ、と思うわけでして。
 こんなところで、5周年目の分析を終えたいと思います。なお、今回の考察は、私の完全なる独断と偏見により編集させてもらったものでして、他の人の意見や世間一般の常識、プロの論評などとは大きく異なったものになる可能性があります。充分にご注意ください(笑)



 最近、ようやく仕事が見付かりました。
 四月の下旬から働き始めましたが、その内容は、工場でせっせと金属を加工するという物です。
 ブルーカラーかよ!煤i゜д゜)
 親父の紹介で入った企業なのですが、何かもう、早くも肌に合わない感がバリバリです。
 何のために大学まで卒業したんだか……(;‐_‐)
 もはや辞めたくて仕方ない、しかし恩やシガラミから抜け出すことが出来ない、悲しい悪循環です。
 土曜の休みも隔週だし……(;´ゝ`)
 なんつうか、こんな現在を想像もしていなかっただけに、マジでホワイトカラーに憧れ続ける毎日で、ちょっと虚しい気持ちです。
 誰かオレを引き抜いて、現場から開放してくれー(´д`;)

 そんな中で、エロゲーに癒され続ける毎日を送る私。いよいよ持ってダメ人間ですね。


†宮ちゃん♪の☆変・人・紹介! のコーナー! ―特別編―
 皆様こんにちは、ひさしぶりの変人紹介です。しかし今回は特別編。何が特別なのか、思いつきで書いてる本人にもちょっと説明しづらいですが、しばしのお付き合いをよろしく。
 というわけで、今回、焦点を当てるのは漫画家・竹本泉先生。この、ぐだぐだマンガのバンディエラこと泉ちゃんを、何かにつけてプッシュしてきた私が、今さら何を紹介するのか、なにをかいわんや。つうわけで、特別編では本人ではなく、妄想をぶつけてみたいと思います!
 そんな訳で、ターゲットを変更して作品の方へシフト! 泉ちゃんが、30年近いキャリアの中で、オリジナル作品のほぼ全てにおいてアニメ企画が持ち上が りながら、尽く頓挫してきたという稀有な経歴に経緯を表し、ある作品での私の理想の声優キャストを勝手にぶち上げてみよう、ということなのですよ奥さん!  なんで早速ゴー。

作品:「さくらの境」
キャスト(敬称略)
佐々さくら:立花舞
上桜二子:清水香
上桜一子:青山ゆかり
世志野多摩子:まきいずみ
その他:長田早苗、草柳順子、秋月まい、文月カナ、など

 どーよこの豪華布陣!(゜д゜)
 声のイメージは完璧じゃないかね!
 つーか、普通に某エロゲーのメンバーですね、なんてツッコミは置いといて。
 誰か、このキャストでアニメ作ってくんないかなぁ(´‐`)

 え? 三坂くん? ケスクセ?
 ヤローなんか当然、無視ですよ(爆)


うーむ、5周年がこんなグダグダで良いのだろうか、と危機感を覚えつつ。新しく載った小説もよろしく、と宣伝しつつ、終わる。あとモンコレは楽しい。
09.12.21
『悲しいけどこれ、現実なのよね(泣)』




 とても個人的な話をします。注意しとけ。

 私は高校時代の友人たちと今も親交を育んでいます。連絡を取ったり遊んだり、同じ大学に行ってたり就職してたり、色々ですが、まぁ密接なのも疎遠なのも中途半端なのも、高校時代に仲良くした人々は多いのですよ。←当社比
 まぁそれで、卒業後に、毎年と言うわけではないですが、年末・年始に集まって騒ぐ宴みたいなのが恒例と化してたんですね。
  今年もやるらしいんですよ、それ。今回の幹事は高校時代に結構、親しかった、いい加減で淡白だけどいい奴です。そいつが各所に一斉連絡し、アドレスを知ら ない人には、受け取った人が配る、というネットワークなんですね。そして私たちには、同じ大学行ってる友人のコタスキくん(仮)がメールを受け取りポスト 役になり、配布されていたんです。当然、皆が受け取っていると思った彼は、帰りに寄った飯の席で、その話を持ち出したんですが。
 私はそれが何のことか分かりませんでした。
 つまり、そのお誘いメールが私に届いていなかったのです。
 コタスキくんは驚きます。彼がポストで配る中には私の名が入っておらず、また幹事は私の連絡先を知っているので、直で送られたと思っていたのです。これ は連絡の不備かも、と笑ってメールチェックするコタスキくん。普段からやや無責任で注意力散漫な彼のこと、忘れてたのかマヌケだなぁ、と笑っておったので すよ。現にポスト配布するべきメールを忘れてて、三日くらい経った昨日に思い出して配った男です、おっちょこちょいは日常茶飯事でした。
 しかし。そんな他愛も無い会話を打ち砕いたのは、その場に居合わせた同じく高校時代からの友人であり、メールを受け取っている、イーノくん(仮)だったのです。
「これ、メンバーリストに宮ちゃんの名前、無いよ?」
 そうです、気付いてしまったのです。受け取ったメールをチェックしていたイーノくんは、『全員に送った』と前置きされたメンバーリストに私の名前が無い事を、発見してしまったのです。
 な、なんだってー!?
 その場の空気が凍り付き、次いでコタスキくんも、その内容を確認したのでした。
 召集メンバー外かよ(;´△`)
 オレはメッシーナ移籍後の小笠原かよ。って感じのツッコミを密かにいれつつ。
 とても気落ちしてしまった私を、一生懸命に慰めてくれる友人が、二人。
 ええ友達を持ったのぉ(´д`)ホロリ
 にしても、その召集メールにはちゃんと、『前回に集まったメンバー』と明記してあるのに、途中参加だったコタスキくんやイーノくんではなく、私が外され るとは……やるせない気持ちですね。そして何より、メール発送から5日くらい経ってるのに、誰も疑問を抱かなかったこともまた、私の哀愁に追い討ちをかけ るのです。
 そしてその件は、幹事の幼なじみであり接触機会も多いコタスキくんが確認を取ってくれたのですが。結論を聞く前に、私がメンバーリストから外れた理由を簡単に推測してみました。
1、一人だけ忘れてた。
2、個人的な恨みを持っててハブにされた。
3、前回、苦情が出た。
4、前回の全体的な雰囲気から、外すのがベストだと判断された。
5、資金面に問題があるとされた。
 どれが出ても涙ですね。鼻血が出そうです。
 でもまぁ、具体的な理由があるのなら、それは諦めが付きますよね。私もダメ人間の一人、知らないうちに何かしら、不徳の致す限りな行動を取っていたのか もしれない。それにバイトも何もしてない貧乏学生でサブプライム(信用力の低い低所得者)の私ですので、参加費負担が重荷になると考えられたのかもしれま せん。などなどと邪推する中で、1番の純粋に忘却の彼方だった、て言うのが一番ヤだなぁ、と思ってたんですが。可能性もありそうだし。
 そういう訳で、コタスキくんの報告を待つ間、オガドンに電話して相談してみたり、サブプライム問題を絡めた自虐ネタにして笑ってたりしたんですが。
 先日、コタスキくんからメールが届きました。結果報告です。
『理由:必要ないと思ったから』
 (;д)゜゜
 構想外かよ!
 オレはチェルシー時代のシェヴァかクラウディオ・ピサーロかっつの!
 なんていうか、遠征メンバーに漏れて、試合は自宅でテレビか自腹でスタンド観戦か、って飼い殺しサッカー選手っくらい眼中に無いんですね。
 マジへこむわぁ(;‐‐)
 始めから呼ぶつもりが無かったらしいですね。上記したどの理由も素っ飛ばして、想定外にダメージの多い答えが返ってきたことに、物凄く涙が溢れてきました。
 いやまぁ確かに、高校時代のメンバーでは中核には居なかった、影の薄い存在だったかもしれないですけどね。ぶっちゃけどうでも良い、その他大勢的なキャラクターな私ですから、ノーインパクトでフィニッシュしてしまったのかもしれないですけど。
 流石にこの扱いは……死人並み?(涙)
 でもまぁ、前述した通り疑問が全く出なかったことを考えると、私の存在感なんてそんな物なのかもしれません。確かに、世界で最も影響力の無い日本人を順位付けしたとしたら、かなり上位を狙えるんじゃないかってくらい空気な人間を自認してますからね。(自嘲)
 とにかく、予想外に心の傷を抉られた回答に、物凄いネガティブで卑屈な態度を取るしかなくなってしまった私。退路を絶たれました。気分はデフレ・スパイラルです。
 うーむ、昔はそれなりに仲良くしてたと思ってたんだけど、これは少なくとも友人とは思われていませんね。次に、もし会った時があるとして、どんな顔をすれば良いのか見当も付きません。
 なんか、書いてたら涙出てきたわ〜(‐△‐;)
 でも今回のことは、流石に私も寝耳ミミズだったんで。
 間違えた、寝耳に水だったんで、驚きは隠せません。
 ……どうしよう?←色々と

 う〜ん、うじゃうじゃ(困)



 ガンダムvsガンダムNEXT-Plus、やってます。
 う〜ん。
 ゴヘエさん
 間違えた
 五飛さん、強いですね。格闘モーションが一々ハデです。
 でも個人的には、ウィングゼロカスタム(長い)が気に入ったかも。使いにくいから。←理由
 なんか、ゼロカスタムの羽が、バーチャロンの魔女っ娘エンジェランを思い出すというか、そこが良い。格闘能力も申し分ないし。使い難いし。←理由
 どうでも良いけど、キャンセルダッシュって、チャージ攻撃とすこぶる相性が悪いですよね。DXを使ってて思いました。
 あと、説明書のGX紹介のページ、「ガンダム、売るよ!」を押し過ぎな気がしますよね。あの真面目な顔でそれって、悲しいものがありますよ。と、友人一同と首を傾げていました。個人的には、「俺、走るよ。何も考えずに走る!」が良いと思うのですが。
 あと、アレンビーのファイティング・スーツ姿はエロ過ぎだと思います。ダメですよ、ビアズリーさん。
 ってか、ドモンのアシストはレインじゃ駄目だったんですかね? 確かにミカムラさんはパイロット能力が低いけど、恋人なんだし、ライジング・ガンダムで良いじゃないですか。チボデーは哀愁しか残しませんよ。
 まぁそんなこんなで、楽しませて貰ってます。なんだかんだで多くの機体を使えるのはよろし。
 さ〜て、タマ投げまくるぞー!(ガンキャノンの岩投げをキャンセルダッシュで連発、的な意味で)



 トランスフォーマー・リベンジがレンタル開始しました。
 私はこの作品を劇場で見たんですが。
 面白すぎて。
 また見たいと思っていました。
 そして、同様にやたら楽しみにしていたコタスキくんが、やたら早く行動したのです。
 初日に借りてきて、彼の家で上映会ですよ。
 いやぁ、良いですね。
 前作もさんざか借りてきて上映会をしまくったんですが、今回はDVDを買おうかどうかで悩むほど、素晴らしい出来です。そのフリスビーは私のです(?)
 ナイス(´∀`)b
 どうでも良いけど、マイケル・ベイは好き勝手やりすぎですよね。
 まるで大学生活のようだ(爆)
 にしても、前作でやたら大活躍で格好良かったスター・スクリームが、見事に普段の小物キャラに戻りましたね。流石は知能評価4。
 まるで大学生活のようだ(爆)
 あと今回、前作の初期サイバトロンが目立たない目立たない。特に軍医のはずのラチェットが、なんかカメラの中にフレーム・インしか出てこないのは悲しすぎですよね。
 まるで大学生活(ば以下略)
 でもまぁ、あれは良い作品ですよ(´∀`)


Åなんかやるせないからこそネタにするコーナー
 上記1の、一番最初の私がポアされた話題について。余りにも悲しいことだったので、もはやネタにして笑うしかないよね、て感じでコーナー化です(笑泣)

・メンバーリスト付きのメールを見たイーノくんが、当事者の気持ちを想像して放った一言。
「あいつは置いてきた。ハッキリ言って、この闘いにはついていけない」(経済的な意味で)
 オレはギョウザかよ!煤i゜д゜)
 間違えた。
 オレはチャオズかよ!煤i゜д゜)
 さようならテンさん、どうか、死なないで(涙)

 21発の礼砲が一度、鳴らされたような気分です(´д`;)

今回の件を書いてる時に流れてきた、森口博子さんの「それでも、生きる」が物凄い哀愁を運んでくれました(´`;
う〜ん、うじゃうじゃ、としながら終わる(泣)
09.11.16
『最近のニュースのコーナー(特別編)』


 今回は、とても悲しいニュースを知る事になりましたので、その事を載せたいと思います。これは私自身がとてもショックを受けてしまったことであります。 古い情報ですので既にご存知の方は多いでしょうし、また興味が無いと思われる方はそれまででしょう。しかしこの悲劇を文字にして始めて、その事実を受け入 れられるかもしれないという身勝手な思いで文章を書かせていただくため、その様な恥をお許しください。

―「ロベルト・エンケ、自殺」―

 ドイツ・ブンデスリーガのハノーファー96に所属していたドイツ代表ゴールキーパーであるロベルト・エンケ選手が、特急列車に身を投げ、自ら命を絶ったという報道を目にし、その衝撃に身を震わせました。
 エンケ選手はドイツの中堅クラブ所属ながら、オリバー・カーン、イェンス・レーマン両選手の後を継いでドイツ代表のゴールマウスを守り、先日の南ア・ ワールドカップ欧州予選のグループ首位通過に貢献した、優秀なゴールキーパーでした。ゴールキーパー大国であるドイツで、若手のノイアー選手やアドラー選 手の成長を助ける為にも、ベテランと呼べる年齢に達していたエンケ選手の経験は重要であり、チームの最後の砦としての要職を任せうる実力を持った、正ゴー ルキーパー候補最右翼であった同選手の自殺は、大きな動揺を世にもたらしたと思います。来年に迫った大舞台で、彼の勇姿を見ることができないのは、本当に 残念であり、また悲しい事実であります。
 私自身は、彼のプレーする姿はほとんど見たことがありません。ドイツの、しかも中堅クラブのゴールキーパーである彼の試合と言うのは、民放での放送の機 会がありませんし、代表戦も平日の深夜が多いのでタイミングが悪かった、というのが理由でしょう。しかし情報自体は、雑誌やダイジェスト番組などで少しは 手に入るので、偉大なるゴーリー達の後釜として奮闘する彼の実力を推し量るには、充分だった様に思えます。それ故に、放送機会の多いワールドカップの舞台 を楽しみにしていたのは、むしろ視聴者の立場である我々ではなかったか、と。そういう気持ちの人も少なくないと感じています。
 32歳のエンケ選手が、なぜ死を選ぶという事態へと陥ってしまったのか。遠く離れた日本の、何の因果も無い他人の私には知る由もありませんが、入ってく る小さな情報の中には、推測するに足るものもあります。一番の原因は、スペインやトルコで出場機会を失った数年前から発症していたうつ病であり、一旦は開 放に向かった病が、3年前に当時2歳だった娘さんを心臓病で亡くしたことで再発してしまった、というものでしょうか。涙を流しながらそう語るエンケ選手の 奥さんの映像は、なんと痛々しいものなのだろう、と我々の心を締め付けました。体調を崩して離脱していた同選手の精神状態を慮ると、何も言葉は出てきませ ん。「モチベーションを失くしていた」、という奥さんの言葉が、プレーだけでなく人生に対する諦めであったとしたら、こんなに悲しいことが他にあるでしょ うか。
 現在、ハノーファー96というチームは、スター選手がいない地味な布陣ながらも、攻守に安定して約束事が徹底された、非常に安定したサッカーを披露して いたそうです。豊富な運動量と堅固な守備、そして手堅いカウンター。この中に、不動の守護神であり頼れるキャプテンでもあるエンケ選手が加われば、どんな に心強いだろう。全てのチーム関係者、サポーター、そしてドイツ・サッカーのファンは、そう思っていたに違いないでしょう。だからこそ、悲しみは何倍に も、膨れ上がるのです。この悲劇を機に、好調な勢いが削がれてしまうことは、エンケ選手も望まないでしょう。我々はそのこともまた、心配しているのです。 過去にも心臓発作でアントニオ・プエルタ選手を亡くしたセビージャ、そしてダニエル・ハルケ選手を失ったエスパニョールが、直後に失速して立ち直りに苦労 したという事例を目の当たりにしているのですから。クラブの関係者、そしてドイツサッカーに携わる全ての人々が、今回の悲報を一刻も早く乗り越え、エンケ 選手の遺志を継いで快進撃を見せてくれることを、そしてエンケ選手の遺族の方々が、その悲しみを癒し、強く前を向いてくれることを、願わずにはいられませ ん。
 最後に、サッカー選手と言う夢を与えてくれる職業の中で、その現役生活において素晴らしい活躍を我々に披露してくれた、最高のヒーロー、ロベルト・エンケ氏に、心よりご冥福をお祈りいたします。

 名も無き貴方の一ファンより、哀悼の意を込めて――
09.11.2
『モンコレして来ました in 店舗予選』



 はい、という訳で。10月の第二日曜日に、某所で開かれたモンコレの全国大会店舗予選に馳せ参じた我らがモンコレサークル、ケーニヒスブラウエン (仮)。と言っても、参加者は私と白銀だけでしたが。オガドンが駐屯地待機と台風被害待機のダブルパンチで外出禁止の憂き目に合い、某@さんも金欠を理由 に辞退。仕方ないとは言え、何だか寂しい初舞台でした。
 で、結果。
 4戦1勝3敗。
 悲惨ですね。
 某駅に隣接するデパート内の小さいカードショップで行われた大会は、どうやら付近の顔見知りが集まった会場らしく、とても保守的な雰囲気に満ちていまし た。予想済みとは言え、やはり騒がしく閉鎖的な空気では所在の無い我々。オタク共のオタク談義が飛び交う会場内で普通人の我らが居るのは、満員のセル ティック・パークのセルティックサポーターが陣取るゴール裏に、間違って入ってしまったレンジャーズサポーターのようなもの。オールドファームダービー前 ながら、テディ・ベアーズのレプリカユニを着てなかったから助かった、みたいな気分になりながら、受付時間の一時間前に来てしまった自分を少し嘆いてしま う始末。もう少し遅くても良かったね。
 んで、登録参加者は店員に満たなかったようで、店内関係者が参加して穴埋めというグダグダぶり。まぁモンコレプレイヤーが少ないのは想定内です。
 そんでまぁ、完全アウェーのテヘランに乗り込んだ日本代表みたいな気持ちのまま試合がスタート。完全に空気に呑まれながらも、何とかかんとかデッキをシャッフルしてダイスを転がした訳ですが……。
 簡単なマッチレポ4試合は下記に一言ずつ。

1戦目

 レプタイル系列の火属性デッキが相手。ディスチャージ・ボアやカリギュラ先生などの、基礎体力の高さと必殺系スペルは脅威でした。ただ、初戦で相手は事 故り気味、モンスターが引けないのかユニットの展開が遅かったため、五分五分の戦いができていたと自負しています。しかし後一歩、ここを抑えたら敵本陣に 攻め込む、って所で悪夢の同時攻撃。カリギュラ先生の強靭な肉体に押されて本陣陥落負けの悲劇。無愛想な敵プレイヤーは、しきりにニヤニヤと「同時の神様 が降りてきた〜」とハシャイでおりました。
 ここで勝てなかったのは不運。波に乗り切れずにそのままズルズルと敗戦を重ねていく、最悪のコースへと猛進してしまいました。
 どうでも良いけどこのプレイヤー、ホントに無愛想でやたらプライドが高い様子。後の対戦で違う人に負けたとき、「俺に勝ったんだから、他の人に負けたら 許しません」とかぶっこいていて、ちょっとアレな気分になりました。私が話しかけても苦笑だけだった相手だけに、敵を見下している空気がバリバリ。流石に 私も不機嫌になったとさ。
 隣の席で戦ってた人たちが、やたら和気藹々とやってたので、それがとても羨ましくなってしまった初戦でした。

2戦目

 一戦目敗北のため、優勝の可能性が9割がた消えた第二戦。まぁゆったりやるかと席についてみると、そこには小学生時代から馴染み深い顔がありましたとさ。
 白銀じゃんっ!?煤i゜д゜)
 なんか、「決勝で会おうぜ!」とか爽やかに言い合っていたのでとても気まずい雰囲気でした(爆)
 というわけで、初戦敗北者同士の一戦。せっかく大会に来たんだから他の人たちとやりたかったねぇ、なんて話をしながらシャッフル。デッキ解説はまぁ、あいつ、竜使いだから。いつものデッキです。
 そんでもってデックオーン。相変わらずデカイのがツラツラ出てくる白銀陣営。しかし対策はバッチリのマイデッキ。一進一退ながらも、ここだけ引きの良さ を発揮して相手を駆逐。攻守に安定感を発揮した我がユニット群ですが、一か八かで進軍した敵本陣で奇跡の同時攻撃。たまたま運が合致して私の勝利に終わり ました。思えばここで、全ての運を使い果たしてしまったような気が……。
 白銀の可哀想加減は、いざと言うときの勝負弱さだったのかも知れません。切り札投入だったセイクリバハムーは一枚だけなんで出てこないわ、スペル要員で 竜姫が消費されてくわ、大会を通じてハイパフォーマンスだった爆撃バハムーは対抗策が知られていたわ。ここは私に一日の長が、と言いたかったんですが、事 前の対戦成績(練習)は五分五分だったんで、純粋に運の勝利でした。
ちなみに余った時間で他デッキ勝負。マイナーチェンジした獣姦巨根デッキ(18禁)を使ってたら、隣の人がやたら驚いていました。レギュレーションが違うもんね(笑)

3戦目

 一勝一敗で臨んだこの試合、相手は初戦で白銀に勝った大会関係者の人でした。人数合わせで入ったんですね。
 なんかこの人、ずっと飯食ってたってか、パンをモソモソしながら試合へ。ちょっとアレな気分でした。デッキは昨年優勝者のデッキに、復活した七つの海の 王子を投入した物。水物です。基礎体力とアーマーン。やはり脅威なナーガとポイズン・トードのコンボ。無双された後に何とか止めることが出来たものの、か なり戦力を削られました。
 で、一番厄介だったのはリヴァイアサン。勘弁してよ、リヴァイアさん。デカすぎて対抗策が貧弱でした。しかしなんとか一体を仕留め、その後も頭脳プレー で敵を抑える抑える。本陣前に展開されて鼻血拭きそうになったけど、数ターンを持ち越して、本日の英雄ストーン・バジリスクが敵軍本陣前へ。あと、キュベ ちゃんが徒歩に脅威だと再認識して、勝てるぞ、って雰囲気になってきたところで。
 このターンを持ち越せば勝機を見出せたのに、攻めて来る相手は空気読めない。てか、凌ぐ為の手札でもありましたが、まさかの同時希望が叶えられた瞬間。相手さん大喜びで、おいどん敗北でごわす。水は同時に強いのよ。またも一歩で同時攻撃に泣きました。
 またしても同時攻撃で決着のついた瞬間。三連続で、勝ち目は一つ。ダメじゃん。でもまぁ、試合内容は悪くは無かった。と思う。
 あと、やっぱりステルス・スナイパーは脅威なんだな、て再認識。どうでも良いけど竜を狩る天使が所在無いです。

4戦目

 最終戦。上位に食い込むのが絶対に無理な状況なので、もはやヤケっぱちです。隣では白銀もデックオーン(泣)
 相手はガチ殴り型の水土デッキ。歌姫と王子で元気モリモリの正統派ですね。相手の人は、こういう殴り合いデッキを作ったのは始めてだとか。ただ、モンコレ歴は長いらしく、慣れた手つきで展開です。
 で、困った。勝てない相手ではないけれど、どうにも手札が揃わない。というか、殴り合いの名の通りドンドン前に出てくるので、揃わないユニットが端から消されていく不幸。
 もうこの対戦では、相手の特長とか、正直いって覚えてないっす。とにかく不運。引きの悪さが天下一品。主力が出てこない上に、最終ターンで攻められた時、私の手札には3枚の地形が。どないせいっつの。即時ユニットも貧弱なまま死です。泣くぞ。
 その後、時間が余ったのでセカンドデッキ戦をしませんかと言われて、こっちは歌姫型のガチ殴りを出す。しかし相手は闇型能力殺し。相性の悪さは言わずも がな。しかも、遊びでも引きは悪いのかよ、ってことでユニットが来ない来ない。新加入の美樹本騎士が少しだけ頑張ったけど、やはり何もできないまま死にま した。ってか今回も手札が地形事故だよ。5、6枚しか入ってないのにどんな出現率だ。泣いたぞ。

総評

 鼻血でそう。そんな感想。運も実力のうち、とはよく言いますが、とにかく運の悪かった私は実力も最低ランクですか?(哀)
 ちなみに今回のデッキは、モンコレ新章(Gレギュレーション)が始まった昨年夏以来、唯一のGレギュ対応デッキとして創ったものでした。ルビーちゃんが 主力ですが、一体だけの大事な子なので戦闘には出さないダメッぷり。火をメインにしつつも、他種族も他属性も多い中途半端ぶり。フェンリル先生が居るので 殴り合いようだけど、微妙な能力もちも多い、竜が結構いる、そんな中途半端なデッキです。弱くは無いけど強くも無い、でもそれなりに良くできていると思う よ、って感じ。使ってて嫌いではない。ただ一押しが無い。そんな感じ。
 さて、大会の感想ですが、会場内がアレだったのは冒頭の通り。中身の感想では、戦ったうち、二人が歌姫や王子など水・土の殴り合い系で、これがトレンド なのかな、とも思いました。初戦のレプタイルは珍しい形だけど、あの人の主力は炎の精霊王フレイム・タイラントだった模様。他の試合で見かけました。
 そして、一番の気がかりはレディ・アルストロメリア。あの人は強すぎる、って常々から感じてたけど、やはり前評判どおり。多くの人が投入しており、どん なデッキにも入るだけに、恐すぎる存在でした。まぁオレは入れてなかったけど。そういえばゲヘナ・フレアーの需要も高かった気がします、なにげに。
 あと、ボクは白銀に嘘をつきました。竜を狩る天使が誰のデッキにも入っていなかったのです。さんざか脅してきた身としては、少しだけ、肩身が狭かった。でもまぁ、そんなもんなのかもしれませんね。
 さて、今回の大会はとにかく運が無かった。その一言に付きます。正直、雰囲気に飲まれていたのは事実でした。悔しい上に余り実がない大会だった気がするけど、これは割り切るしかありませんね。
 ってか、10月は総じて運が無かった。受けてた会社の不合格通知が相次いで届き持ち駒が全滅、小説賞では白銀から正式に落選を伝えられ、大会成績は前述の通り。厄日や厄年ならぬ厄月でした(涙)
 鼻血でそう(;´д`)
 そんなこんなで、今年のモンコレ挑戦は終わりです。白銀ともども運のない我々ですが、また機会があったらモンコレでゴ〜。

終わり


Δ最近の感慨の一つ
 新コーナーです。また見切り発車です。とりあえず、ふと感慨を覚えた、そんな瞬間を書き出します。多分。まぁ、そんな感じ。次もあるかも。

 学校からの帰り道。時刻は20時に迫ろうかと言う宵闇の中。家までもう少しの橋の手前で、小さい坂を登っている時。
 耳にセットしたイヤホン、その先のMP3プレーヤーから流れる静かな旋律から、ポール・マッカートニーの優しい語り掛けるような英語が流れる。
 ふと、物悲しい気分になってしまったのは、その優しすぎる曲の囁きのせいだと思う。
 見上げた空に、南方に傾く11時の方向、右半分に覗いた月の横顔。
 金に近い銀の輝きを目に焼き付けながら。自分だけに流れるビートルズの「Good Night」。
 その美しい雰囲気に流されて、いつもの月が、やけに静謐に映ってしまった。

 そんな秋の夜長でした、とさ。
(注:ポエムではありません)


ちなみにこのMP3、オガドンの忘れ物を無断拝借です(爆)
恥を晒しつつ、終わり〜。
09.9.28
『選挙も近づいてきましたね』



 つう訳でまぁ、今回は小難しい話からスタートしようかと思います。
 でもまぁ、政治音痴な今どきの若者である私こと宮ちゃん♪なので、筋の通った政治批評とかではなく。ただ単に、考え付いたことを一言だけ、言おうかと。
 そんなわけで、最初にして唯一の政治考察は、地方分権に関してです。
 最近、やたらと騒がれてますよね。でもそれが何なのかって、概要や大雑把な論理はとにかく、細かいところは見えてこない訳で。何を指すのかは、この際、置いときましょう。
 ただ、私が思ったのが、選挙カーが往来する現在の国政選挙についての、簡単な感想なんです。
 選挙のための政治活動をする代議士、という揶揄を聞いたことはありますよね。
 それは、真実、日本社会で起こっている現象なのだと思います。そして、小選挙区制度の現在では、国政代議士は地域の代表と言う立場です。
 だからでしょう。地盤・鞄・看板とよばれる三つの「バン」が重要視され、実績のある世襲議員が蔓延ってしまうのは。つまり地域の代表である政治家は、その土地に利権をもたらす為に、国政へと派遣される、という現状なのです。
 これを変える方法の一つとして、地方への分権があるのではないでしょうか。
 簡単に言うと、中央に財源と権限があるから、そういう事態が起こってしまうのです。国家の中枢に全ての権力があって、地方への再分配と言う制度だから、 政権に近づける人に票を入れて、地域へと甘い汁を誘って欲しい。そんな心理があるから、国政選挙は、地域への利権を重視した人選になるし、候補者も地域へ の回帰を訴えねばならない状況になるのです。
 それって本来、地方自治体の役割ですよね。
 地域へのテコ入れを行う候補者を選び、地域の代表を決めるのって、地方議会や首長選挙であって、国政選挙は国の流れや意思決定を目的にされねばならないのではないでしょうか。
 各都道府県や自治体行政に財源も権限もなく、全てが国から下ろされる縦関係だから、その役割が機能しないのだと、私はそう考えたのであり、それは恐らくほとんどの人が感じている事でしょう。私より少しでも詳しい人たちなら、こんなことは常識なのかもしれませんね。
 ただ、そういう状況が今の姿だとしたら、多くの人が自治体選挙に後ろ向きなのも頷けるな、と思うんです。実際、私は地方政治に余り関心がありませんし、自分の住む自治体の情報よりも全国のニュースの方が気になります。
 それってやっぱり、地方が国の下請け機関になってて、実権が何もないからですよね。
 一方のアメリカなんかは、ユナイテッド・ステイツと言うだけあって、国家その物の役割が小さいですよね。各州ごとに政策が違って、だから地域への参政権 が重要視される。それがいいかどうかはとにかく、分権の最たるモデルがこれなんだろうな、と。だから連邦議員も、政党に縛られない自由な態度で、自分の信 条に基づいた政治参加ができるのではないかと考えるし、無いとは言わないまでも地域への干渉は最小限なんじゃないかと想像します。あくまで想像です、専門 家じゃないんで。
 まぁそういう訳で、今回の総選挙とは直接の関係はありませんが、私は地方分権の目安を、「地域政策を声高に訴える国政候補者」が少なくなった時だと、そ う感じました。その為には地方政党の成熟なんかも関係あるし、候補者が肩身狭そうに何かを言っている、と感じたら実現は遠いんだろう、と思えば良いんでは ないかと。自由に何でも言えてたら、ああ、権限の委譲が進んでるんだな、て事です。
 何て偉そうな考察を垂れましたが、これは素人考えの若造の意見。しかも別に深く考え込まれたことではないので、専門家の間では常識、或いはかなり的外れな議論だろう、というのも覚悟してます。
 ただ、こういう風に感じたんだよ、てことを言っておきたかっただけで。
 興味のなかった人は、ごみんなさいm(__)m

 う〜ん、うじゃうじゃ(笑)

◆その他、なんか言っときたいこと



 21世紀枠の機動戦士ガンダムシリーズ、ガンダム・オニ(ガンダムOO)に続く新作として、ガンダム・ユニコーンが放映されるらしいですね。
 正直、あんまり興味のないシリーズです。
 時は宇宙世紀0093〜0103の中間辺り、0096年くらいが物語りらしいですね。逆シャアから閃ハサの中盤で、ネオ・ジオンの残党狩りがストーリーの中核とか。つまりネオ・ジオン紛争版のスターダスト・メモリーみたいな感じでしょうか。想像ですが。
 んで、これは月刊ガンダム・エースにて連載されてた(されてる?)小説が基なのは周知の通り。かの実力は作家・福井晴敏氏の執筆による大型企画で、キャラデザ&挿絵に安彦良和氏、メカデザにカトキハジメ氏という豪華キャスト。変態です。変人ばかりです。
 まぁ、そんな素晴らしい作品(単行本も出てるしキット化までされてるんで素晴らしいんでしょう)が、アニメとして映像化されて、しかも毎週の放送枠まで 与えられる。小説派生としては物凄いことで、小説家志望(方向性が違うけど)の私としては、喜ばしいことなのかもしれませんが。
 私はこの作品を知りません。残念ながら、興味が無かったんです。それだけです。んで、小説である分には別に構わなかったのですが……映像化、と聞いて、私は何故か残念に思ったのを憶えています。
 ここで更に言っておくと、私は福井さんの小説を読んだことがありません。映画としての亡国のイージスは見ましたし、広之ちゃんやキイっちゃん、浩一や寺 尾さんの渋い演技に魅せられました。ってか、劇場で見たほど楽しませてもらいましたが。ハープーンGOしてチャフ間に合わなくて5インチ砲で迎撃してもう 一個にドカンされるシーンとか大好きですが。でも小説として読んだことは無くて、その他の作品も知りません。ってか映画もこれだけだよ。
 そんな訳で、未知数の作家に意見を言うのは、素人とは言え作家志望ごときがやって良い事ではありませんが。先輩には敬意を払いましょう。
 ただまぁ、第三者として好きなことを言わせて貰うとするならば、ってことで。
 私は、月の始め辺りにNHKBS2で深夜にやってたガンダム企画を少しだけ見てたんですがね。その中に、ユニコーン放送前のインタビューみたいなのやってて、そこで始めて断片的にもこの作品を知ることになりました。
 んで個人的に、ミネバちゃんがヒロインってのに、ガックリ来ました。
 それは確かに、お富野さんやZZスタッフの張った伏線であり、彼女の存在が気になり、また表現したいと思うのはガンダムをちょっと知ってる人なら当然の感情なのですが。私も、何も知らなければ素直に受け入れられたんですけどね。
 とてもマイナーなマンガがあります。過去に某雑誌に載り、単行本として刊行された、「機動戦士Vガンダム外伝」です。かの大先生である長谷川裕一さんが 書いた、ガンダムの極めて同人に近いアウトサイド作品です。その単行本の後半に、ミネバちゃんの行方に関する作品が載ってるのです。
 先にも言いました通り、これは極めて同人に近い二次創作であり、彼の的外れな妄想作品なのかもしれません。そもそも、イデオンが出てきてシャアとアムロが共闘して、ジュドーが世界を救うなんて、どう考えても正史ではありません。
 でも、私はこの作品が大好きです。辻褄が合わないところは簡単に吹き飛ばす強引さとか、話として見ると酷い出来ですが、ストーリーとしての説得力とスピード感は長谷川先生だなぁ、って感じで、凄く気に入ってます。
 つまり私の中では、ミネバ・ザビはその存在を秘匿され、ミネバ・アーシタとして木星圏で幸せに暮らしているのです。
 それが、ユニコーンと言う作品により覆されはしたのですが、小説である分には同じアウトサイダーとして同列であったがために、どちらを信じるかは個人の自由でした。そして私は、この90年代前半に発表された怪しいマンガを序列の一番に据えていたのです。
 しかし、ユニコーンのアニメ化により、これは完全に同人作品の妄想、と墜ちてしまったのです。
 私にはそれが残念で仕方なかったのです。このシコリにより、ユニコーンを正面から見据えることが出来ないだろうな、という感覚です。
 ただこの思いが救われる事があるとしたら、それは福井さん本人に口にして欲しかった一言です。
「ボクはガンダムファンなんです」
 と、言って欲しかったのです。先のインタビューで、彼がこう言っていれば、私は何の先入観も無くアニメを見れたのでしょう。
 何故なら、そのインタビュー番組を見る分には、作家としての力量や作品への飽くなき欲求などの素晴らしい部分は垣間見えましたが、私にはかの作品が、ガンダム好きだから描かれたもの、に思えたからです。
 これは侮辱です。
 同時に福井さんがこの言葉を放った時は、それは最大の屈辱であろう、とも理解しています。
 つまり、自分の作品を、「好きこそ物の二次創作」で片付けろ、と言っていることなのです。
 だからこそ彼はそれを言わなかったのだろうし、私はそれを言って欲しかったのだろう、と思います。しかし、本当に失礼な話ですが、私は番組を見るに当た り、彼が普通のガンダムファンであることを感じてしまったのですから。プロ作家としての技術と名声を備えていますが、その実は、ネット内でガンダムの二次 創作小説を書いている人たちと変わらないんだろうな、と。これは彼のプライドを傷付ける物言いですが、私の純粋な意見でもあります。
 まぁつまり、私はユニコーンを斜に構えて視る事ができないから、あんまり気乗りしないんだよ、と。そう言う為だけにやたら長い行を使ってしまいましたね。
 ただまぁそれだけじゃなくて、本屋でユニコーンの単行本を見た時に、「なんだこのシャアのパチモンみたいなのは〜」とか言いながら友達と笑ってたら、ホ ントにシャアのパチモンだったり、カトキ・ガンダムはカッコ良過ぎるという私が抱く永劫の問題を、今さら再確認させられる作品である、というアレな(しか も個人的な)課題が私を苦しめたりしてるんですが。
 まぁそんな訳で、私はユニコーンの放送決定を、複雑な思いで過ごしていますよ、と。
 それだけを言う為に(以下略)

 うじゃうじゃ(←お茶を濁そうとしている



 モンコレのスタートアップ・デックの二種類が発売されていますね。白銀に頼んで、両方とも買ってもらいましたが。
 この構築済みデッキ、情報を見た瞬間に、私はこう叫んでいたのです。
「なじって☆リリス様〜!」
 リリス様の復活です。しかも能力もステータスも名前もイラストも、全てが心機一転、やたら強力になって帰ってきました。あのイラストのリリス様には是非とも踏みつけでなじって貰いたい。そんな感じ。
 んで、やたらアンデットとデーモンが充実して、今まで冷遇されてきた魔スペルがかなり充実。個人的にはサキュバスちゃんの絵が2の頃に戻ったのが嬉しい。末弥さんは素晴らしい絵描きさんだけど、サキュバスは幻超二さんですよね……。
 それで、モーラの復活とかリリムの変化とかアルプの登場とか、驚くことは沢山あったんですが。
 正直言って期待してなかったもう一つの構築済みデッキ、バードマンの方を覗いてみて驚愕。
「ろ、ロリエロが! ロリエロが〜!」
 魔法生物にロリでエロで裸体が存在したのです。
 でも、最も驚いたのはそこではありません。
 なんとあの三種の神器の一つ、滅びの粉塵が!
 滅びの粉塵が!
 やたらエロイ絵になっている!
 ……これはホント、ダメだろう。
 ってくらいにエロくて、私はもう満足です(´∀`)
 うえへうえへ。
 うえっへっへぇ〜。
 そんな感じ。
 まぁ正直、このデッキのカード、バランス崩れすぎな気もしますが。英雄点とかチェーンとか、そんな大人だから地球だって平気で壊せるような新ルールが追加されてるもんで、多少の混乱もありですが。
 あとダイス(サイコロ、って知ってるか;)の四隅が切ってあって転がり易くなってました。頭がいい大人です。とても賢い人種が居ると感じました。
 まぁとにかく。なにはともあれ、このスタートアップ・デックはこの一言で集約できるのです。

「なじって☆リリス様〜!」


Ю「最近気になるアレ☆」のコーナー!
 出ました! またまた後先考えずに発足させた新コーナー! なんだかタイトルもやる気なさげなこのコーナー、今回は何が気になるというのかー! 要チェキですよ?←疑問系

要件:「4周年記念企画に一言」

 こないだの5月15日、サイト開設4周年を記念して、白銀と私で質問を出し合ったんですがね。お互いに答えに答えて計30問。その中に、「サイト内小説 で気に入らないキャラクターは?」という質問を出したんですが、私の答えたキャラクターに驚きの白銀。その時、シャドだかシャイだかが、こう言いました。
「自分の作品のキャラには愛着があるんだろうね」
 スト―――――――――――――ップ!
 残念だがそれは違うぜ、丸いの。
 私の気に入らないキャラクター第二位を特別に教えてくれよう!

7、掲載作品の中で最も気に入らないキャラクター(次点)
A:「魔族戦記」の主人公、渡 聖。
8、その理由
A:モテ過ぎ。←ひがみ

 このように、コピー&ペーストできてしまう程、俺はモテてる男が嫌いなんだぜ!
 素粒子レベルで見ても小さい程の器量ですね。
 うじゃうじゃ。


そんなこんなで、終わります。
ああ……なじって☆リリスさま〜!
09.5.15
『サイト開設4周年に寄せて』



 「ライト・イデア」が開設4周年を迎えたようですね。
 めでたい。
 でも、4って縁起悪い数字なんだよなぁ……。
 まぁ、めでたい。てことで。
 いやはや、にしてももう四年目ですか。早いもんですね。こんな実感も無いから、就活に出遅れて今さら慌てふためく事になるんでしょうか。
 まぁそれは兎に角。
 懐かしいですね。白銀はこのサイトの前は、「XM−X」っていう、クロスボーン・ガンダムの型式番号を冠したガンダムサイトを開いていて、当時はハンドルもキンケドゥ・今さんでした。そして私は金欠ぅ・ナウ(現在進行形)、ってそんなシャレは置いといて。
 白銀が小説を始めて書いたのは中学三年の時、偶然に見つけたガンダムサイトで「オリジナル小説募集」の文字を見つけた時でしたよね。←問いかけ
 あの時の小説は酷かった。一文改行、全て「た」止まり。文章と言うよりも、短文の箇条書きの様な有様。それを考えると、白銀は本当に進歩したなぁ、と親の如き感慨感に浸るのは私だけでしょうか。
 まぁ、便乗してガンダム小説から始めた私が言えることではないのかもしれませんが。オレも若かった……(懐)
 それから幾つかのガンダム小説を書く中で、白銀は自分の書いた作品(CG含む)を掲載するオリジナルの場を設けることを思い立ち、先述のXM−Xを開く ことを思いつく訳ですが。ホームページを作って載せても、当初はそれは趣味の一環でしかなかったのだろうと思います。ちなみにその時のホムペにも、投稿一 番乗りとして載ったのは私の小説でした(自慢)
 ただ、小説家になる、という夢を抱いていたのは私の方が先だったわけで。高校の時にようやく、オリジナルの長編小説のネタが具体化した私は、それを書き始めて、最初の部分を白銀に渡してみたのです。
 その時です。白銀が私に、徐に「プロローグ」と名付けられた5キロバイト前後のテキストファイルを渡してきたのは。彼は続けて、「オレもオリジナルで書いてみた。感想くれ」と申し出てきたのです。たしか。多分。そうだったと思うけどなぁ……(うろ覚え)
 私は家に帰ってファイルを開いて――そして驚嘆したのです。荒削りで稚拙極まりない文体、しかし全体の構成と計算されつくした、伏線と設定。この短い文章の中で、よくもまぁこれだけのセンスを詰め込めるものだ、というのがその時の気持ちでした。
 次に彼に会った時、私はその驚きの旨を明かし、こう問うたのです。「これは投稿しないのか?」、と。
 少しだけ眉を顰めた白銀でしたが、渋っている、という感じではありませんでした。満更でもない表情には、当時から自分の設定力には絶対の自信を持っていたのだろう、と思い返されます。
 私は、自分だけが作品投稿する寂しさを抱えていたので、白銀を必死に口説き落としました。ただし、勝算もなく誘ったわけではありません。ちょっと色は付 けたかも知れませんが、白銀の作品なら充分に将来性を見越せる、という確信にも似た思いがあった訳です。最終的に彼はこれを快諾し、我々は二人とも、物書 きを目指すこととなったのです。
 その後、初投稿を済ませた際には、ある方にとてもお世話になってしまいまして……当時のことは本当に感謝しておりますし、また非常にご迷惑をおかけして しまった、という思いもあります。匿名にしても意味はないかもそれませんがあの時は本当にありがとうございました、とこの場を借りて御礼を申し上げます。
 まぁその投稿した最初の小説が、私の「魔族戦記!」と白銀の「ライト・ブリンガー」だった訳ですが。
 ほんでまぁ、残念ながら二人して初投稿は落選してしまったわけで。その時には白銀は、私以上に熱を入れて小説を書いていました。燃え尽き症候群気味の私 を置いてドンドンと作品を書き上げていく彼の姿は、なんだか少し生き生きしていた感じでしたが。そして、落選した作品の公開に向け、新サイトの立ち上げへ と向かうのです。
 そして出来た本ホムペ。あれからもう4年、早いものですね。ってこれはさっき言ったか。
 とにかく、文章力を鍛え始めてから7年余りの歳月が過ぎたのですね。それなりの実力は付いたと思いますが、残念ながら目標であるプロ作家には、二人とも 到達できていません。私は遅筆、白銀は書き過ぎて反省と推敲の時間が無い。それがステップアップを妨げている印象です。足して2で割ったら丁度いいんです が、そうは行かないわけで。
 何はともあれ、これでサイト開設も5年目。私は何もやってませんが、白銀にはこれからも、変わらずマイペースに変な勢いで、頑張って欲しいなぁ、と思うわけで。労うと共に声援を、というとても偉そうなエンディングでこの話題を締め括りたいと思います。

 これを言う為だけに、長い話をしちゃったなぁ……(‐_‐;)
 う〜ん、うじゃうじゃ。


◇近況報告ってか、最近の感想

@モンコレの話

 モンコレ・サークルを立ち上げたと意気軒昂していたのが前回の話。
 今回は、未だに決まっていないサークル名を決めたいと思っています。ってもほとんど集まれてないので、ここで候補を少し。
 メンバーの二人に伝えたのが、第一候補の「ケーニッヒスブラウエン」。ドイツ語です。意味は「王者の青」。英語で言うところのロイヤルブルー。理由は、 メンバー全員が青色が好きだから。もしかしたら青好きじゃなきゃ入れないサークルになるかも。私の好きなドイツのサッカークラブ「シャルケ04」の愛称で もありますが、このシャルケが「万年2位」の名門クラブ。サークルの将来を暗示してますね(笑)
 二つ目は、プロジェクト名でもある「インビンシブル・アーマーダ」。要は「無敵艦隊」。でも結構、簡単に負けます。なんか丁度良い感じがしてきた。泣くぞ。
 三つ目は、オガドンが提案した「バルチック艦隊」。いやロシアじゃん、ってツッコミました。別にバルト海は関係ないし。
 今のところはこの三つ。でも他にもあれば、そっちに流れます。サークルの目標は、今年の全国大会に出ることなので、店舗予選が開催される6〜8月(曖昧)までには決めたいところですね。

Aガンガン・ネクストについて

 ガンガンNが稼動してから2ヶ月くらい。
 うんまぁ。
 ネクストダッシュって、慣れないね。ってかそのせいでCPUがやたら強いんですが。少し機体の多いステージだと時間が厳しいし、格闘の仕掛けタイミングがシビアになるし。
 確かに面白くはあるけど、前作ほどの興奮はありません。でもやるけど。
 まぁ、そんな感じ。うじゃうじゃ。

Bワールド・クラブ・チャンピオン・フットボールについて

 WCCFを始めました、昨年末くらいから。
 サッカー選手をカード化して操る、アーケードのゲームです。
 高いです、全てのコストが。あらゆる面で。
 サッカー好きが好きな選手を監督として操るっていうのは素敵だし楽しいのですが。
 なんか、不安定すぎ。
 ってか、苦労して1部昇格したのに、2シーズンで2部落ちした時の悲しさ。
 涙がちょちょ切れます。
 ってかレアカードの出現率が低すぎる!←八つ当たり
 完全なグチで終わり、誠に恐悦至極、恐縮の限りです(涙)


そんなこんなで終わり〜
09.3.26
『苦節半年……ようやくモンコレ・サークルが発足しましたよ☆』




 モンコレのアニバーサリー・カード・セット第二弾、「千年皇国の栄光」が発売されてから早一ヶ月。白銀に頼んで3箱ほど購入し、さっそく中を拝見させてもらいました。
 ……これは!
 ……すごい!
 …………なん、とぉー!(シーブック風)
 スッゴイ、女の子の露出度が高いんです。
 う〜ん、エロい(´∀`)
 私はそれだけで満足です(オイ
 んで今回のセット、見た感じでは、なんか癖のあるカードが揃ってます。極稀もそうですが、復活カードや新規カード、揃いも揃って単純には扱いにくい。分 かる人には分かりますが、「黒い翼の天使、髑髏の魔術師、炎の魔神スルト」と聞けばピンと来るはず。どれもこれも、強いけど扱いに困る、そういうタイプで す。まぁドライアドやブリュンヒルドが復活したのは嬉しいですが、なんでセルキーちゃんと鎮魂隊が居ないのか。不満です。あと髑髏の騎士は……勘弁してく れ(汗)←一枚も出なかった
 白銀が髑髏の騎士を一枚、手に入れましたが、奴のデッキに入るタイプではありません。それに騎士専用ユニットとも呼べるパリゼットは一枚、無理言って譲ってもらいました。だってロリロリだったんだもの。
 まぁそんなこんなで、今回のカードセットは中々に楽しい内容に。中でも今回の一番のお気に入りは、「マグネティック・エンプレス」。町を潰す巨大なロ リっ娘というあまりにもシュールな光景がもう大好き! 私はあの娘に夢中です。ムチューなのです。そんな感じ。うじゃうじゃ。



 そいで、↑とちょっと関連するんですが、ようやくモンコレサークルが立ち上がりました。
 3月20日、春分の日です。記念すべきモンコレサークル、「プロジェクト無敵艦隊」のスタートは、発案から半年以上をかけて、ようやく参加者が集まると いうグダグダぶり。オガドンと白銀が私の家にやって来て、モンコレのカードを漁りながら全員でデッキ作りを思案しているという面白い状況。ずっとカード 弄ってましたが、その後で我々は牛角に向かいました。ええ、焼肉の牛角です。
 理由は簡単、今から一年ほど前、我々はオガドンに焼肉を奢ってもらう事を約束したからです。その約束がようやく果たされたのです。で、私と白銀はオガド ンの財布のことを全く考慮せずに食いまくり、お会計を全て彼に押し付けるという極悪非道ぶりを発揮しつつも、会話に花を咲かせたわけですよ。その時の乾杯 の音頭が、「モンコレサークル設立ばんざーい」みたいな感じだったのです。←うろ覚え
 まぁ、酒は飲まなかったんですが。だって俺、運転手だし。白銀は「酒を一滴も飲めない俺にはこの状況は酷だ、残酷すぎる」なんて、孤独のグルメごっこを していなかったとか。それに気を使ってくれたオガドドンパも飲みませんでした。でもテンションは高かったね。思い出話や小説の裏話で大盛り上がり、オガド ンと白銀も完膚なきまでに打ち解けて、様々な話題で笑い合っていたわけですが。私は注文の時にサニーレタスを「さ、さん、サンチュ」と言わなかったことで オガドンに怒られるという屈辱を受けましたが。あと「それにしてもご飯が遅いなぁ、焼肉といったら白い飯だろうが」と言おうと思ってたら、肉よりご飯が先 に来てしまうアクシデントには面食らいました。
 まぁ、焼肉の最後にデザートで、オガドンが頼んだタイヤキが、実は鞄の中にも買っておいたタイヤキとダブってしまったという衝撃のカミングアウトもあり ましたが、我々は牛角を後にしたのです。その時の三人のテンションはとても高く、うぉ〜ん、俺達はまるで人間火力発電所のようだー、ったのです。
 そのお陰でオガドンは終電を乗り過ごし、始発で松本に帰る羽目になりましたが、そんな事は気にしないのです。オガドンの自宅近くに着いた我らですが、何 となく別れ難く、車の中でひたすら喋り、笑い、友情を育んだのです。いい思い出です。完全に心を開いた三人は何でも話し合いましたが、だからって車の中で 一時間半はアホでした。
 まぁその後も、白銀と二人で話をしたりと楽しい一日でしたが、帰りが3時過ぎになったのはちょっと、運転中の集中力が切れそうで危なかったです。目を瞑ってたら死んでました。あと他の車があったら死んでました。生きてるって不思議。
 まぁそんなこんなで、色々とあった訳ですよ。またオガドンに焼肉を奢ってもらおうと画策する、図々しい私なのでした。うじゃうじゃ。



 この間
 絶対に負けないはずの剃刀に
 敗北しました

 ……涙(;´д`)


○ユーロ企画第四弾!
 やたら久しぶりで、覚えてる人いないんじゃないのかな!? のユーロ企画!
 なんかメンドイし、正直、記憶がアレなんで、今回を最後にしようと思います! っつう訳で、今回は私が最も印象に残ったチーム、オランダ代表をピックアップだぜ。

 さて、このオレンジ軍団。世界レベルで強豪にも関わらず、ユーロ08ではフランス、イタリアと同居する死のグループに入って、戦前ではグループ敗退濃厚 とか言われてたんですが。蓋を開ければグループ最高の攻撃サッカーを披露し、三戦全勝でベスト8へ駒を進める快進撃。88年以来の優勝も視野に入れられる 戦いぶりは、多くのオランダ・ファンに夢を見せたわけですが。このチームはグループCだけあって、民放の地上波で放送されたので、伊・仏戦を観戦させても らいました。イタリア戦は録画失敗して前半だけだったけど。
 いやはや、凄かったね。オランダのスタメンはタレントずくしで、欧州トップリーグの主力がズラリ。特に攻撃陣は、1トップのファン・ニステルローイを始 め、二列目にスナイデル、ラファデルファールト、ディルク・カイトと豪華な顔ぶれ。しかも控えにはファン・ペルシーとロッベン。いや控えかよってメンバー だよね。
 私はカイトが大好きなのでオランダを応援してましたが、この選手は素晴らしい。労を惜しまない動きで、右サイドをサイドバック以上に上下動、守備をして たかと思ったらゴール前でオープンスペースに飛び込み、ボールを持てば質の高いクロス。ホントに本職がフォワードなのかってくらいの動きぶり。オランダ伝 統のトータルフットボールを一人で体現してます。そんなカイトが初戦の対イタリアで大活躍。一時はニステルとフンテラルの控えと言われていた選手とは思え ない働きで、チームに勢いをもたらしました。もうカイト大好き!
 そんなオランダ代表の中で、今大会、一際大きな存在感を放った選手がいます。彼の名はハリド・ブラールズ。チェルシーで居場所を失くし、レンタル先のセ ビージャでも控えの域を出なかったこのディフェンダーが、このユーロという大会に召集されたことは、私には少し驚きでした。所属クラブで出場機会が無いに もかかわらず、国際大会の舞台で実力を発揮できるのだろうか、と疑いの眼差しを向けていたのです。しかし彼は、私が思っている以上に素晴らしいパフォーマ ンスでオランダの右サイドを完全防御、イタリアのディ・ナターレを完全に封じ込め、フランスやルーマニアの一流アタッカーにも、サイドの主導権を握らせま せんでした。先述のカイトとも息の合ったコンビプレーでタッチライン際を制圧するその姿、鬼気迫る激しいディフェンスに、私は画面越しに気圧された思い で、彼のプレーを見ていたのです。
 その時のナレーションで知ったのですが、ブラールズは大会前、幼い娘さんを亡くしてしまっていたのです。代表のキャンプ中に、2歳の愛娘が病気で逝去し てしまったことを聞いたブラールズ。彼の心中に去来した思いを、私は推察するしか出来ませんが、それはどれほど大きな悲しみでしょうか。彼の気迫溢れるプ レーは、死んだ娘に捧げる、全力の手向けだったのかもしれません。若いヨニー・ハイティンハを押し退けてスタメンを勝ち取り、ユーロ2008ベスト8へと チームを導いたハリド・ブラールーズ。彼の悲しい記憶は、その献身的でひたむきなサッカーは、私に大きな感動を与えてくれたのです。
 さて、そんなオランダも準々決勝でロシアに敗退。監督もファン・バステンからファン・マルバイクへと変わりました。その過程でニステルとエドデルサール が引退、この国は世代交代が進んでいます。果たしてオランダは、念願のジュール・リメ杯(ワールドカップ・トロフィー)を掲げることが出来るのか。その答 えは2010年、栄光の戴冠を遂げるチームが世界のどの国になるのか、今から楽しみにしていましょう。


うじゃうじゃ、は竹本泉のパクリ(爆)
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